散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

20241019ギャラリー巡り

2024-10-19 16:31:41 | 美術・アート
本日は近美→三岸→資料館→大丸→エッセミニ→エッセ→赤レンガテラス→三越→スカイホール→さいとう→らいらっくの11か所。

しょうがない、出かけようと思って家を出たら、いったん雨はやんでいた。



■北海道立近代美術館「さいきょうのざいりょう」。美術作品の材料に視点を当て、子供向けにも工夫した展覧会。最近あまり見たことのない作品もあって、これはこれでよかった。
沢田哲郎「無題」:沢田といえば色のグラデーションに特徴のある版画で知られるが、これは羊毛・タフト織なんだそうだ。



岡沼淳一「森を見た日」:ニレの埋もれ木から作った作品。なんだか筍みたいで美味そうだ。



安田侃「生誕」:久しぶりの「作品にふれてみよう」コーナーから。私には懐かしい形をしている。





■北海道立近代美術館「温かいガラスへ 岩田藤七の軌跡」。この時代で止まっている美術館だなという気もするが、岩田の作品をこれだけ(80点)並べてみることもないといえば、それなりに面白かった。
岩田藤七「花貝」:黄色部分の色と肌触り(あくまでも見た感じ)がつぶ貝の身を出した時のようで、一番貝っぽく感じた。



■三岸好太郎美術館「わがこころの街 好太郎と画家たちの札幌」。年に一度、三岸以外の画家の作品も併せて展示される特別展が楽しみなのである。
林竹治郎「豊平館」:林というとなんだか辛気臭いイメージが湧いてくるのだが(「朝の祈り」のせいだろう)、これはすっきり爽やかな風景画である。



三岸好太郎「植物園」:あまり見たことがない気がする。



三岸好太郎「藻岩山」:北海道医師会蔵の作品。これも多分見たことがないのではなかろうか。三岸にしてはしっかり描きこんだ作品にみえる。



三岸は恩師の林竹治郎を慕っており、林も古平の禅源寺「五百羅漢図」の中に三岸を髣髴とさせる顔を描いているというエピソード紹介である。三岸もかなりダイナミックな風貌をしていたからな。



大森滋「北大構内」:明暗を使い分けた私好みの風景。



服部光平「大学第一農場」:当時の北大農場、いかなる風景だっただろうか。



「渋谷正雄による手書きの地図」:札幌駅の北口から三岸好太郎、能勢真美、林竹治郎、有島武郎、小川マリといった名前が見て取れる。



本間莞彩「雪の幌都(陸橋)」:「西5丁目跨線橋」というかつて函館本線をまたぐためにあった陸橋である。私は昔、札幌駅以南に来るときも北大から歩いて来ることがしばしばあったので、なんとも懐かしい風景である(とはいえ、雪道の記憶はあまりないか)。



三岸好太郎「山水」:制作年不詳だが、三岸の描いた水墨画。





途中で一度、大雨と呼んでよいくらいの降り方になる。



そのあとは何とか小雨状態が続いたが、腰痛がひどくなり、ほどほどで終了。
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大雨が降ってきた

2024-10-19 13:30:00 | 食べ歩き
さて、そろそろ昼食という時に大雨が降っている。となると地下鉄駅から離れたところは選択肢から外れ、どこに行くかかなり限定されてしまう。ということで、地下鉄を大通で乗り換えてすすきのへ。さっぽろ駅方面という手もあるが、多分、人出が多いだろう。

ところが、久しぶりにパブにでも寄ってみるかと思ったら、この後サッカーの試合で予約が詰まっており駄目だとか。まあ、興味のない人にとっては迷惑極まりないのだが、そういう店だしなあ。

考えた結果、ポールタウンを北に向かい、ファミレス「G」へ。こちらも一瞬、席の案内で考え込まれてしまったが、無事に座ることができた。ここは軽く酒も入れつつということで、若鶏の唐揚げ&アサヒスーパードライセットを注文(ビールは別銘柄の方が良いのだが…)。

まずはビールが到着。何か注文すると自由に飲めるというのでスープをとってきたら、トマト風味であまりつまみになりそうになかった。



そして鶏唐揚げ到着。セットだから少ないのかと思ったが、小さいながらも5個入り。十分な量である。



野菜もとるべくほうれん草とベーコン。ベーコンがなんと3切れしかないという貧弱ぶりだが、値段からしてやむを得ないところか。



追加でワインを注文する。量は結構入っているような気もしたが、グラスの重さのせいかもしれない(プラではなくてガラス製なのだ)。



締めはついご飯ものからミニたれカツ丼を選択。新潟に行って以来、たれカツ丼をお気に入りの私だが、先月の旅行に加えて、昨日の居酒屋でも魚料理が主体だったので、肉を欲していたかもしれないな。



これですっかり腹がいっぱいになった。
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