近所の徳善寺の境内にハギの花が咲いていた。
少し盛りは過ぎていたが、まだきれいな花も残っている。
このお寺のハギは昔に比べると少しさびしくなった感じだ。
白い花も数本混じっている。
小さな豆の実も出来始めている。
キチョウなど蝶たちに人気があるようだ。
ツバメシジミとかヤマトシジミとかルリシジミも見られる。
ツバメシジミはヤマトシジミと同じぐらいの大きさ。小さな尾状突起がある。
翅の端のオレンジ色に黒い紋で、これもツバメシジミか・・・?
いや、ずっと大きいし、翅の波模様からウラナミシジミのようだ。
ウラナミシジミは境内から境川に向かった原っぱでクズのあたりにもたくさんいた。
ウラナミシジミは南のほうの越冬地から世代を継いで北上する。
夏の終わりごろから神奈川で見られるが、北へ行くと越冬できずに世代が終わる。
どのあたりまで越冬できるのだろう?
シーズンが終わって短く刈り込まれても、翌年いつの間にかすっかり伸び、
前年と変わらぬたくさんの花で楽しませてくれるのも嬉しく思います。
先に咲いた花の後には、もう可愛い実も生っているのですね。
こんなに色々な蝶たちが訪れているのは見たことがありません。可愛いです。
ウラナミシジミは毎年秋口にならないと見かけないような気がします。
神奈川の冬は越せないかもしれませんね。
萩もそろそろ終わりですね。でも花が残っているかぎりチョウたちもやってきます。
ハギに来る蝶の種類も多いです。
ルリシジミなんかも卵を産み付けたりします。
ウラナミシジミの越冬限界はどこでしょうね。
いわゆる暖冬化で神奈川でも越冬するのが出てくるかもしれません。
でも、まだ春先には見ませんね。