横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

毒はない

2020-05-26 06:11:59 | 日記



2週間ほど前に見た近所のミズキ。
花が終わったところだが、葉が無残なことになっている。







犯人はこの子。無数のキアシドクガの幼虫により葉が食べられてしまったのだ。

この頃、幼虫はミズキだけでなく、道路際のフェンスなどあちこちで見かけた。







そして所構わず蛹がぶら下がっていた。







1週間もすれば羽化し成虫として活動する。ちょうど今ごろだ。







キアシドクガはドクガ科に属すが、幼虫から成虫までいずれも毒はない。
毒以外の何かの特徴でドクガ科に分類されたのだろう。







キアシは黄脚。つまり脚が黄色いことによる。







今の時期、成虫が大発生しミズキばかりでなく、いろんな木のあたりを飛び回っている。
林以外でも我が家の周りにも飛んでくる。なんのため飛び回っているのかな?

お母さんと通りがかった子が目に留めて「きれいな蝶が飛んでいるよ」と言っていた。







ところどころでカップルが誕生していた。







この後、雌はミズキ、クマノミズキ、エゴノキなどの幹に産卵するそうだ。



コメント (2)
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