瀬谷市民の森のコナラやクヌギの雑木林にキンランとかギンランとかが咲く。
その傍を流れる小川の岸辺で低木が茂っているところにはカワトンボの姿が多い。
それに胴部や翅の色が違う何種類かが見られる。
種類とか雌雄とかで違うのかも知れないが詳しくは分らない。
低木の一つはハナイカダだった。
ハナイカダは雌雄異株で、上のカワトンボが止まっているのとか、こちらの木は雌株だ。
雌株は雌花を葉の上に一つだけつける。
花柄が葉脈と合着して葉の上まで延びているということらしい。
上から見る。柱頭が4裂しているのが見える。
こちらが雄株。雄花が数個かたまって咲いている。
咲いているのは一つだが、数個の蕾が集まっているのが見える。
雄しべが4本見えているが、ぱっと見たところ雌花との区別が分りにくい。
複数かたまって咲いているか、単独で咲いているかの方が雄花と雌花区別の目安になる。