さて、水曜日の仕事が終わり、琴似界隈に飲みに出た。今日の候補1軒目は入口から覗くと、態度のデカそうな老人団体がいたのでパス。さて、どうしたものかと思って中通りを歩いていると、新たな店が出来ているのに気がついた。
近づいてみると中華料理を出す飲み屋さんのようで、外に貼ってあるメニューを見ると値段も手ごろなつまみが何種類かある。以前、東京に良く出張していた時に、特に蒲田で中華小皿料理の飲める店があって、楽しんだことを思い出したので入ってみよう。
店に入ると奥の方に少人数のグループがいたが、カウンターは空席で無事にその隅に座ることが出来た。まずはビールを注文してメニューを眺める。
通しは茹で鶏とキュウリの和え物。つまみは私の好きなピータン豆腐とおつまみチャーシューにするか。
ビールを飲んでいると、まずピータン豆腐が出てきた。ピータンは中央部までしっかり固めのタイプで、薬味たっぷりの辛い味付け。量も豆腐ともども、結構たっぷりあるね。
これを食べているうちに、チャーシューも到着。これは薄切りだが、この値段で6枚あるとなかなか良いのではないだろうか。
チャーシューを食べ始めてすぐにビールが無くなり、紹興酒を追加。飲み物メニューに紹興酒がないので、「いや、どういうことよ」と思っていたのだが、店の人が新人バイトらしき人に紹興酒の注ぎ方をレクチャーしていたので、注文してみたら無事に出てきたのである。
これを飲みながら、フィニッシュをどうしようか考える。つまみの量がなかなかあるので、あまり大物を頼むことは出来ず、紹興酒のお代わりと特製一口餃子6個を注文だ。
餃子は名前の通り小ぶりで、タレを付けなくても良いくらいに味がついている。中身は野菜中心の柔らかいタイプである。まあ、ボリューム的には良かったのではないだろうか。
さて、琴似の中華飲みの感想はどうだろうか。
■良い点
・なにしろ中華のつまみで飲める店ができたことが嬉しい。値段もそれほど高くない。
・今日食べたもの以外でも、ハチノスピリ辛、よだれ鶏、白レバーの紹興酒漬け、砂肝の青三升ピリ辛漬けあたりは食べてみたい。
・紹興酒は少なめに見えたが(実際少ないと思うが)、味は悪くないし、値段も高くない。
■疑問点
・通しが値段の割にしょぼい。
・「中華料理」というよりは、居酒屋の中華メニューといったレベルではなかろうか。
・飲み物の工夫がない。メニューに中国酒が書いてないってどういうこと?
・カウンターにぼんやり立っている店の若いモンがイマイチ。
うーん、もう一回は来てみるか。
