
京都に用事があったので大原にも立ち寄った。
紅葉の頃は賑わったと思うが、今は静かなものだ。
少し曇っているが、向こうに見えるのは滋賀県境・比叡山辺りの山だ。

大原は柴漬けでも有名で季節によっては赤紫蘇がいっぱい植えられているが、今はそれもない。

寂光院や三千院への道を歩いていると、あちこちで愛宕大神の灯籠を見る。
京都嵯峨の愛宕山にある愛宕神社との関係は調べ切れなかったが、
この近くに愛宕郷(於多岐)という郷があったそうだ。
明治12年には今の左京区全域に北区、東山区の一部を含めて愛宕郡ができた。
あたご郡ではなく、おたぎ郡と発音する。むかし京都に住んでいたのに初耳の事柄だ。
この灯籠の愛宕大神は「おたぎおおかみ」だろうか。その社はどこにあるのだろうか。

寂光院への道すがら、ある屋敷の植え込みの草の間の青色の実と奥に橙色の実とが見えた。

このきれいな青色はジャノヒゲの実だろう。久しぶりに見た。

立ち上がったマンリョウの木のまわりに植えられているのはオモトのようだ。

そういえば万年青の花を観察した記憶がない。いつかどこかで見たいものだ。
「猫のしっぽ カエルの手 〜京都大原 ベニシアの手づくり暮らし〜」を
長年観ていて(近年は再放送がほとんど)、雰囲気に親しみがあります。
番組内で赤紫蘇の畑もたびたび登場しました(^^)
やはり「里山」の風景ですね。
あるお宅の植え込みの中、ジャノヒゲの美しい青い実、マンリョウやオモトの
赤い実が鮮烈ですね。オモトの花…私も見たことがありません。
市内から少し時間がかかるのですが大原へ行ってきました。
ベニシアさんの番組よく見ましたねえ。今もお元気のようですが、TVではごぶさたです。
赤紫蘇は大原独特のものなので番組でも紹介されたのでしょうね。
今回は草木に期待をしていなかったのですが、初めて見たオモトの実とか、久しぶりのジャノゲとか楽しめました。