鞍馬寺鎮守の由岐神社。
鳥居の向こうは拝殿だが、左右の間に通路がある割拝殿の形だ。
拝殿は石段を上がる形になっていて、下からだと額縁の向こうに大杉と紅葉の景色が見える。
このスギは樹齢800年、樹高53mで京都市天然記念物に指定されている。
計3本の大杉があり古くから「大杉さん」と呼ばれ、一心に願えば願い事が叶うとされている。
この階段の奥に由岐神社本殿がある。
境内とその奥の方に比叡山が見える風景で山門が額縁のようになっているお寺がある。
京都市寺町通り鞍馬口下がるにある曹洞宗・天寧寺だ。
鞍馬口というのは賀茂川出雲路橋あたりにある京の七口の一つで、ここから鞍馬街道が延びていた。
七口とは京の出入り口、関所のようなものだが数は七ヶ所とは限らず時代により変化している。
天寧寺門前の植え込みでカラタチの木が実をつけていた。直径3mぐらいの丸い実だ。
「からたちの花」北原白秋
からたちの花が咲いたよ 白い白い花が咲いたよ
からたちのとげはいたいよ 靑い靑い針のとげだよ
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からたちも秋はみのるよ
まろいまろい金のたまだよ
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