山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

アイスで楽しみ増やそう

2020年08月26日 | 日記とレシピ
 早すぎる春。そして、遅すぎる梅雨明け。続いて猛暑。今年の気候はどうなっていくのだろうか。マタギとしては、先が読めないために、どのタイミングで遊びに出掛ければよいか不安が大きい。さらに、地球人としては、この気候変動は今後どうなってしまうのか、こちらは本格的に不安だ。
 しかし、最大の問題は、とりあえず、目の前の暑さ。いつまで続くのだろう、この暑さ。
 マタギに課せられた課題は、この暑さを「辛さ」から「楽しさ」へと変換していくこと。
 そのためには、涼しい環境、そして、冷たい料理づくりなのだ。

  ≪バニラアイスクリーム≫

 先日、「豆腐のアイス」を作ってみたが不完全燃焼だった。「次こそは!」こんな思いがあった。出かけるのは面倒だが、晩酌用のお酒がなくなってしまったので、じっとしているわけにはいかない。暑い中だったが、近所のスーパーに出かけ、晩酌用のお酒と一緒に生クリームを買ってきたのだ。

 調理の部
 ・牛乳200mlに砂糖60gを溶かし、溶いた卵黄(2個分)と混ぜて、弱火で煮る

これを混ぜて

弱火で茹でる

冷水で冷まします
 ・生クリーム(60ml)を撹拌し(6分立てだって)

ミキサー、久しぶりに使いました

 ・全体をよく混ぜて冷凍します(バニラエッセンスを少々)
 ・30分後、1時間後とかき混ぜて


 ・盛りつけます

  前回と違って、本格的なアイスになりました。さあ、どうぞ召し上がれ!
 ふふふ、やっぱり、本物は違うね。こっちの方が喜ばれるみたいです。好評でした。
 あと2回作れます。賞味期限を見ると、今月中に作っていただけばOKのようです。また暑くなったら作りましょう。

 とにもかくにも、この暑さを「お楽しみ」に変えていく工夫をしていきましょう!
 それが、現在のマタギに課せられた課題です。

手ぶらで帰還なわけないか

2020年08月25日 | 山菜料理
 トビタケの発生を確認できた。たっぷりと森林浴を楽しむことができた。

ノコンギク(?)も美しい


夜明けの森の清々しさ

満足じゃ。
「お代官様!」
「なんだ?越後屋。」
「まさか、このままお帰りになられるのでは?」
「そのつもりだが。どうかしたのか?」
「その、これではお代官様に不似合いかと存じまする。」
「どこが不似合いなのじゃ。」
「申し上げにくいのですが、お代官様は欲タガリにございます。それなのに、手ぶらでご帰宅とは、あまりにも・・・。」
「欲タガリか。なるほど。よくぞ申した!確かに、わしは欲タガリじゃ。忘れておったわ。わしに対して、このような口をきける者は、主以外にはおらぬわ。さすがじゃ!して、いかがいたす?」
「それでしたら、ゴニョゴニョゴニョ。」
「なるほど。さすがに、ぬかりないのう。早速、戴いて帰ろうか。」

越後屋の観察によると、この辺り一帯には、H川に劣らずアオミズ、アカミズの群落が広がっている。その中から、少しだけ貰っても自然破壊にならないとのこと。
 家には、まだ前回のミズのおひたしが残っているんです。だから、舌切り雀の婆様になってはいけない。あくまでも、爺様です。小さい葛籠(つづら)に、ほどほどにね。ほんの少しだけ戴いて帰ることにしました。

本日の収穫物


新しいミズと入れ替えて古いミズを調理します
 ・ゴマ油、醤油、鶏ガラスープの素、顆粒だし、塩と白ごまを和えて合流!

今シーズンの料理で人気の高かったミズのナムルのできあがりです。

 もちろん、家族の評判も上々でした。
「でかしたぞ、越後屋。これで、キノコ採りに加えて、新しいミズのおひたしとミズコブ料理にナムルと、楽しみが何倍にも膨らんだわ。」
「滅相もございませぬ。お代官様のお気持ちを声にしただけのことでございます。」
「これからもよろしく頼むぞ。はっはっはっ・・・」

 代官マタギと越後屋マタギは、これからも欲を満たすべく山菜、そして、キノコ採りに励むのだろう。

 めでたしめでたし。・・・でいいのかな?

キノコシーズンスタートかな?

2020年08月24日 | キノコ採り
 近年、記憶にないほど梅雨明けの遅れた令和2年度だが、キノコの発生も遅れている。立秋を過ぎても、我が情報網にキノコ採りの成果が聞かれることなし。
 普通の年だったらですね、天然キノコが出てきたら、それに関わる通販サイトが何らかの情報を発信してくれるはずなんですよ。ところが、梨の礫。数日前、気を揉んだ仲間が出掛けてみたけれど空振りに終わっている。
 しかし、これまでの記録を読み返してみても、とっくに発生しているはずの時期だ。これは、自分の目で山の状況を確かめておく必要がある。空振りになる可能性大だけれど、とにかく、見てみないことには始まらない。S川上流のキノコ採り場を目指す。

S川上流部

 夜明けとともに歩き出す。ほぼ1年ぶりに見るS川の流れは、澄んで青い。この流れを見ただけでも来た甲斐があったと感じる。

ブナの巨木

 このブナの根元にトンビマイタケは発生する。但し、どの木に何時出るかは誰にも分からない。何十何百本も生えているブナの巨木の中から、過去に実績のある木を巡り、発生を確かめながら彷徨い歩く。

小滝を渡って上流を目指す

 このコースでは、6カ所で実績があるのだが5カ所目まで空振り。「やっぱり駄目かな。」と思って確かめた最後の6カ所目。おおっ!

トビタケの発生です

 「日照りトビタケ」の名の通り、ここ数日の猛暑でようやく顔を出したようだ。ここから3~4日すると、食べ頃に育つはずだ。それまで、誰にも見つからずに育っておくれよ。
 
森の中にも朝日が差し始めた。
 今日も気温が上がるらしい。マタギとしては、トビタケの発生を確認することが出来たので満足だ。暑さに体力を奪われる前に退散しましょう。

 また来るからね。できれば手つかずのまま待っていておくれよ。
 いよいよキノコシーズンのスタートですね。

ぼくのうらない(さんぽうた18)

2020年08月23日 | いきもの

 ぼくのうらない   つゆくさ みつき

きれいな いろでしょ
じぶんでも きにいってます

おもいうかぶのは
なつまつり

ふうりん あめざいく ゆかた
そして はなび

かわいい かたちでしょ
じぶんでも きにいってます

おもいうかぶのは
どうぶつかな

ねずみ むし ひとのかお
そして ちょうちょ

さあ
うらないを はじめましょう

あなたは 
ぼくをみたとき
なにをおもいうかべた?

それが きょうのあなたの
らっきいあいてむだよ

ぼくは あなたの
こころをうつす
かがみ



そこいらに 当たり前に咲いてるんです


この花も丁寧に見るとすごく魅力的です


この佇まい 只者ではありません


僕を見て何を思いうかべる?



 万葉の昔から、人々の心を惹き付けてやまない花。気取らないけど華やかで、洒脱な花だと思います。
 今、朝の散歩のとき、最も心惹かれる花の一つです。
 朝に咲いても、昼にはしぼんでしまう儚さを「朝露」にかけての命名だとか。
 ただの雑草と決めてるのは、人間です。一度、自分の心の色眼鏡を外して、素直に自然とその美しさをを見つめ直したい。そんな思いにさせられる花。
 貴方の心を映す鏡のような花です。
 マタギは、今年中止になった夏祭りが恋しかったようです。・・・夏祭りに代わる楽しみ見つけよっと!


ズボラアイスで暑気払い?

2020年08月22日 | 日記とレシピ
 アイスクリーム食べたい。でも、生クリームを買いに行く気力なし。じゃあ、何か代わりに使えるものないかな。
 調べていくと、面白いレシピを見つけた。

  ≪豆腐アイスクリーム≫

 豆腐のフワフワが生クリームの代わりに。なるほど、で、材料あるかな?レシピでは「絹ごし豆腐」と書いてあるけれど、うちにあるのは「木綿」。ま、何とかなるんじゃないかな。何と言っても、家にあるもので出来るというのが嬉しいじゃないの。
 早速開始だ。

 材料の部
 ・豆腐半丁(130gと書いてありました)
 ・牛乳100ml
 ・砂糖大さじ3杯
 ・バニラエッセンス適量

これで全てです

 調理の部
 ・材料全てをフードプロセッサで撹拌

こんな感じです

 ・真空袋に入れて冷凍

 ・3時間ぐらい冷凍したと思います
 ・袋を揉み崩してから容器に移します

こんな感じ

 この時すぐに食べればよかったんだと思うんですが、食後のデザートに供しましょうと考えて、再冷凍したのが失敗だった(と思う)。
 さあ、召し上がれ。と出したら、カチンコチンの・・・シャーベットですねこれは。
 家族はというと、
 「何だろう?この味は???」
と言いながら食べてくれたので、とりあえず、暑気払いとしては成功だと思います。でも、もっと美味しくできそうですね。
 この料理を「ズボラアイス」と名付けましょう。
 何と言っても、家にある食材で作れるので、ありがたい限りだ。またチャレンジしてみます。