本日の山行の目的地は、S川。前回、ウドに目がくらんで辿り着けなかった上流部を目指す。
したがって、下流部の山菜(特にウド)には手を出さずに遡行することを決める。同行者は、今回も向かいの住人だ。
渓底に降りると、
タニウツギが花盛り
当地には、『ガザキ(タニウツギのこと)が花を咲かせると、ワラビが盛りになる。』
という言い伝えがある。果たしてどうか。
ワラビの丘を探る向かいの住人
マタギは4日前に収穫しているので本日は、向かいの住人に任せた。
真っ盛りの場所もあるが、既に枝を広げている場所もある。おおむね的確な言い伝えのようですね。
ホオノキは花盛りで、フジも
フジは、花房の上の方から順次開いていくけれど、本日は一番下の方まで開花していたから、最盛期と言って良いだろう。
前回お世話になったお宝の崖
次の斜面
至る処に雪渓が残っている。雪の消え際からフキノトウが芽吹いている。
さすがに豪雪の年の春(夏?)。これだったら長くウドやフキノトウなどの山菜採りを楽しめますよ。でも、本日の目的は、君でない。上流を目指して進む。
そうして、目指す竹藪に辿り着いた。
ここで突然ですが『虫除けスプレー』が登場します。
見た目は既製品だけど中身は違う
先日、ブロ友のHIROさんから教えてもらったアブ除け剤が入ってます(ハッカ油とエタノール使用)。これを肌の露出部に吹きかけてから藪に入ってみました。なんと、効き目抜群!虫が全然気になりません(HIROさん、ありがとうございました)。そうして、藪の中には、
こんなのや
こんなのがゾクゾク生えてました
「お~う、そっちはどうだ?」
「真っ盛りだ!そっちは?」
「こっちもいいぞ!」
「いいときに当たったなあ。」
「腰、痛ってぐなってきたズ。」
「こっちもだ。んでも、もう少し採っべ。」
腰が痛くなるのは、タケノコの重さと、探すときの姿勢のためである。詳しくは書かないけど、嬉しい悲鳴と受け取って下さい。
おかげさまで、今週も『舌切り婆さん』状態になってしまいました。
心臓破りの坂を息を切らして登り切って、ホッと一安心。すると、また山菜が欲しくなる。
欲タガリ達は、雪渓の消え始めた道路脇の斜面からウドを貰いながら車に戻るのでした。帰り道、
途中の沼の上に産み付けられたモリアオガエルの卵
やっぱりね。前回は見られなかったけど、季節は確実に進んだってことだ。
山の神様、季節の神様、豊かな恵みをありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
炊き込みご飯にしたら、おいしくてびっくりです、ありがとうございました。
ネマガリタケのご飯、美味しく食べていただけたようで嬉しく思います。
いつも色々な情報を教えていただき、お世話になっている美恵子さんのお役に立てたようでよかったです。
これからも、よろしくお願いします!