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大相撲九州場所が終わって(土井)

2009年11月30日 12時37分39秒 | Weblog
終わってみれば何時もの予想通りで両横綱の強さだけが目立ちました。
大関以下の特に日本人力士については言うのも書くのもアホらしくなるので止めておくことにしますが、白鵬の強さは群を抜いていました。
この強さは研究と精進、それに心掛けの良さに起因しています。

解説の北の富士も言っていました、今の力士は自分が相撲を取っていない時、実況やビデオで他人の相撲を見ていないのではないかと疑いたくなる程勉強と研究不足が目立ち、親方も親方で然る可き(叱るべき)指導をしていないと。
全くその通りだと思いました。

それに引き換え白鵬は日本人でも記憶が薄れてきている不世出の横綱双葉山を私淑し努力を重ねているということです。
双葉山といえば「我未だ木鶏たり得ず」の述懐や「受信機がガーンと鳴って双葉負け」の川柳を知る人も段々少なくなってきているような気がします。
今の親方達も現役時代の実績からしてその部類の人が多いような気がするので、期待する方が無理かもしれません。

テニスの世界では全英選手権大会がその名の通り英国ロンドン南部郊外のウィンブルドンで開催されているにも拘わらず参加して活躍する選手の殆どが英国人以外で占められているという現実があります。

大相撲の世界が将来そうならないという保証はありません。