本日は近美→三岸→資料館→大丸→エッセミニ→エッセ→赤レンガテラス→三越→スカイホール→さいとう→らいらっくの11か所。
しょうがない、出かけようと思って家を出たら、いったん雨はやんでいた。

■北海道立近代美術館「さいきょうのざいりょう」。美術作品の材料に視点を当て、子供向けにも工夫した展覧会。最近あまり見たことのない作品もあって、これはこれでよかった。
沢田哲郎「無題」:沢田といえば色のグラデーションに特徴のある版画で知られるが、これは羊毛・タフト織なんだそうだ。

岡沼淳一「森を見た日」:ニレの埋もれ木から作った作品。なんだか筍みたいで美味そうだ。

安田侃「生誕」:久しぶりの「作品にふれてみよう」コーナーから。私には懐かしい形をしている。


■北海道立近代美術館「温かいガラスへ 岩田藤七の軌跡」。この時代で止まっている美術館だなという気もするが、岩田の作品をこれだけ(80点)並べてみることもないといえば、それなりに面白かった。
岩田藤七「花貝」:黄色部分の色と肌触り(あくまでも見た感じ)がつぶ貝の身を出した時のようで、一番貝っぽく感じた。

■三岸好太郎美術館「わがこころの街 好太郎と画家たちの札幌」。年に一度、三岸以外の画家の作品も併せて展示される特別展が楽しみなのである。
林竹治郎「豊平館」:林というとなんだか辛気臭いイメージが湧いてくるのだが(「朝の祈り」のせいだろう)、これはすっきり爽やかな風景画である。

三岸好太郎「植物園」:あまり見たことがない気がする。

三岸好太郎「藻岩山」:北海道医師会蔵の作品。これも多分見たことがないのではなかろうか。三岸にしてはしっかり描きこんだ作品にみえる。

三岸は恩師の林竹治郎を慕っており、林も古平の禅源寺「五百羅漢図」の中に三岸を髣髴とさせる顔を描いているというエピソード紹介である。三岸もかなりダイナミックな風貌をしていたからな。

大森滋「北大構内」:明暗を使い分けた私好みの風景。

服部光平「大学第一農場」:当時の北大農場、いかなる風景だっただろうか。

「渋谷正雄による手書きの地図」:札幌駅の北口から三岸好太郎、能勢真美、林竹治郎、有島武郎、小川マリといった名前が見て取れる。

本間莞彩「雪の幌都(陸橋)」:「西5丁目跨線橋」というかつて函館本線をまたぐためにあった陸橋である。私は昔、札幌駅以南に来るときも北大から歩いて来ることがしばしばあったので、なんとも懐かしい風景である(とはいえ、雪道の記憶はあまりないか)。

三岸好太郎「山水」:制作年不詳だが、三岸の描いた水墨画。


途中で一度、大雨と呼んでよいくらいの降り方になる。

そのあとは何とか小雨状態が続いたが、腰痛がひどくなり、ほどほどで終了。
しょうがない、出かけようと思って家を出たら、いったん雨はやんでいた。

■北海道立近代美術館「さいきょうのざいりょう」。美術作品の材料に視点を当て、子供向けにも工夫した展覧会。最近あまり見たことのない作品もあって、これはこれでよかった。
沢田哲郎「無題」:沢田といえば色のグラデーションに特徴のある版画で知られるが、これは羊毛・タフト織なんだそうだ。

岡沼淳一「森を見た日」:ニレの埋もれ木から作った作品。なんだか筍みたいで美味そうだ。

安田侃「生誕」:久しぶりの「作品にふれてみよう」コーナーから。私には懐かしい形をしている。


■北海道立近代美術館「温かいガラスへ 岩田藤七の軌跡」。この時代で止まっている美術館だなという気もするが、岩田の作品をこれだけ(80点)並べてみることもないといえば、それなりに面白かった。
岩田藤七「花貝」:黄色部分の色と肌触り(あくまでも見た感じ)がつぶ貝の身を出した時のようで、一番貝っぽく感じた。

■三岸好太郎美術館「わがこころの街 好太郎と画家たちの札幌」。年に一度、三岸以外の画家の作品も併せて展示される特別展が楽しみなのである。
林竹治郎「豊平館」:林というとなんだか辛気臭いイメージが湧いてくるのだが(「朝の祈り」のせいだろう)、これはすっきり爽やかな風景画である。

三岸好太郎「植物園」:あまり見たことがない気がする。

三岸好太郎「藻岩山」:北海道医師会蔵の作品。これも多分見たことがないのではなかろうか。三岸にしてはしっかり描きこんだ作品にみえる。

三岸は恩師の林竹治郎を慕っており、林も古平の禅源寺「五百羅漢図」の中に三岸を髣髴とさせる顔を描いているというエピソード紹介である。三岸もかなりダイナミックな風貌をしていたからな。

大森滋「北大構内」:明暗を使い分けた私好みの風景。

服部光平「大学第一農場」:当時の北大農場、いかなる風景だっただろうか。

「渋谷正雄による手書きの地図」:札幌駅の北口から三岸好太郎、能勢真美、林竹治郎、有島武郎、小川マリといった名前が見て取れる。

本間莞彩「雪の幌都(陸橋)」:「西5丁目跨線橋」というかつて函館本線をまたぐためにあった陸橋である。私は昔、札幌駅以南に来るときも北大から歩いて来ることがしばしばあったので、なんとも懐かしい風景である(とはいえ、雪道の記憶はあまりないか)。

三岸好太郎「山水」:制作年不詳だが、三岸の描いた水墨画。


途中で一度、大雨と呼んでよいくらいの降り方になる。

そのあとは何とか小雨状態が続いたが、腰痛がひどくなり、ほどほどで終了。