横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

ハナネコノメ

2016-03-26 07:29:15 | 日記



先日、秦野・水無川の桜並木を見る前に蓑毛に立ち寄った。






ハナネコノメ(ユキノシタ科)
バス停から少し歩くだけでハナネコノメの群生を見ることができるからだ。

この時期はネコノメソウの仲間各種があちこちで咲いているが、
水辺や湿ったところに咲くハナネコノメは白い花に紅い葯が人の目を惹く。






二裂した柱頭の奥が黄色くなっているのは蜜のありかを示しているのだろう。






最初の写真のようにハナネコノメが岩の上に咲いているのは、
岩肌に苔類がびっしり着いているのに助けられている。






特に目立つのはジャゴケだ。ゼニゴケの仲間だが普通のゼニゴケよりずっと大きい。
扁平な葉状体の表面に鱗模様がいっぱいなのを蛇に見立てた名前のようだ。




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初物

2016-03-25 06:54:43 | 日記



フデリンドウ(リンドウ科)
瀬谷市民の森では毎年これからの時期にフデリンドウが咲く。
たくさん咲く場所では芽が出ているものの花は少し先のようだ。

しかし少し離れたところで咲いているのを見つけた。初物だ。






フデリンドウは雄性先熟の花だ。
2輪ならんでいる左側が雄性期で雄しべが目立ち、
右側の花は両性期に入って雌しべが伸びてきたのが見える。



横浜のほほんを引き継ぎました。
相変わりませず宜しくお願い申し上げます。

コメント (6)
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