当地も本格的に梅雨入りしたようで、毎日雨降りだ。他地区のような豪雨とか洪水レベルではないんだけど、とにかく降り続いている。
こういう天気が続くと、遊びに行けないマタギもストレスがたまってくる。そんな折だ。
「明日、送るわよ。」
石巻の叔母から連絡が入った。
おおっ!正に救いの神!!恒例の『石巻からの挑戦状』だ。さあ、何が届くか。ワクワクドキドキである。
そして翌朝、宅配便が届く。胸を躍らせながら蓋を開けると、
おおっ、夏の海鮮祭りだ!
またしても、プリプリのホヤ(5月にも戴いている)。そして、スズキじゃないの。体高が高いですよ。それから、袋に入っているのは、
大粒のシジミでした
これは堪りませんね。シジミ汁は確定。ホヤのポン酢和えも決まりでしょうね。スズキは色々出来ますよ。わあ、考えるだけで楽しくなってきましたよ。梅雨空に沈みがちだった我が家の台所に日が差し込んできた感じです。
で、何から始めるかっていう話になるんだけど、もちろん、こちら様です。
プリップリのホヤ
とにかく鮮度が命のホヤです。妻との阿吽の呼吸で捌いていきました。それでもってですね、試してみたかった料理があるので、3個分だけ別の料理に参加してもらうことにしました。
≪ホヤのイタリア風炒め≫
下ごしらえ・調理の部
・殻から外した実から、消化管の内容物を抜き取って食べやすい大きさに切る
全体のうちの3個分
今回使う調味料
・ホヤを一口サイズに切り分けます
・フライパンでオリーブオイルを熱しホヤを炒めます
※水分がたっぷり出るため煮物っぽくなってしまうんだけど、気にしない
こんな感じ
・ここに白ワイン(50mlぐらい)と塩一つまみにバターちょっとだけを加えて水分を飛ばしながら炒めていきます
・水分が飛んできたらコショウを適量加えて
・最後にレモン汁をちょっと回しかけて出来上がり
これで出来上がり
例によって、妻と摘まみ食い。元々、新鮮だから臭みは少ないんだけど、この料理だと、ほぼ消えてしまうようです。代わりに、独特な海鮮の旨みが口の中に溢れます。
いいじゃない!
この料理のコンセプトは、『三陸の食材をオリーブの呼吸で』だったんです。それが思惑通りに仕上がったみたいで、嬉しくなりました。
ある意味で当たり前なんですけど、『海の幸とオリーブの呼吸との相性は極めて良い』この辺が今回の料理の結論のようです。
さあ、次はスズキ君。60㎝以上あります。何を作ろうかな。楽しみが広がりますね。
叔母様、ありがとうございます! 心を込めて料理しますね!
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