散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

なぜか秋田2(16)youtubeってハマるよねえ

2025-02-23 23:59:48 | 旅日記
それにしてもホテルに泊まってyoutubeを見ることができると、いろいろな動画を見てしまうよね。私は時間を無駄にするのが恐ろしいので、自宅ではテレビゲームとこの手の動画鑑賞を一切しないのだが、ホテルの部屋って暇なんだよ。

大体見るものは「美味しんぼ」(←頭使わなくて良い)、1970年代後半~1980年代前半の歌謡曲、そしてプロレスである。

今回はyoutubeで「○川田vs橋本×」を見てしまった。両者コンディションが悪すぎるのが残念だが、思ったより今見るに耐えるね。昔、「川田vs馳」を見たときに、動きがスローモーだと感じたのだが、それは全日にも合わせられる馳が悪いのかもしれない。セコンド陣にも意外な人がいたりして、薄っすーい顔をしたタイチなんかは見ものだな。タイチがジャンボや川田の全日ムーブを真似するのが気に入らなかったのだが、この時代からセコンドについているのか。



続いては「○川田vs健介×」。どの試合を見ても、川田が相手の腕をとってのバックスピンキックは独自性がある。

そして「×川田vs小島○」。これは小島がラリアット開眼前なのかな。1発では決まらず、4発目のラリアットで川田に勝利したが、受ける側に凄みがあるよな。そして試合終了後に川田が割と平然として立ち上がってくるのは、「鶴田vs天龍」の鶴田オマージュだろと思ったりして。

突然、旅行記の途中に訳の分からない記事を一本差し込んでしまい、申し訳ない。
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なぜか秋田2(15)名バー再び

2025-02-23 23:45:07 | 飲み歩き・日本国内
2軒目は初日に来たバー「L」へ。開店と同時に入ったので、またもや一番目の客である。

今日はちょっとカクテルも交えてみようと、地元のジンを使った、秋田杉ジンソニックを注文してみる。メニューにはジントニックとあったが、ソニックも問題なく受け入れてくれた。

ふむ、爽やかな香りがしてこれはいいね(このジンはお土産に小瓶を購入)。


→通しは2日前と同じだ。

2杯目はロブロイにする。ウイスキーはデュワーズ12年ということで、飲みごたえがある。

3杯目は昨日別のバーでお願いしたのと同じように「スコッチのアイラ以外で、1500円くらいで、これを飲んでおくといいよ、というのはありますか」と頼んでみた。

最初に出てきたのはハイランドパークヴァルキリー。しかし、ボトルの残りがハーフショットもないということで、おまけですということでサービスして頂いた(すまん、マスター)。



ヴァルキリーは美味いけれども一応飲んだことがあるんだよね。さて、この流れで最後に出てきたのは、カーデュ18年である。



これはかなり優しい味、しかしながら物足りなさが全くなく豊かな香り。スコッチ・オブ・スコッチと呼んでも間違いじゃないような、素晴らしい味がするね。

この豊かな味のウイスキーを楽しんで、秋田最後の夜、最後のバーにお別れである。今日は私の後に4組8人ほどきていたので、普段のバーの雰囲気と心地よいざわめきも含めて堪能させて頂いた。

「次、秋田に来たら必ず伺いますよ。秋田に来れるかどうか分からないですけど」と適当な挨拶をして、ホテルへと帰る。今日も素晴らしく楽しい、いい夜だった。



シャワーを浴びてから、まだ時間が早いので軽く一杯やろう(酒は初日に買ったウイスキーがまだ残っている)。今日の歩数は13,971歩。思ったより少なかった。

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なぜか秋田2(14)街焼肉

2025-02-23 18:23:29 | 食べ歩き
昨日から私は旅先ではその地方ならではのものを食べなければならないという呪縛から解き放たれた。思うままに、しかし、できればこの土地ならではの店に行けばいいじゃないか。



ということで川反通りを歩いて、私の感に引っかかった店、焼肉「M」に飛び込んでみることにした。店に入ると先客は2組3名。私はカウンター席の中央辺りに座ることになった。飲み物はウーロンハイでスタート。

まずは様子見でホルモンとハツを注文。タレは独特の色をした味噌ダレのようなものを小皿に入れてくれる。





酒のつまみにキムチも注文。色は真っ赤だがあまり辛くないあっさり味。



では焼いて行こう。ホルモンはペラペラに見えたのだが、ちゃんと内側の脂の部分もあって食べやすい。ハツも薄切りであっさり食べられる感じがする。タレはどうかと思ったのだが、甘くもしつこくもなく、こちらも見た目よりあっさりしている。



ウーロンハイを飲み干して、お酒(高清水の冷や)を追加注文。



他の客もだんだん増えてきて、やっぱりこれは知る人ぞ知る名店じゃないの? 他の客が注文している品で「牛バラ」というのが見た感じよさそう。私も便乗して「牛バラ、お願いします」と注文する。

ほら、この霜降り具合はすごいでしょ。



こんなの高級焼肉店で出てきたら驚くような値段になるに違いないが、なんと700円(多分税込)なのである。早速焼いて行くか。



うーむ、まさに見た目通りの味。脂身がすーっと溶けていくようだ。実は私には少し脂がきついような気もするので、酒で流しながら食べるのだが、これは驚きの品だなあ。客が来るのもわかるなあ。

なぜか終始悲し気な顔をした親爺さん(愛想良くないです)に勘定をしてもらう。後でバーに行った時に「観光客であの店に行く人、聞いたことないですよ」と言われたが、昔から大将とその母親でやっており(多分、母親はもう店に出てない)、大将は料理専門でほとんど喋らないそうなのだ。まあ、そういう店ってあるよね。



私が秋田に住んでいたら再訪間違いなし。但し、店に入るのに勇気がいりそうなので、人には勧めない。
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なぜか秋田2(13)大衆酒場

2025-02-23 15:12:40 | 飲み歩き・日本国内
駅前飲食店街を歩いてみた。味のある店は多いが、さすがに昼間はあまり開いているところがない。おそらくそんなに古くないであろうけれども、「T」という店が12時オープンということで、入ることにした。



奥に若者の宴会組がいるのがイマイチだが、カウンター席の真ん中辺に座る。まずは角ハイボールを注文。通しは生キャベツ(味噌ダレあり)、浅漬け(後から出て来た)である。



さて、この店、不安になるほど値段が安い。トップにある名物豚ハラミ皮煮込はハラミの仕込みの時にしか取れず、量が無いため今日は出せないとか。では普通の煮込みを注文しよう。





煮込み230円(税別)。おお、これ臭みもないしなかなか良いね。



今日は開店準備に手こずったらしいが、やっと炭火のスタンバイができたらしく、最初に頼んだシロ、アカ(レバ)、カシラ、ガツ各80円(税別)が到着。値段なりにサイズが小さいが、それはしょうがないだろう。



飲み物は角ハイお代わりから、千歳盛の一級330円(税別)を注文。おーっと、嬉しいことに思った以上になみなみ来たな。



これを飲みながら、締めのオタフクソースやきそば200円(税別)を注文だ。値段からしてこれも量はさほど多くないのだが、気の利いたことに玉子が落としてあり、青海苔と魚粉も振りかけてある。いい気づかいだね。



最初は準備が整わず、店の人もテンパっていたため、どうしたことかと思ったが、なかなかいい飲み屋であった。



勘定をしたら、秋田のせんべいをお土産に頂いた。



この後もう少し散歩がてらに、文化創造館、図書館(石川達三記念室)、芸術劇場を眺めてから(いわゆる展覧会などはやっていなかったので、撮影した写真は別途記事にする予定)、ホテルで休憩だ。
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なぜか秋田2(12)市内あちこち

2025-02-23 11:40:35 | 美術・アート
ホテルを出発して、まずは歩いて10分くらいのところにある秋田市赤れんが郷土館へ。





■赤れんが郷土館。ここは前来た時と変わりがないと思う。旧秋田銀行本店本館にして、重文。なんとなく小樽の三井銀行と近い雰囲気がある。



旧頭取室にある紅縞石の暖炉。



貴賓室にある長椅子と衝立。「秋田」の文字をデザインした秋田銀行の行章。



2階から天井とシャンデリアを見る。



■関谷四郎記念室。秋田に生まれた鍛金の人間国宝である関谷の作品が展示されている。

■勝平得之記念館「秋田の自然と風俗~農村へのまなざし~」。版画作家である。
「農民風俗十二カ月」:3月に堆肥を入れ、4月に種まきとやはり北海道より春は早い。
「橇」:普段は乗合馬車で、冬になると橇に乗って農民たちは湯治に行っていたのだそうだ。
「土に生きる・タイトル画」:ドキュメンタリー映画のタイトル画を版画で作成したもの。なんと解説は徳川無声である。「りはを」という文字があり、意味を考えこんでしまう。逆から読んでも「をはり」、そうか「終わり」か!



続いて、企画展示室へ。



■企画展示室「第7回秋田アーツ&クラフツ」。これは赤れんが郷土館と秋田公立美術大学連携企画展だそうだ。
尾澤勇「雲海-大平山遠望-」:地元の山をテーマにするのはいいね。



尾澤勇「鳥海颪-縄文の風-」:こちらは鳥海山から吹き降ろす風をテーマにしたもの。



竹本悠太郎「トリトヒト」:立派な脱乾漆像を作るよなあ。



熊谷晃「変塗蒔絵螺鈿箱 ゴゼンタチバナ」:日本伝統漆芸展入選作品だそうだ。やっぱりこの大学、レベル高いのでは。



千貝弘「杢目銅 接合せ花器」:削ったり延ばしたり(←幼稚でスマン)、かなりの技巧が必要らしい。



進藤春雄「銀線香器 小さな息吹」:銀線細工という手法らしい。これも細やか。



1階ロビーに降りてきて天井を見上げると、ステンドグラス調の模様があった。



休憩してから少し歩いて、市内周遊バス「ぐるる」に乗って移動する。



■あきた文学資料館。定時制高校の校舎を再利用した施設とのこと。





私が知っている秋田関係の作家といえば、小林多喜二、石川達三、西木正明、阿部牧郎くらいか。結構年配のオジサンが近寄ってきて、話しかけられる。話がくどかったり、地元自慢ばかりだと困るなあと思ったが、この人がフランスに留学して文学を研究した資料館の館長なのであった。この人曰く、プロレタリア文学は秋田で始まったといえるということであった(文学をやれる余裕と、その反面の貧しさがあったのだろう)。

資料は撮影不可だったが、「さきがけ文学賞」の像、工藤健「春のリズム」があったので、これを撮影。



さて、そろそろ昼時になった。
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なぜか秋田2(11)近美断念

2025-02-23 07:41:14 | 食べ歩き
6時半起床。髪の毛にものすごい変な寝癖がついていて驚く。なんとか直して、7時から朝食だ。

朝食はご飯(梅ザーサイ、辛子明太子)、味噌汁、サラダ、納豆、冷奴、鮭、卵焼き、ベーコン、ソーセージ、青菜、ひじき、オレンジジュース。今日は秋田の郷土料理ではなく、ごく普通の日本の朝食風にしてみた。



多分、これまでのビュッフェスタイルの朝食で初めて見たと思う、アイス2種(バニラ、抹茶)を食べる。


→盛り方のセンス皆無。

早くから急いで朝食を取ったのは、横手市にある秋田県立近代美術館に行くためだったのだが、どうも交通の便が怪しい。JRは運休の可能性(一部路線はすでに運休)があるとのこと。だったら、高速バスはどうなんだと調べてみると、バス会社のホームページには全てかどうか分からないが、運転手不足で運休という情報がある。

秋田から横手市までは70キロ離れているのだが、この状況で行くのは危険だということで訪問を断念。無理せずに秋田市内で行っていない施設と、街中を回ることにした。かなり残念なのだけれども、こうやってのんびり市内を散策するというのも楽しいかもしれない。
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