
家のすぐ近く、橋から下を見ると白い花が川を覆うばかりに広がっている。

ノイバラ(バラ科)、日本中に自生する日本のバラだ。
色とりどりのバラたちのような華やかさはないが、個性はしっかりしている。

川のほんの少し上流にある高校の擁壁にもノイバラがいっぱいだ。

その近くには1mちょっとの高さのこんもりとした針葉樹がある。

コノテガシワ(ヒノキ科)は枝が直立し葉が縦に広がっている姿が独特だ。
その様子から児の手柏と名付けられたそうだ。
ここでの柏はブナ科のカシワのことではなく針葉樹を意味する。

葉の間に薄緑色の果実が出来始めている。この果実の形も独特だ。
コノテガシワの花は雌雄異花で3月ごろに咲いていたと思うが見落とした。
10年も前に見た雌花は薄いピンク色だった。
逞しい野趣があって好きです。
境川沿いでも花盛りだろうなぁと思いつつ、ちょっとこのところ
そこまで歩くのがダメになっていて行かれていません。
コノテガシワに実が生っていましたか。☆が落ちてきて引っ掛かったような
実が面白いですね。私は実には気付いても、ついぞ花には気付いたことなく
来てしまっています。
ノイバラはいずれ赤い実ができるころもまた良い風景を作ってくれます。
コノテガシワは垣根の一部になったりしますが、
しげしげとは見ないで通り過ぎますね。
花もそんなに大きくなくて葉の間に咲くので気づかないことが多いのでしょう。
ご近所は草木も豊富なところのようですから、早くお元気に見て回れるようになるといいですね。