山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

白砂山、旧羅漢寺遺構

2021-04-11 17:41:54 | 登山

今日は知人と ごく近場、昇仙峡の藪山歩き。      (ルート図 追加)

昇仙峡沿いの空き地に車を停め橋を渡り向かいの現 羅漢寺へ。地元の人が数人で15日のお祭りの準備中です。

 

羅漢寺の裏から尾根道を登ります。「そちらは行けませんよ」  「ええ、いけないところを行きます」と急な尾根筋を登ります。

 

 

踏み跡か、獣道か?判然としないところを登って行きます。こんな大きな岩もあります。

 

ま、何とか登って やっと 白砂山です。ここは一般観光客も来るところです。向かいは弥三郎岳、帰りはその下の急斜面を下ることになります

 

その後は一般道を通ってパノラマ台、弥三郎岳のほうへ向かいますが、

山頂直前で立ち入り禁止の旧滝上登山道へ入ります。

 

途中で右側、弥三郎岳直下をの大岩下へ回ります。

昔の酒の神様?弥三郎権現社です。かなり朽ちかけています。ここまで来る人はほとんどいません。

 

この弥三郎権現の反対崖側の大岩を下ります。古いながらも鎖や岩に穿かれた石段?もありますが高度感があります。

 

ここを降りるとすぐに石碑のある展望所です。バックに富士山が見えるはずですが今日は雲がかかっています。イエイッ!

 

すぐに一の嶽、ここには昔 阿弥陀如来が祀られていたとのこと。ハングした大岩の下に石造物があります。

 

ここは三の嶽  薬師如来が祀られていたらしい。

 

昔の道標、・・東三の嶽・・ 安永四乙未?(田沼意次の時代?)少し行くと西二の嶽の道標もあるのですが倒木などでパス。

 

こちらは二の嶽、釈迦如来が祀られていた? いずれの嶽には五輪塔・宝篋印塔などの石造物が一部残っています。

 

この後 急な小尾根、沢筋を下って ちょっと迷いながらも   旧羅漢寺遺構です。

 

 

後は羅漢寺沢を下って元の車止めへ。


この一の嶽、二の嶽、三の嶽はなかなかストレートには見つけにくく 危ない急斜面を登ったり下ったりと迷います。 

久しぶりに来ましたが でも こう言う藪斜面歩きも面白いです。


蜂城山 達沢山 茶臼山

2021-04-08 20:24:25 | 登山

天気も良いし、桃の花でも見に行こうと蜂城山へ。

 


しかし1時間もかからずついてしまったのでさらに先へ。

 

途中で大久保山への分岐があったがまっすぐ達沢山山目指す。

 

途中に神領山が。倒木が目立つ。

 

ツツジが咲いています

 

長い登りでようやく達沢山、ここまで来たらピストンはもったいなく周回へ。

 

ナットウ箱山?

 

京戸山。まだ新しい山名板。

 

天然シイタケです。近くを見渡しましたがこれだけ。

 

檜の伐採地。林道もあるのですが、山道へ。

 

二本木山。かわいい てるてる坊主?

 

大沢山。ここにも てるてる坊主。

 

ようやく茶臼山。この辺りは根こそぎの倒木が多い。

 

 

何とか桃畑に降りてきました。

 


達沢山も京戸山も昔2回くらい登っているはずですが、山頂などまったく覚えていませんでした。

簡単に周回と思ったのですが結構長くかかり十分に足腰が鍛えられました。


ルート図


栗ヶ岳

2021-03-28 10:00:57 | 登山

粟(あわ)ケ岳 でなく  栗(くり)ヶ岳です。

飛騨の小鳥川上流、清見大谷にあります。残雪期の山です。

(3月27日)夜半に家を出て林道ゲートに少し早く着いたので、仮眠したら寝過ごし。

 

慌てて森茂林道をばします。除雪はされています。

 

森茂峠です。山の神でしょうか?ここからアイゼンを装着し、

 

向かいの雪の斜面を適当に登り尾根に出ます。

 

第三目の鉄塔1364mだったか、ここで右からの尾根と合流します。

 

少しだけ雪庇のある尾根を進みます。

 

1614mピークが見えてきましたがまだかなり遠い。

 

ブナの目立つ広い雪原を進みます。

 

急に見えた1614mはすぐそこですがそれほど傾斜はない?

 

中央三連の一番右端が栗ヶ岳です。まだ遠い。

 

白山が見えてきました。少し笹が出て黒く見えるのが栗ヶ岳?

 

この辺りから風は強く、また脚が攣りだしてきました。ゆっくりゆっくり登る。あわよくば御前峰とも考えていましたが。
寝坊も加わってとても無理です。


栗ヶ岳頂上から 白山、御前峰。

 

右の小さく尖ったのが籾糠山、その左が猿ヶ番場山、左端が御前峰。四方眺めはすこぶる良いのですが風が強く長居はできません。


帰路、それまでもそうでしたが、北アルプスの連山が見渡せます。手前の白いピークまでの連なる尾根が帰り道。あそこを登って来たのです。

 

 途中から雪は緩み、もぐりだすのでスノーシューに履き替え、ようやく森茂峠が見えました。

 

林道は何度かショートカットして駐車地へ。斜面は残雪期の山。


途中から出会った人は同じような年ごろの人、やはり藪山や残雪期の山に登られているようで話が弾みました。

こう言う残雪期限定?の山はなかなか楽しくいいものです。

ルート図

詳しくはこちら

 


入笠山2

2021-03-18 20:18:57 | 登山

ゴンドラに乗って

 

湿原を上から見た所。雪は大分少なく地肌が出ているところもあります。

 

旧ゲレンデ跡。平日ですが何人か 登山者がいます。

 

ハイ、ゆっくり登っていきます。

 

岩場コースですが雪があるので普通の雪道

 

御嶽、乗鞍北アルプスバックに、入笠山山頂にて。雪はほとんどありません。

 

時間も早いので大阿原湿原のほうへ向かいます。佛平峠。

 

 

林の中にショートカット道があるようですが・・

 

大阿原湿原。何度か通っているのですが、雪の時は初めて。

 

グルっと湿原を一周します。

 

帰路、八ヶ岳の展望所にて。

 

入笠湿原に戻ってきました。


今回もユル?登山でした。


天狗岳(周回)

2021-03-11 18:48:41 | 登山

またもや週末は天気が悪そう。

コロナワクチン注射で腕が痛かったが昨日午後から急速に改善、木曜日は天気が良いので急遽,天狗岳にでも。

天狗岳はこれで3回目だが周回はしていなかったので唐沢鉱泉から。

朝はいつもの時間に起き 早めにご飯を食べ通勤時間帯に巻き込まれないように出かける。

唐沢鉱泉です。初めからアイゼン装着、黒百合ヒュッテ回りです。

 

樹林帯の中を進みます。渋の湯からの道と合流。

 

結構雪はあります。

 

黒百合ヒュッテです。ベンチで休んでいる人がいます。ポカポカと天気はすこぶる良好。

 

 

中山峠。右、天狗のほうへ行きます。

 

東天狗(左)と西天狗

 

 

まず東天狗へ

 

結構急ですが、アイゼンはしっかり効きます。

 

あの先が東天狗山頂。

 

山頂から。遠くに白く連なるのは北アルプス

 

西天狗へ向かいます。一旦下って。

 

西天狗山頂。

 

西尾根へ向かいます。西天狗から大きく下って・

 

 

第二、、第一展望所を越え、樹林を下って、唐沢鉱泉に戻ってきました。

 

 


天気も良く眺めも良好。周回も予想以上に順調にこなせました。


(辻山)

2021-03-04 20:17:25 | 登山

敗退、と言うか普通に朝起きて出発も遅く、辻山ぐらいまで行けたらなと、12時をタイムリミットにしておいたので・・

火事場跡までようやく来たら眺めもいいのでここでお昼ご飯。引き返しました。


夜叉神峠登山口

 

途中の山の神。雪はありません。

 

上のほうに行くと登山道はツルッツルッに凍り付いています。たまらずアイゼン装着。

 

夜叉神峠に着きましたが、あいにく曇っています、おまけに小雪もちらついています。

 

先に進みます。霧氷がきれいです。

 

長い長い樹林帯の坂道。ここも凍り付いています。

 

やっとのことで杖立峠。まだ先があります。

 

辻山までは2時間30分と  エエッ?!もう諦めました。せめて展望の良い火事場跡まででも・・

 

先へ進みます。この辺りはかなり雪が深い。

 

ようやく開けてきました。

 


夜叉神峠では曇って見えなかったのですが。白根三山がきれいに見えます。

風もなく暖かいのでここでゆっくりとお昼ごはん。

 

さて帰路、杖立峠に戻ってきました。

 

 

夜叉神峠、少し曇がありますが いい展望所です。

 


火事場跡までの往復、昼飯込みで6時間かかっています。

昔 1月に一泊二日で鳳凰三山ピストンしているのですが、辻山までこんなに長かったでしたか?

若かったからか?


縞枯山、茶臼山

2021-02-20 20:08:22 | 登山

(諸々の事情で・・・)

北八ヶ岳ゴンドラに乗って

 

坪庭からの縞枯山

 

雨池峠から縞枯山へ

 

結構深い雪道を登っていきます。

 

縞枯山の尾根に出て、南八ヶ岳と南アルプス

 

縞枯山の由来の?立ち枯れの木です。

 

縞枯山展望台から、茶臼山と南八ヶ岳

 

茶臼山へ向かいます。帰路にとる五辻への分岐

 

雪景色。

 

茶臼山、樹林の中で展望は全くありません。

 

で、展望台へ。

 

すごい強風、爆風と言っていいほど。

 

帰りは五辻へ回ります。長い下りの後、あそこが五辻

 

森林浴の展望台??遠くは霧ヶ峰のほうか?

 

帰りはゴンドラに乗らず歩いて下ります。ゲレンデ横。

 


のんびりと雪景色の中の山歩き。空は晴れているのですが風の強い一日でした。


金峰山

2021-02-13 20:06:42 | 登山

今までにいろんなルートからもう何回も登っていますが、冬は2回目です。

瑞牆山荘近くの無料駐車場から登り尾根に出ると瑞牆山がドーンと見えます。

 

少し上ると富士見平小屋。

 

金峰山に向かって登っていくと。まず大日小屋。中央下、避難小屋か。


大日岩。上のほうから見た所

 

長い樹林歩きの後、砂払の頭を過ぎて森林限界上に出ると、遠くに五丈岩見えます。

 

尾根道を登っていくと、崖の間から富士山。

 

振り返ると八ヶ岳がきれいに浮かんでいます。

 

左手のほうは南アルプス。きれいにに見えます。

 

五丈岩が近づいてきました。

 

五丈岩

 

金峰山山頂にて、バックは八ヶ岳。左のずーっと奥は中央アルプス。

 

山頂から見た五丈岩。後ろは南アルプス

 

五丈岩と富士山。 

 

 

この他朝日岳、北奥仙丈、大菩薩。御坂山塊、毛無山塊、御嶽乗鞍、北アルプス浅間山・・・

グルーっといっぱい見えました。


帰路、八ヶ岳と、右中央 瑞牆山

 

ずーっと下って富士見平のキャンプ場。朝はテントがなかったのですが、二張ありました。

 

無事駐車場に戻りました。

朝は6台ほどでしたが、たくさんとまっています。

金峰山にはあまり人がいなかったが?瑞牆山のほうか?

 

風もほとんどなく、暖かく、眺めも良く じつに良い登山日和で、あまり疲れた感じはありませんでした。


牛奥雁ヶ腹摺り山

2021-02-06 19:52:39 | 登山

大菩薩のほうから続く小金沢連嶺の中央部に位置する山です。

秀麗富嶽十二景 のひとつで山頂からの眺めは良いです。

富士山はもちろん、南アルプス、八ヶ岳、金峰山なども眺められ冬場は特にきれいです。

今年は丑年で牛にちなんで登る人も多いようです。

日川渓谷の上流、すずらん昆虫館から出発です。

 

はじめ、カラマツの林ですが雪もありません

 

天気は良いです。作業林道に出て少し雪があります。

 

尾根道に入ります。

 

北斜面は雪が多い。

 

パノラマ岩からの眺め。南アルプスがきれいです。

 

もう少しで牛奥雁ヶ腹摺り山山頂です。立ち枯れの斜面。

 

 

立ち枯れの木の間から富士山。

 

牛奥雁ヶ腹摺り山山頂、1990mです。

 

帰路、八ヶ岳も見えます。

 

 

天気が良く風もわずかで暖かい。 ゆっくりとと景色を楽しみながら今年の山?に登ってきました。


守屋山

2021-01-31 19:15:22 | 登山

赤石山脈の最北端の一等三角点のある山です。(西峰1651m)

いくつかの登山道がありますが、杖突峠がごく一般的ですかね。

もう何回か登っています。いつも冬ですが、登りは、杖突峠から下りはそれでも立石コースや守屋神社コースです。

今日も朝ゆっくり。昨日ほど風はありません。

杖突峠の大規模なソーラーパネルのある駐車場にはすでに10台近く停まっていました。

踏み跡に従って雪道を登っていきます。

 

途中で林道を少し歩き赤井沢新道に入ります。

 

途中の姫ザゼンソウの小沢を越えてキャンプ場の小屋の所へ。

 

少し登りで雪もやや多くなります。

 

東峰が見えてきました。

 

守屋山東峰です。遠くは中央アルプス。

 

こちらは諏訪湖が見えます。

 

次は20分ほどかかって守屋山西峰、こちらが本当の山頂です。多くの人が登ってきました。

眺めは良く中央アルプス。

 

南アルプス。天候が良ければ百名山の33座が見えるそうです。富士山は見えません。

 

さて帰路、すぐ近くのラビットハウスに顔を出しました。

金子さんはおいでで以前吹雪の時お餅を頂いたことのお礼を言い、またまたコーヒーを頂きながらいろいろとお話を伺いました。


守屋山の木のお札や詳しい案内文やコース地図もいただきました。

御年、90近いそうで今日は立石コースを登ってこられたようです。お元気ですね。

 

下山は立石コースです。

 

出だしは少し急ですが、いろいろと変化に富んで変わった岩などもあります。

 

これが名前の由来の立石。

 

車道に出てソーラーパネルのある駐車場に戻りました。


いろいろお話も聞け元気ももらったようです。