山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

塩蔵川

2018-04-05 20:10:46 | 渓流釣り
塩蔵川


今シーズン初めての岩魚釣りは塩蔵川。例年より遅い出漁です。(やはり年ですね)

まだ薄暗い中 林道を歩きます。すっかり雪も消えています



ガサゴソ! カモシカでした。



林道は崩れている所もあります




さていつもの降り口から。流れを覗き込みます。




岸辺にもわずかしか雪はありません。



いつもの淵。ここはあまり出ないのですが、一匹来ました。



誰も竿を出していないかと思うほどアタリは頻繁に来るのですが、どうも鉤掛かりがよくなくバラシが多い。

しかもバレると反動で仕掛けが枝に絡まり、うまくいきません。

それでも半分近くは取り込めます。これは尺物。


上流に行くと岸辺の雪が増えてきて しかも緩くてズボッ ズボッもぐりこみ遡行が大変。



大滝までは行けませんでしたが、釣果もも十分なのでここで竿納、登りやすそうな斜面を攀じ登ります。




喘ぎながらも林道へ。雪は少しありますが歩くのに問題はありません。



枝越しに見える御嶽山。



岩魚釣りシーズン幕開けです。山菜もありますからまた忙しくなります。


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和田川終盤

2017-09-22 07:00:05 | 渓流釣り
和田川終盤

雨上がりで、勇躍 勇んで・・ やはり暗い中の林道歩き、滑るようにボサ繁茂の斜面を下り。


水量はわずかに大目、    しかし餌では、全く 出ない?!


テンカラではどうにか出る。振込みも狙った所へほぼ打ち込めるようになったが肝腎の魚の出はイマイチ。




心洗われる渓がせめてもの慰め。




早々と切り上げ、、常願寺本流堰堤下を見に行ったが入ることもできませんでした。




どうも最近はキノコといい、岩魚も全くの不調。最終盤で追い上げてみたいが・・・?

板敷渓谷

2017-07-30 18:19:25 | 渓流釣り
板敷渓谷

今日も天気は悪い。こんな時は岩魚釣り?

おもむろに釣具屋さんへ。降雨直後だから一応ミミズを調達。

しかしこんな時間だからごく近場の板敷渓谷、ここは岩魚でなく山女の渓です。

観光地の大滝を避けて、この上に出るショートカット道、知る人ぞ知る山道です。



滑り落ちそうな急斜面を下ります。下に流れが見えてきました。



はじめの淵。ここは小物の餌取ばかり。


すぐにきれいな大滝。しぶきが飛んできます。



きれいな山女


大滝を横から


大高巻きですが、滑りやすく慎重に。



流れに降りると、これが板敷です


二段岩屏風の滝。ここもかなり際どい巻き。


山女はやはりきれい


降りて、ゴルジュ様になります。


この滝はそれほど高くはないのですが


両岸がツルツル。肝を冷やしながら乗越え。


その上の淵、少し濁りが増してきたか?




くの字の大滝


久しぶりに自撮り


上にまで抜けることも可能ですが、餌がなくなりました。

帰りもヒヤヒヤもので,暑い夏によく涼めました。


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和田川3

2017-06-29 21:18:55 | 渓流釣り

梅雨前線が少し上がってきそうです。微妙な天気ですが出かけました。

有峰林道亀谷ゲートには早くから開通待ちの車が1台。

この脇をソーと歩きぬけます。


しばらく歩いて、斜面下り。薄暗くてこんな所ですから何が出てくるか・・・



流れに出ると、渇水です。前2回は増水で渡渉に苦労したが、今回は渡渉は全く問題なし。


きれいな淵。しかしポイントが判りづらい。


ここも出そうで出ない



ギボウシの咲く岩。ここでは糸を切られました。



まずまずの形


ここがいつものきれいな所。




アタリも渋く次第に集中力も途切れてくる。

中間点辺りで無造作に扱った竿が折れました。予備竿も持ってきていましたが

ここで終了とパッキングしました。うん。待てよ!テンカラはどうだろう?

再度、上流を目指すことにしました。毛鉤を飛ばすとすぐに来ましたが合わせるどころではありませんでした。

今度は慎重に、思い切りあわせると岸辺に飛んでいきました。丸々太っています。

次は足元まで寄せましたがバレ。

その次はタモでしっかりキープ。しかしテンカラはラインが長いので取り込みがどうもうまくいきません。

暑さのせいか?やはり集中力が切れ時間も気になったので竿もたたみ最奥の上り口を目指します、

途中の通らずも全く問題なし。


小沢を上がり古い堰堤の梯子?を登り林道へ。予報に反しむせ返るような暑い日ざしの中をゲート目指します。



やはり夏場の釣りはむつかしい。これからはメジロアブで釣りにならない。秋口が最後か?


亀谷温泉入り口の歓迎ゲート。ここにも何回通ったことか。


今回は 、ま、ツも抜けたので良しとしましょう。


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和田川 岩魚釣り

2017-06-03 20:19:42 | 渓流釣り
和田川 岩魚釣り

今シーズン2回目。前回は雪代で増水し渡渉もままなりませんでしたが・・

今日は曇り、時々小雨、時々晴れ。

例によって朝暗いうちから有峰林道を歩きます。亀谷トンネルは今日は灯りがついていてヘツデン不要



いつもの斜面をの一つ上(私だけのルート?)から谷へ降ります。ボサも大分多いです。流れはまずまず。今日は渡渉も問題ないでしょう



両岸は切り立っていますが、それほど圧迫感はありません。川が大きいからか?しかし増水したらアウト。


きれいな流れです。


暑い時期ですから何回か腸取り。(でも今日は寒いくらいです)



釣りあがっていきます






・・

開けて来て、正面に小山が見えたらここが中間点ですが、最近はこの中間点で竿をたたむことが多いです。



なぜか?遡行スピードが落ちた?終点まではまだまだ遠い?釣果もまずまず?それともやはり年のせいで気力が落ちた?いろいろ複合的??


さて林道への斜面登り





途中にはタニウツギが咲いていました。 艶(あで)やかだが清楚?




(これは朝暗いうちに降りた斜面です。鈴を控えめに鳴らしながら)



やはり年々いろいろなものが低下していくのでしょうね。

山の幸、渓の恵み

2017-05-25 21:11:58 | 渓流釣り
山の幸、渓の恵み

今年もこの季節になりました

天気は悪く雨降、岩魚釣りにはちょうど良い?

車止めから林道を歩くようやく明るくなってきました。


1時間ほど歩いて、降り口?から川面へ


かなりの増水、雨の降り方以上だ?上流は大雨か?


いつもの淵も溢れんばかりで竿を出す所もありません。




ますます雨脚は強くなっていきます



中ジメ、この後尺物も。最大35cm。この雨のせいか?


しかし、竿を出すところも少なく、竿をたたんで、へつったり、巻いたりで、何とか大滝が見えてきました。


滝壺まで近づけません。


斜面にはお目当てのシドケ。



ワサビ



アイコ



滝上もかなりの増水でいつもの登り口まで行けません。



やむなく斜面登り、できるだけ笹の少ない所を。(ここは初めて)


やっとのことで林道へ。ウドが。この辺りはまだ小さい。


トリアシショウマ


コシアブラの所はパスしたので、ハリギリを。


帰りの林道から御嶽山が。今頃雲がきれてきました。


また寄り道してワラビ採り、採りごろの良いのが群生しています。


雨に打たれながらで寒くて震えていましたが、沢山の成果がありました。(欲張り)


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岩魚釣り

2017-05-01 20:53:57 | 渓流釣り
今日は予報では荒れた天気になるとか。こんな日は登山でなく岩魚釣り。

早朝まだあけやらぬうちから歩き出します。



そのうち明るくなって,  林道はもう雪はありません。




雨のパラつく中、小一時間歩いて斜面を滑り降り川面へ。流れはまずまず。



冷たい雨が強くなったり弱くなったり、気温は3度くらいでブルブル震えながらの釣り。

でも結構釣れます。尺こそいないが、なかなかの良形。ここで初回の腸取り。



このやや大きめの淵、いつもはほとんど出ないが、今日は出ます??



ドンドン釣り上がり大滝目指しますが、斜面や岸には雪が現われはじめます。




雨もひどくなり、帰りの雪斜面登りを考えると少し時間は早いが今日はここまで。

少し下って、急だが雪もなく笹も少なく、掴み所もある斜面を登ります。



出来るだけ笹のない所と思いますが、上部はやっぱり笹薮、滑ってなかなか登れません。




やっと林道へ


雪は林道の山側にわずかに残っています。歩くには支障ありません。



フキノトウも沢山出ています。



比較的短時間でしたが釣果は十分。寒かったが雨の降り出しが好影響したのか?


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富山遠征

2017-04-23 20:53:20 | 渓流釣り


初日まずは常願寺川支流和田川へ岩魚釣り。
有峰林道は6,1が開通ですからゲートには誰もいません

支度をして亀谷トンネルを通過しますがトンネル内はライトもついていません。ヘッドランプで。


いつもの降り口から。まだボサは繁茂していないので歩きやすい。流れに降り立ちました。少し水が多い、?!


アタリはあまり良くない。雪代か?


水量が多く渡渉がチョッと厄介


雨も降り出してきました。ますます雪代が多くなるのでは?



いつものキレイな淵も嫌な色


雨も降り方がひどくなってくるし、雪渓も多く見られる、雪渓のせいか?視界が不良。なんだか不気味。


アタリも遠のき、鉄砲水も心配。チョッと早いが竿をたたむ



斜面の登り、ここも雪渓が残っています



林道に出て、路面は荒れています。雪渓は路面にまで張り出しています。開通までにはまだ間があるが毎年同じようなことをしているのでは。


さて、こんな天気でホタルイカは?一応海岸の偵察に。雨は降ってはいない。ううーん。どうだろう、波も高くはないが、ある。



時間があるので、雨晴海岸見物にでも。



再び八重津浜へ戻り、夕日、天気はいいのだが・・とりあえず車の中で仮眠。



12時過ぎにはかなりの人出、支度をして 海の中へ。昨年よりいくらか人出は少な目か?こんな天気だから早めに諦めたのでは?



しかし出始めました、3時過ぎまで海中で掬い続けます。大漁です。6回目にして初めてです。


あまり捕りすぎても後の処理が大変。現地で茹でるようにとカセットコンロや鍋、金網、塩など用意してきていましたが

肝腎のボンベを忘れました。急遽帰ることにしました。昼ごろ着いて、早速下処理です

まずボイル、少しづつ何回にも分けて、内臓がパンクしないように、しっかり観察して。


その後  目玉、口、軟骨取り。量が多いので気の遠くなり様な作業でした。(千里の道も一歩から??)

夕飯はとりあえず酢味噌和え、沖漬けは冷凍庫の能力がたりない、他の保存方法を・・佃煮か

サテ、やっぱり疲れました。  今年は富山へは何度ほど行くのだろう?

フォトストーリー
和田川岩魚釣り

ホタルイカ掬い



雪の中の岩魚釣り

2017-04-06 20:30:04 | 渓流釣り



塩蔵川、今シーズ初出漁。例年なら3月中に何回か行っているのですが・・・、

早く目が覚めたので早く出かけて車留めで仮眠、5時に出発。

林道には雪があります。昨年よりいくらか多いか?


振りかえると御嶽山が見えます。



林道は何箇所も小さな雪崩があって滑り落ちそうで怖く、時間がかかります。



いつもより手前から斜面を降り川面に出ます。雪は結構あり遡行しづらそう。




浅くて川通しに行けるところは水の中を行きます。深い淵などは岸の雪に乗りますが、ズボッと腰や胸まで何度も潜り込みます。



持参のブドウ虫ではアタリが悪く 冷たい流れに手を突っ込み石をひっくり返し川虫取り。これでは来ますが

遡行ははかどらず、釣り場の距離は短いのに時間ばかり食ってなかなか竿を出せません

次第に釣り気もなくなり、いつもの降り口までで終了。この川の岩魚は黒い。



あの斜面を登ります。が 雪は深く、しかも硬くしまっていなく足場が築けません


岩魚釣り用の簡易のワカンも何度もはずれ一向に高度を稼げません。

何とか林道に這い上がりましたが雪は緩く実に歩きづらい。それでも車止めにはいつもより早く戻れました。



対岸の景色



毎度のことながら、この岩魚釣り?  いったい何なんでしょう??



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塩蔵川 5

2016-09-23 18:59:57 | 渓流釣り
塩蔵川


またもや濁流!!

天気予報は弱雨だったので出かけましたが、木曽路からは弱雨どころかまさに集中豪雨。
国道361号は野麦峠分岐の少し先で通行止め!??
しかし看板だけでその脇を何とか通れる。七峰館辺りまでが通行止めになっていました。

車止めについたころには小雨になっていました。
うーんどうしよう?他へ転進しても状況はあまり変わらないだろう。

雨が止めば源流域では急速に水位も 濁りも取れてくるのでは??

支度をして歩き出す。 最初の橋の下の流れはすごい濁流!!   

それでも行きます。雨後の林道。


出来るだけ上流へ、2時間弱、、いつも釣りを終えてあがる所から、笹薮を掻き分け下りました。

途中からの流れ。かなり水量も多く、濁りも強いが先ほどの橋ほどではなさそう。


川面に出ると何とか釣りにはなりそう。しかし渡渉は無理。遡行もほとんど出来ない。


降り口の前後で竿を出す。何とか来ましたが、同じ川の岩魚とは思えない??




以前熊に出会った所辺り。ここも溢れています。


一旦林道に上がり、林道を下ります。


下流の降り口から斜面を下り再び川面へ。ここも水量が多いが濁りはかなり取れてきている。いつも初っ端に来る淵です。


対岸で掛けましたが流芯でバレ。かなり重かったが、魚体は見えませんでした。

もう上下にはほとんど移行できず ここで竿納め。本日の釣果はわずかに6匹。

また帰りに日和田高原白樺林を見てきました。


これで今シーズンの岩魚釣りは終わり。