湯河原温泉街の川沿いで富士屋旅館前の小道を抜けてゆく。
抜けた先に屋敷があって石碑が立っている。
「史跡 二・二六事件光風荘」 と刻まれている。
昭和11年(1936)2月26日に東京で陸軍青年将校らが反乱を起こし内大臣らが犠牲になった。
有名な二・二六事件である。
同時に、ここ湯河原でも七人の別動隊が元・内大臣牧野伯爵をここ光風荘で襲ったという。
牧野伯爵は難を逃れたが看護婦や巡査などが犠牲になった。
光風荘は見学できるが、行った日は何か行事があったらしく入れなかった。
次の機会に訪ねてみよう。
光風荘と道を挟んだ所に大きなタンクがあった。
湯河原温泉の安定供給を行うための送配湯施設だそうだ。