
上瀬谷を歩いていると畑の畦に薄紫の花が咲いていた。

アメリカイヌホオズキだ。
花は薄紫だったり白だったりで、5個程度の小さな花序を作る。

その名の通り北アメリカ原産の帰化植物だ。それも戦後(1950年頃)に発見された。
その頃、日本がアメリカに占領されていたことと関係があるのかどうか。

キャベツ畑の向こうの方に色づいた木々が見える。
隙間からゴルフ場が見える。

程ケ谷カントリークラブゴルフ場だ。
ゴルフ場として名門の程ケ谷カントリーは元々その名の通り保土ケ谷にあった。
戦後は米軍に接収された後、昭和26年頃から日本人もプレーできるようになったそうだ。
そして昭和42年に現在の場所に移転してきた。
その2年後に近所に転居してきた私はゴルフに興味がなく、ゴルフ場が近くにあるとは知らなかった。
退職後しばらくして近所を歩くようになって初めて名門ゴルフ場があることに気付いたのだった。