
上瀬谷を歩いていると今年は例年以上に蔓延っているものがある。

セイタカアワダチソウだ。
明治の末ごろに北米から持ち込まれ、特に終戦後アメリカからの輸入拡大により帰化が進んだそうだ。

黄色い花はキク科によく見られるように、中心にある筒状花と周囲にある舌状花で構成されている。

こちらのアキノキリンソウがセイタカアワダチソウに近い日本在来の花だが、最近は見ることが少なくなった。

近くの車道。植えられていた桜の木が枯れた跡を、これ幸いとセイタカアワダチソウが占拠した。

そこに何か虫がやって来た。
ミツバチではなく、シロオビハラナガツチバチあたりかな。

セイタカアワダチソウは秋の花粉症の原因と誤解されることもあるようだが、
セイタカアワダチソウは虫媒花なので風に乗せて花粉を飛ばすことはない。