今回も大満足で終えることが出来た山菜採り。
収穫物は、
ウドと
なんだか分かる?
これは、シオデ。『山菜の女王』とか、『山のアスパラ』とか言われる美味しい山菜です。でも、いつも発生する斜面が、ほぼほぼ崩れて無くなってしまったので、見つけたのは2本だけでした。これは、普通に茹でて、
おひたしになってもらいました
初物の試食レベルです。
さて、それならば本日の食卓の主役は、やっぱりウドですか?いえいえ、残念ながら主役は、違います。この方なんですよ。
誰もが喜ぶネマガリタケ!
本日は、本命ポイントである奥の採り場や、枝沢の採り場に辿り着く前に帰ってきてしまったんだけど、同行した2人とも、「このぐらい採ってるんだから、今日は無理しないでいいんじゃない?」という心理が働いたんだと思う。
確かに、このぐらいあれば、また、暫くタケノコ料理を楽しめますワイ。
しかも、どう調理したって美味しいんだから、本当にありがたい。
ということで、本日のディナーの中心を占めるのは、タケノコさんでしょうな。念のため、メインディッシュではありません。こちらは、妻が作りました。
マタギが担当するのは、≪タケノコご飯≫。
直近で紹介しているのですが、細かい部分が分かりやすくなればと思って、ちょっと丁寧に説明していきます。
・米4合をといで水にさらしておき、1時間以上経過して水を吸ったら炊飯器に移します
・米4合に対して、以前は酒と醤油大さじ4だったんですけど、最近は、醤油を若干減らして50ml(大さじ3+小さじ1)を加えています
・顆粒出汁を小さじ1程加えてから水を足します
※炊飯器の『4合』のラインまで
・今回は油揚げ3枚を油抜きして短冊に、ニンジン1/2本を千切りに、タケノコを細切れにして300gと鶏もも肉260gを準備しました
こんな感じ
・これを炊飯器にドバッと入れます
6合ラインまで行っちゃうけど問題なし
・スイッチオン!
台所中に美味しい香りが溢れてきます。
さあ、召し上がれ!
今回は、焼きタケノコではなく『茹で』タケノコを添えてみました。皮剥きはセルフサービスです(早くに皮を剥いてしまうと、タケノコのエキスと旨みが逃げてしまうから)。
主役は、文句なくタケノコです。申し訳ないんだけど、画像の片隅にウドの刺身が写っています。これはこれで美味しいんだけど、やっぱりタケノコには敵いません。
ま、ウドは、『採り場での主役』、タケノコは、『食卓での主役』ってことで、お互いに納得しておくれ。
マタギにとっては、どちらも大切な山の幸なのだよ。
ということで、本日も山の恵みをたっぷりと楽しませていただきました。
山の神様、ありがとうございました。