山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

自由研究を始めます!?

2020年03月01日 | いきもの
 今朝は、何日かぶりに気温が下がった。こういう朝は、布団から出るの嫌なんだよね。そう言いながらも、なんとかやること(ラジオ体操とか)は、やって職場に出発。(車の窓、ガチガチに凍ってました)
 その後、昼の休憩時間に入り、おもてに出ると・・・。なに?この暖かさ。防寒着いらないんじゃない?という違和感のもと、いつもの散歩コースへ。
 沼の野鳥たちは、

いつものカルガモ君達 殆ど無表情なんだけど

 カルガモしかいませんね。で、「湖面を優雅に泳ぐ」みたいな姿は見られず、岸辺に寄ってます。きっと、寒いんだよね。
 多分、今朝の放射冷却で水温が低くなってるからなんですよね。この辺が、前回の散歩以降、マタギが学習した水鳥の行動の自由研究成果。
 少しだけど、水鳥たちの気持ちが分かってきたような気がします。
 それから、ツグミ?とかハクセキレイ?とかに出会いました。

眉毛が白くて翼が赤っぽいからツグミ?


白顔だからハクセキレイ?

 マタギが注目したいのは、いずれも単独行動であること。群れをなす冬季でもなく、つがいを作り始める春季でもない、間の季節?。言い方を変えれば、群れから離れる自立の季節?(セキレイは群れを作らないか?正直なところ、よく分からんのですけど???)
 そして、花たち。

嬉しそうに咲いています

オオイヌノフグリ(?)は、もうすぐ満開をむかえそうです。多分、多少の降雪や霜にあってもめげない。

君も咲き始めましたか

ヒメオドリコソウも咲き始めたようです。
そして、

美しいねえ

今シーズン、初めて見ました。ツバキも開花しました。葉脈なんかを見るとヤブツバキのような感じ。だとすると、ほぼ季節通りですね。
 ここから、マタギの推測です。
 小さい春の草花は、早くに芽を出して花を咲かせた。異常な高温と降雪の少なさが原因だろう。
 それに対して、冬の樹木であるツバキやビワは、平年並みに開花している。何十年も生きる樹木のような植物は、「幹が太いとか」「根が深い」みたいな、別の要素が成育に影響しているのだろうか。
 植物の成長には、「春化」とか「光周性」とかってのが種毎に影響するみたいなことを、昔、習ったような気がする。もしかしたら、単純に気温とか日差しとかだけでなく、別の要素が影響しているのかもしれない。・・・やっぱり、自然界は、不思議なことがいっぱいですね。
 物欲の権化であるマタギが、現在(コロナウィルス以外で)1番心配しているのは、季節のずれがどのくらいなのかなんです。このずれが、どの山菜に、どのくらい生じるのか。とどのつまり、『旬』を外さずに収穫したいんですよ。でも、今年はかなり難しそう。
 今年の冬の異常気象は、今まで考えたこともなかった自然界への疑問を投げかけていることを感じます。これはこれで、すごく面白くもあり、深刻でもあるテーマです。
 かなり、多種目で長期間にわたる自由研究になりそうな予感。
 この研究は、これから何年か、山に出掛けながら、自然と付き合いながら検証していきます。
 (すみません 2/27と一部の画像がかぶってます)

 To be continued!

 


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