トビタケの発生を確認できた。たっぷりと森林浴を楽しむことができた。
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満足じゃ。
「お代官様!」
「なんだ?越後屋。」
「まさか、このままお帰りになられるのでは?」
「そのつもりだが。どうかしたのか?」
「その、これではお代官様に不似合いかと存じまする。」
「どこが不似合いなのじゃ。」
「申し上げにくいのですが、お代官様は欲タガリにございます。それなのに、手ぶらでご帰宅とは、あまりにも・・・。」
「欲タガリか。なるほど。よくぞ申した!確かに、わしは欲タガリじゃ。忘れておったわ。わしに対して、このような口をきける者は、主以外にはおらぬわ。さすがじゃ!して、いかがいたす?」
「それでしたら、ゴニョゴニョゴニョ。」
「なるほど。さすがに、ぬかりないのう。早速、戴いて帰ろうか。」
越後屋の観察によると、この辺り一帯には、H川に劣らずアオミズ、アカミズの群落が広がっている。その中から、少しだけ貰っても自然破壊にならないとのこと。
家には、まだ前回のミズのおひたしが残っているんです。だから、舌切り雀の婆様になってはいけない。あくまでも、爺様です。小さい葛籠(つづら)に、ほどほどにね。ほんの少しだけ戴いて帰ることにしました。
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新しいミズと入れ替えて古いミズを調理します
・ゴマ油、醤油、鶏ガラスープの素、顆粒だし、塩と白ごまを和えて合流!
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今シーズンの料理で人気の高かったミズのナムルのできあがりです。
もちろん、家族の評判も上々でした。
「でかしたぞ、越後屋。これで、キノコ採りに加えて、新しいミズのおひたしとミズコブ料理にナムルと、楽しみが何倍にも膨らんだわ。」
「滅相もございませぬ。お代官様のお気持ちを声にしただけのことでございます。」
「これからもよろしく頼むぞ。はっはっはっ・・・」
代官マタギと越後屋マタギは、これからも欲を満たすべく山菜、そして、キノコ採りに励むのだろう。
めでたしめでたし。・・・でいいのかな?
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ノコンギク(?)も美しい
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夜明けの森の清々しさ
満足じゃ。
「お代官様!」
「なんだ?越後屋。」
「まさか、このままお帰りになられるのでは?」
「そのつもりだが。どうかしたのか?」
「その、これではお代官様に不似合いかと存じまする。」
「どこが不似合いなのじゃ。」
「申し上げにくいのですが、お代官様は欲タガリにございます。それなのに、手ぶらでご帰宅とは、あまりにも・・・。」
「欲タガリか。なるほど。よくぞ申した!確かに、わしは欲タガリじゃ。忘れておったわ。わしに対して、このような口をきける者は、主以外にはおらぬわ。さすがじゃ!して、いかがいたす?」
「それでしたら、ゴニョゴニョゴニョ。」
「なるほど。さすがに、ぬかりないのう。早速、戴いて帰ろうか。」
越後屋の観察によると、この辺り一帯には、H川に劣らずアオミズ、アカミズの群落が広がっている。その中から、少しだけ貰っても自然破壊にならないとのこと。
家には、まだ前回のミズのおひたしが残っているんです。だから、舌切り雀の婆様になってはいけない。あくまでも、爺様です。小さい葛籠(つづら)に、ほどほどにね。ほんの少しだけ戴いて帰ることにしました。
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本日の収穫物
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新しいミズと入れ替えて古いミズを調理します
・ゴマ油、醤油、鶏ガラスープの素、顆粒だし、塩と白ごまを和えて合流!
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今シーズンの料理で人気の高かったミズのナムルのできあがりです。
もちろん、家族の評判も上々でした。
「でかしたぞ、越後屋。これで、キノコ採りに加えて、新しいミズのおひたしとミズコブ料理にナムルと、楽しみが何倍にも膨らんだわ。」
「滅相もございませぬ。お代官様のお気持ちを声にしただけのことでございます。」
「これからもよろしく頼むぞ。はっはっはっ・・・」
代官マタギと越後屋マタギは、これからも欲を満たすべく山菜、そして、キノコ採りに励むのだろう。
めでたしめでたし。・・・でいいのかな?