本日は芸森美術館→同工芸館→文学館→大丸→市民→三越→スカイホール→さいとう→らいらっく→富士フイルムの10か所。もうちょっと見て回るべきだったが、腰痛のため断念。
■北海道文学館「赤羽末吉」。絵本作家の展覧会。私が子供の頃の記憶にあったのは「うりこひめとあまんじゃく」くらいであったが、会場に連れてこられた子供たちはいろいろな作品を知っているようだった。

「スーホの白い馬」:主人公は小さな白い馬を大事に育て、殿様が開催した競馬大会で優勝する。優勝者は殿様の娘と結婚できるという話だったのだが、みすぼらしい主人公を見て殿様は約束をたがえ、白い馬を取り上げて主人公に暴行を加えて追い払う。白い馬は殿様を落馬させて、主人公のもとに帰ってくるが…。まったく今の日本政府のような酷い殿様で、こういう奴は落馬だけではなくとことん思い知らせてやらねばなるまいよ。

ちょっと「鳥獣人物戯画」テイストもあるカエル(赤羽末吉作品より)。

ロビーでは「マラムレシュ・世界の中心 みやこうせい写真展示」と題して、ルーマニア北部マラムレシュ地方の写真展示がされていた。それから文化の日週間で「常設展」が無料観覧になっていた。常設展を見ることは少ないのだが、無料で2022年収蔵の佐藤忠良「函館港」「北大構内」「札幌駅前の出征風景」「雪のサッポロ」を見ることができたので良かった。また、安部公房の色紙「都会 閉ざされた無限。…」も初めて見た気がする。
中島公園の紅葉。

地下鉄駅の入口付近ではイチョウの葉が色づいているが、思わず写真を撮りたくなくなるくらい大勢の人が写真撮影をしていた。
■札幌市民ギャラリー「第97回道展」。もう少しで100回なのね。

今日は何となく撮影した絵画等をご紹介。
前田健浩「少女A 鳳蝶」:私の好きなリアリズムタイプの作品。

高瀬香織「一陽来復」:大迫力で思わず撮影。

朝地信介「深淵」:色合いが好き。

船井勇佑「最後の足掻き」:今年の北海道美術協会賞作品。間近で見てもなるほど良い作品だった。

小山七郎「昇華」:透かしと全体のバランスがいい。

上村塁「Horizon II」:今年、割と作品を見た気になる作家のひとり。なぜか縦線のHorizon。

兼平浩一郎「Horizon」:こちらは横線のHorizonで、何だか面白くなった(他の作品が写り込んでしまい申し訳ない)。

竹内博「なんてったってゴム長」:やっぱり便利だよ。

白圡薫「眠り「陽だまり」」:インクジェットプリントで印刷したものらしく、展示室内にも「版画の定義とは」という文章があった。隙間のない感じが面白い。

大泉力也「memory lane」:というのも、その隣にこの隙間だらけの作品があったからだ。この余白感というのは、何となくよく分かる気もする。

浩而魅諭「たまごIV~巨石の記憶~」:この「巨石」、「細かい描きこみ」パターンの作品は時々あるが、それでも魅力的。

石垣渉「遥か」:風景を越えて、何か抽象的なシンボルが取り出されているようだ。

湯淺美惠「いつか何処かで(待つ)」:あえて人物の表情を押し隠したところに目が行く。

盛岩唯史「少年の日の思い出」:点描で描いた廃バスの風景。

福田高治「作品2023‐C」:真ん中から下にかけて、一原有徳作品の雰囲気を感じる。

腰痛がきつく、行ける範囲をもう少し見て、酒を購入してから帰宅。
■北海道文学館「赤羽末吉」。絵本作家の展覧会。私が子供の頃の記憶にあったのは「うりこひめとあまんじゃく」くらいであったが、会場に連れてこられた子供たちはいろいろな作品を知っているようだった。

「スーホの白い馬」:主人公は小さな白い馬を大事に育て、殿様が開催した競馬大会で優勝する。優勝者は殿様の娘と結婚できるという話だったのだが、みすぼらしい主人公を見て殿様は約束をたがえ、白い馬を取り上げて主人公に暴行を加えて追い払う。白い馬は殿様を落馬させて、主人公のもとに帰ってくるが…。まったく今の日本政府のような酷い殿様で、こういう奴は落馬だけではなくとことん思い知らせてやらねばなるまいよ。

ちょっと「鳥獣人物戯画」テイストもあるカエル(赤羽末吉作品より)。

ロビーでは「マラムレシュ・世界の中心 みやこうせい写真展示」と題して、ルーマニア北部マラムレシュ地方の写真展示がされていた。それから文化の日週間で「常設展」が無料観覧になっていた。常設展を見ることは少ないのだが、無料で2022年収蔵の佐藤忠良「函館港」「北大構内」「札幌駅前の出征風景」「雪のサッポロ」を見ることができたので良かった。また、安部公房の色紙「都会 閉ざされた無限。…」も初めて見た気がする。
中島公園の紅葉。

地下鉄駅の入口付近ではイチョウの葉が色づいているが、思わず写真を撮りたくなくなるくらい大勢の人が写真撮影をしていた。
■札幌市民ギャラリー「第97回道展」。もう少しで100回なのね。

今日は何となく撮影した絵画等をご紹介。
前田健浩「少女A 鳳蝶」:私の好きなリアリズムタイプの作品。

高瀬香織「一陽来復」:大迫力で思わず撮影。

朝地信介「深淵」:色合いが好き。

船井勇佑「最後の足掻き」:今年の北海道美術協会賞作品。間近で見てもなるほど良い作品だった。

小山七郎「昇華」:透かしと全体のバランスがいい。

上村塁「Horizon II」:今年、割と作品を見た気になる作家のひとり。なぜか縦線のHorizon。

兼平浩一郎「Horizon」:こちらは横線のHorizonで、何だか面白くなった(他の作品が写り込んでしまい申し訳ない)。

竹内博「なんてったってゴム長」:やっぱり便利だよ。

白圡薫「眠り「陽だまり」」:インクジェットプリントで印刷したものらしく、展示室内にも「版画の定義とは」という文章があった。隙間のない感じが面白い。

大泉力也「memory lane」:というのも、その隣にこの隙間だらけの作品があったからだ。この余白感というのは、何となくよく分かる気もする。

浩而魅諭「たまごIV~巨石の記憶~」:この「巨石」、「細かい描きこみ」パターンの作品は時々あるが、それでも魅力的。

石垣渉「遥か」:風景を越えて、何か抽象的なシンボルが取り出されているようだ。

湯淺美惠「いつか何処かで(待つ)」:あえて人物の表情を押し隠したところに目が行く。

盛岩唯史「少年の日の思い出」:点描で描いた廃バスの風景。

福田高治「作品2023‐C」:真ん中から下にかけて、一原有徳作品の雰囲気を感じる。

腰痛がきつく、行ける範囲をもう少し見て、酒を購入してから帰宅。