山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

食べてはタケノコ

2022年05月30日 | 山菜料理

 今回も大満足で終えることが出来た山菜採り。

 収穫物は、

       ウドと

       なんだか分かる?

 これは、シオデ。『山菜の女王』とか、『山のアスパラ』とか言われる美味しい山菜です。でも、いつも発生する斜面が、ほぼほぼ崩れて無くなってしまったので、見つけたのは2本だけでした。これは、普通に茹でて、

       おひたしになってもらいました

 初物の試食レベルです。

 さて、それならば本日の食卓の主役は、やっぱりウドですか?いえいえ、残念ながら主役は、違います。この方なんですよ。

       誰もが喜ぶネマガリタケ!

 本日は、本命ポイントである奥の採り場や、枝沢の採り場に辿り着く前に帰ってきてしまったんだけど、同行した2人とも、「このぐらい採ってるんだから、今日は無理しないでいいんじゃない?」という心理が働いたんだと思う。

 確かに、このぐらいあれば、また、暫くタケノコ料理を楽しめますワイ。

 しかも、どう調理したって美味しいんだから、本当にありがたい。

 ということで、本日のディナーの中心を占めるのは、タケノコさんでしょうな。念のため、メインディッシュではありません。こちらは、妻が作りました。

 マタギが担当するのは、≪タケノコご飯≫

 直近で紹介しているのですが、細かい部分が分かりやすくなればと思って、ちょっと丁寧に説明していきます。

 ・米4合をといで水にさらしておき、1時間以上経過して水を吸ったら炊飯器に移します

 ・米4合に対して、以前は酒と醤油大さじ4だったんですけど、最近は、醤油を若干減らして50ml(大さじ3+小さじ1)を加えています

 ・顆粒出汁を小さじ1程加えてから水を足します

 ※炊飯器の『4合』のラインまで

 ・今回は油揚げ3枚を油抜きして短冊に、ニンジン1/2本を千切りに、タケノコを細切れにして300gと鶏もも肉260gを準備しました

       こんな感じ

 ・これを炊飯器にドバッと入れます

       6合ラインまで行っちゃうけど問題なし

 ・スイッチオン!

 台所中に美味しい香りが溢れてきます。

       さあ、召し上がれ!

 今回は、焼きタケノコではなく『茹で』タケノコを添えてみました。皮剥きはセルフサービスです(早くに皮を剥いてしまうと、タケノコのエキスと旨みが逃げてしまうから)。

 主役は、文句なくタケノコです。申し訳ないんだけど、画像の片隅にウドの刺身が写っています。これはこれで美味しいんだけど、やっぱりタケノコには敵いません。

 ま、ウドは、『採り場での主役』タケノコは、『食卓での主役』ってことで、お互いに納得しておくれ。

 マタギにとっては、どちらも大切な山の幸なのだよ。

 ということで、本日も山の恵みをたっぷりと楽しませていただきました。

 山の神様、ありがとうございました。