なぜか長野（２８）帰宅＆土産

松本空港から丘珠空港への移動は円滑だった。私は途中爆睡していて、ほぼ何も記憶がない。

雨が降っているはずの丘珠空港到着。よし、雨は上がっているぞ。



この後、当初の予定は空港からの連絡バスで札幌駅に向かうつもりだったが、飛行機が若干早く到着したので、タクシーで栄町まで移動し、そこから地下鉄で琴似に移動。重い荷物を抱えて、自宅に帰る。この日は8,469歩で終了。

この旅のお土産は以下。あまり頑張って買わなかったのだが、会社用の菓子（なぜかお菓子を配りあう風習が強い）、缶詰の富士宮焼きそば（先日静岡に行ったときに街中で見かけて欲しかったのだが、空港に売ってなかった）、乾燥キノコミックス、養命酒酒造のクラフトジン香の雫。



ホームラン軒信州味噌仕立て辛みそラーメン（辛みそは初めて見た）、信州しめじの和風スープ、ポンちゃんラーメン（信州名物らしい）、金ちゃんしお焼そば（初めて見た）。



今回の旅行は少しショートバージョンの４泊５日で、松本と長野を行き来したのであまり現地での活動時間は無かったのだが、それにしても疲れた。新型コロナ禍の期間で私は実年齢よりかなり老けたのではなかろうか。

今回の信州旅行で思ったこと（適宜追加するかも）。
・観光地が良く整備されており、こんな施設のトイレって期待できないよねと思っても、ほぼすべて綺麗なウォッシュレットだった。
・トイレは100点なのに、交通系カードの使えなさったら、0点に近い。いったいどうして？
・長野県の女性、特に若い娘は驚くほど美人率が高い。
・最近は企業系郷土料理店が増えていて、イマイチだなあ。
・やっぱり個人店をちゃんと調べるか、現地の飲み屋街を歩いて調べよう。
・松本、長野共にバーの水準は高いが、東京と近いせいか値段も高い。
・信州の蕎麦ってよくわからなかったなあ。
・特に長野市は門前町で信じられないほど寺社が沢山ある。
・観光地では日本庭園が整備されているところが多かった。この辺は北海道と違うな。

なぜか長野（２７）ここでソースカツ丼

長野県立美術館からバスで長野駅に戻る。昼前のためまだ空腹感がなく、12時発の特急しなので松本に移動することにした。特急といっても２駅で到着してしまうため、乗車時間は１時間ないのだ。

そして松本到着。うむ、そろそろ腹が減ってきた。駅ビルにはあまりピンとくる店が無く、空港へのバスターミナルビルの食堂街へ行ってみる。人が少なく空間をぜいたくに使った食堂街だが（ちょっと昔の帯広・藤丸デパートみたいだった）、その中にある蕎麦の「Ｓ」へ。

思いのほか腹が減ってきた私は、ソースかつ丼を注文。やってきたのはご飯にキャベツとかつを乗せたソースかつ丼で、これは長野県の駒ヶ根名物のスタイルらしい。その他、味噌汁、ハーフもりそば、桜漬け、もやしの酢の物とボリューム大だ。



早速かつ丼から食べると、かつは程よい厚みで、若干私にはキャベツの違和感があるものの、かなり美味しい。丼の底はあまり深くなく、ご飯が控えめで良かった。そして特筆したいのは味噌汁。もやしやキャベツ、わかめなどたっぷりの野菜入りで、旅先でとる野菜の少なさをカバーしてくれる熱々の汁なのである。

蕎麦はうーん、この店名から思い浮かべる蕎麦があるとすれば違うかもね。良く言えば優しい、悪く言えばぼんやりとした蕎麦である。もやしの酢の物だけ少し残してしまったが、何とかこのたっぷりの定食を（ほぼ）食べきった。

各種定食に加えて、ほろ酔いセットもあったので、松本に住んでいたら一度は試しに来るだろうな。



さあ、空港バスに乗るとするか。

なぜか長野（２６）県立美術館

荷物をホテルに預けて、バスで長野県立美術館に向かう。途中、少し雨が降ってきたが、何とかバス待ち場に逃げ込むことが出来た。私はこの旅に傘を持ってこなかったのだが、幸いさす機会がなく終わりそうだ（帰ったら北海道は雨という話だったが、それも上がっていた）。

■長野県立美術館「とびたつとき―池田満寿夫とデモクラートの作家」。1950年代～60年代にかけて、池田満寿夫と交流のあった作家の版画を展示した展覧会である。瑛九や曖嘔の初期作品があるのも興味深かったが、ちょっと疲れていたのと、あまり時間が無かったので、軽めに見る。



■同「NAMコレクション2023 第Ⅳ期　〇△□」。

■長野県立美術館「東山魁夷館コレクション展2023 第III期」。
ここはやけに観覧者が多かった。団体旅行でこの館だけ見ていくのだろうか。



館内は撮影禁止だったので、今一つ思い出がない。前日、善光寺に行った合間に美術館近くの外にある彫刻を撮影しておいたので、それを掲載することにしよう。

高橋清「オルメカの微笑」。



豊福知徳「半円柱II」。



桜井祐一「あるポーズ」。



清水多嘉示「躍進」。



岩野勇三「若い女」。



「長野県立美術館さわる模型」。



美術館の基礎工事で出てきた石らしい。



とまあ、こんなところで。

なぜか長野（２５）最終朝食

昨日は結局、居酒屋とバーに行き、ホテルに戻ってまたもや五一ワインを飲んだ（今度は赤）。そして今日はまあまあな目覚めである。朝食はそれなりに食べる。



ご飯、カボチャスープ（甘くて失敗だった）、鮭、焼売、昆布、わさびちりめん、ベーコン＆スクランブルエッグ。そしてご飯の２杯目は軽く納豆で食べた。

デザートはブランマンジェで、これはなかなか美味しい。あまり時間がないので、コーヒーは持ち帰らず、急ぎ帰り支度だ。