山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

神様のご加護?

2022年06月24日 | 山菜料理

 マタギが『畑』と呼んでいる山菜採り場は沢山あるのだが、その中で一番身近なのが本日出かけたS川の『畑』。身近とは言っても、

       豊かです

 マイナスイオンに溢れた森。ここに来て深呼吸するだけで元気が出てくるのだ。本日は、天ぷらを揚げる食材を得るためだけの山行だったので、僅かな時間だったが、それでも気分は爽快。

 思いつき(神の啓示?)だったけど行って良かった。ひたすら神様に感謝です。

 さて、収穫物の下ごしらえを始めます。

       天ぷらには十分な量です

 ・茎の上方3枚ぐらいの葉っぱを残して、下方の葉と皮を外していきます

 ※先端に残した3枚の葉(ボールのもの)が天ぷら用になります

 ・左の茎をおひたしにします。まずは、こちらから。

 ここが、ミズの料理で一番楽しいところかもしれません。なんてったって、

      熱湯に入れると色が変わり始め

       エメラルドグリーンに変身するんですから

 ・茹で時間は4分ほど、その後、水にさらします

       水を切ったら寸切りにして

 ・おろし生姜と醤油を和えて戴きます

 シャキシャキした爽やかな歯ざわりと味わいで、野菜でも山菜でも、多分、他に類を見ない美味しさを楽しめます。これも、女王様にしてやりたいなあと思うほど美味しいんですよ。そしてですね、家族が大好きなのが、天ぷらです。

 ・衣は、昨日のタケノコと同じ割合。体積で、

 卵水:薄力粉:片栗粉 = 4:4:1

 ・葉物なので140℃の油温(低め)で揚げてみました

 ・それでも、あっという間に焦げてしまいますから目を離せません

 ・泡立ちが鎮まってきたら裏返しつつ、短時間で次々に揚げていきます

 ※葉っぱは広げた方が見栄えがいいですから、その辺に配慮。4組ぐらいずつ揚げて丁度いいようでした。揚げ玉はこまめに掬います。

       はい、出来上がり

 鶏肉出汁の蕎麦にタケノコとミズの天ぷらをあしらうと、

       こんな感じになりました

 ミズの天ぷらはセルフサービスですけど、20組ほど揚げたので足りなくなることはないでしょう。

 ああ、美味しかった!

 みんな喜んで食べていました。 満足したところで準備を整えて夜勤に出かけました。

 仕事の方は、かなりハードになったけど、山菜蕎麦のおかげか、神様のご加護のおかげか、スイスイとこなすことが出来ました(途中で眠くなったけど)。

 ありがたいことです。

 これも、筋肉痛が残り、少々億劫になっている中、山に誘って下さった神様のおかげかな。思い切って出掛けてよかったとあらためて思います。

 ありがとうございます。



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