山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

初物コシアブラは、直球勝負で

2022年05月20日 | 山菜料理

 今回連れ帰った頭上の山菜、コシアブラにタラノメ。

       結構多いです

 雪の中を歩いてきた割に多く採れたのは、地上から離れた場所に生えるからだと思います。

 さて、こちら様は、どうやって戴きましょうか。N川からタラノメを持ち帰ったときには天ぷらにしたんだけど、今回の主役はコシアブラ。美味しく戴くには、・・・。

   ポクポクポクポク チ~ン

     ≪やっぱり天ぷら≫

 誰がなんと言おうと、コシアブラの食べ方で一番美味しいのは天ぷらですよ。せっかくの初物、一番美味しい調理の仕方で応えるのが礼儀ってもんだ。それでは、始めましょう!

 下ごしらえの部

 ・基部の木質部と『ハカマ』を外すのは、タラノメと同じです

       こちらがコシアブラ。次の画像と比べてほしい

       こちらがタラノメ、太くて基部が丈夫

 ※コシアブラの場合は、木質部を切りすぎるとバラバラになるので注意

 ・タラノメは、太いので、熱の通りをよくするために十文字に切れ込みを入れます

 ・衣を準備します

 ※卵黄1個分+冷水=300mlに、薄力粉300と片栗粉80mlを振るいかけました

 ・軽く混ぜて

 調理の部

 ・衣を潜らせた山菜を140~160℃の油温で揚げていきました

 ※前の素材を揚げ始めたら、次の素材をスタンバイ(一度に揚げる分だけ)

       流れ作業のように次々と揚げては油切りしていき

       はい、全部揚がりました

 実は、裏番組でもう一つの料理を作っていました。

   ≪コシアブラのナムル≫です。天ぷらにはちょっと長すぎる物を選びます。

 ・1分半ほど茹でて

 ・水にさらして、水分を絞ったら

 ・食べやすい長さに切って

 ・ゴマ油と白ゴマ各大さじ1にニンニクチューブ少々と顆粒だし・塩・砂糖一つまみずつ加えて和えてみました。

       本日の夕食

 コシアブラとタラノメの天ぷらに、ウドのドンコロ煮、赤コゴミのおひたしに、コシアブラのナムルです。

 これは、『山菜尽くし』と言ってよいでしょうかね。それぞれの山菜の個性を十分に味わうことが出来ました。その中でも、コシアブラとタラノメの天ぷらは特に旨い!やっぱり、直球勝負はいい!初物は、一番美味しい調理法で戴くのが王道ですよ。満足です。

 返す返すも、山の神様に感謝です。ありがとうございました。



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