山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

阿弥陀岳

2021-01-11 08:52:58 | 登山

    (昨夜は、いわゆる503エラーですかね。ブログがアップできませんでした)

今まで雪のある時2回登っています。一度は中岳からの通常ルート。2回目は中央稜から。

今回は御小屋尾根です。まだ暗い中ヘッドランプで歩き出します。

 

ようやく御小屋山です。

 

不動清水、この辺りから雪も増えだし急斜面になっていきます。アイゼン装着。

 

急登でようやく西の肩?

 

稜線に向かって雪の斜面を登っていきます。

 

ロープも設置されていてこれの助けを借りながら登ります。

 

稜線に出て、左奥は赤岳。右上にロープが見えます。あそこを越えていくのです。

 

鉄梯子も現れましたが、結構怖い。

 

広い阿弥陀岳山頂、山頂標柱だけでなく地蔵様(阿弥陀如来?)などいろいろあります。

(以前中央稜から来たときは全部雪で埋もれていました)

 

バック、わずかに赤岳が。

 

一瞬、富士山も見えました。カメラを構える間に・・・。手前下は南稜。

 

ハイっ ポーズ。(ズボンが雪まみれ?)

 

帰路、ピストンですがちょっと怖そうなトラバースも。摩利支天の脇ですか?

あの先の標柱が御小屋尾根方面への下り

 

 

雪の斜面の下り,結構気を使います。登って来た御小屋尾根が見えます。

 

樹林の間から、正面丸みのあるのが阿弥陀岳、右後ろが赤岳

 

陽が射し、きれいです。雪の造形?

朝のうちは寒くて寒くて顎が?凍り付く感じ。長い長い急登。御小屋尾根ルートはとにかく長い。

何か敗退の理由を考えてもう引き返そうかと思いましたが、いい理由が思いつきません。

何度も休みながら、GPSを見て中央稜との合流部を過ぎると近い、あと少しと 頑張って登ってきました。

登りは計画より30分オーバー。トータルではピッタリでしたがやはり体力の低下は否めません。

ルート図

詳しくはこちらへ


見越山、帯那山

2020-12-10 20:11:15 | 登山

朝のうち、諸々の用事をこなし出かける。

久しぶりにプールへ行って全身運動でも・・・と思ったが。

あまりにも天気が良いので山歩きが良さそう。しかし今頃ではどこへ?鉄砲や熊も気になる。

・・・帯那山はどうか?もう12月に入ったから林道ゲートも閉鎖されているか?

ま、近くまで様子を見に行ってみよう。  幸いなことにゲートは設けられていなかった。

車で帯那山の昔の牧場への枝道に入る。

近くに車を停めてまず見越山のほうへ。

 

途中、右手に牧場への古い案内文字板が、帰りにはこちらに回る予定。

 

しばらくで見越山。1347mの三角点があり山名板も大きくて新しい。

 

さらに先へ、大伐採地越しの富士山。

 

右手のほうには電波塔。

 

帯那山へ戻るように廃林道を行くと見晴らしの良い所がある。鳳凰三山と後ろに白根三山、甲斐駒。

 

帯那山山頂です。

 

山頂からの富士山。関東の富士見百景の一つです。平成16年に選定されています。

 

奥帯那山に向かいます。

 

奥帯那山(帯那山三角点)です。

 

再び帯那山に戻って北のほうには 手前 水ケ森、バックは金峰山などが望めます

 

さて帰り、エエッ!?来るときはこんなものはなかったのに!!閉じ込められた?!

市も午前中は何をしていたのでしょう?ちょっと いい加減 では?

 

(過日の台風の時も通り過ぎて特に被害もなく天気も良いのに3日経ってもゲートは閉めたまま)

 

ま、今回は無事に抜け出し事なきを得たが、下の入り口にも同じような看板、ゲートがありました。

 

ごく短時間の山歩きでした。


烏帽子山、王岳

2020-12-05 19:39:12 | 登山

山の会の人たちと御坂山塊の南西のほう、ほとんど知られていない烏帽子山。烏帽子岳や烏帽子岩は全国に多いが

ここのは烏帽子山で1161m三角点があります。

甲府精進湖線精進湖トンネルの3kmほど甲府寄りに中道往還の旧道があり、はじめこの旧道に入ります

 

すぐに東側の尾根に取り付きますがかなり急な直登です。

 

喘ぎ喘ぎ、烏帽子山につきます。

 

さらに南東の尾根を登り、御坂山塊縦走路に向かいます。やや細く急です。

 

この辺りで縦走路に合流?視界は悪く寒風の中を進みます。

 

横沢の頭1465m。

 

滑りやすい急な登りで王岳。1623mの三角点があります。今日はここで引き返し女坂峠に向かいます。

 

途中天気は晴れてきて富士山がきれいに見えます。

 

振り返ると、王岳や横沢の頭、やや東凸凹は十二ケ岳の尾根。

 

向う方向には大きく三方分山、遠く後ろのほうは南アルプス。

 

右から王岳、横沢の頭、底から左下に下る緑色の尾根の下端が烏帽子山。あそこを登っていったのです。

 

女坂峠につきました。ここから右、旧道に入ります。

 

旧道はかなり崩れて道形も怪しく、急斜面で滑り落ちそう。「阿難坂」と言われるくらい中道往還でも難所のようです。

 

何とか無事に降りてきて精進湖トンネル北出口の横に出ました。


はじめは急登、後半は難路、(中間は一般縦走路でしたが )なかなか楽しい道のない山歩きでした。

ルート図はこちら


旧道から 昇仙峡羅漢寺山、白砂山

2020-11-26 18:15:14 | 登山

わずかな時間を見て、昇仙峡へ。

1、旧道の昇り降りか?  2、白砂山への直登コースから旧羅漢寺遺構、三嶽 回りか?

今日は時間もあまりなく、 無理をしないで1 のコース。


ロープウェイ駐車場に車を置いて右横の旧道に入る。ちょうど頭上をロープウェイが登っていきました

 

道祖神か?

 

小沢に架かる橋を渡り

 

ロープウェイ山頂駅のパノラマ台へ

 

富士山の遥拝所

 

新しく 旧羅漢寺遺構 の案内標識が。日本遺構とか。

 

白砂山へ

 

白砂山1

 

白砂山2 ここから戻って

 

弥三郎岳へは登りもしないで旧道へ

(危険で立ち入り禁止となっています。一般的には利用しない方がいいでしょう小生は何度もこの道を昇り降りしていますが)

 

古いですが仙娥滝への案内板もあります。

 

ちょっといやらしいトラバース。朽ちた梯子や、錆びたワイヤーもあります。

 

下っていくと覚円峰を横から見ることができます。

 

かなり急で迷いやすそうな道を下り 滝上の車道に出ました。出入り口は普通にはわかりません。

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小金沢山

2020-11-21 20:20:47 | 登山

さて今日はどうしようか?三連休の中でも土曜日が一番天気が良いようですから・・

ゆっくり自宅近辺でも??    とも考えたが・・・

大菩薩は と思ったが人出は多いだろうな?

その近くの小金沢山は?石丸峠経由で。    決定。

朝はゆっくりして8時前に出かける。裂石の冬用駐車場も車が多い。日川峠も多いだろうな?

第三駐車場にかろうじて留める。ほとんど県外ナンバー

石丸峠への道に入ります。

 

小屋平も過ぎ林道を横切り

 

石丸峠へのトラバースの途中から、富士山です。

 

石丸峠

 

天狗棚山

 

狼平

 

ちょっと危なっかしいトラバースの岩道もあります。

 

ほぼ2時間で小金沢山。結構人がいます。どこから来られたのかな?


??
富士山もきれいです。  スカイツリーも見えるとか

 

帰路、石丸峠を越えて熊沢山へ登る途中、振り返って。

 

大菩薩峠です。

 

今日はこのまま下ります

富士見平小屋の横から

 

福ちゃん荘のテント場。カラフルに幾張もテントがあります。

 

少し風は強めでしたが快晴で眺めも良く、比較的短時間でしたが気持ちの良い山歩きでした。

 

 


半対峠、法華道

2020-11-14 20:31:29 | 登山

以前 高座岩からカンバの岩 経由で赤坂集落に出て、県道をに芝平に、ここからから御所平と法華道を回ったが、(法華道周回

この時いろいろ調べていたら 半対峠(はんづいとうげ) が出てきて気になりここを通って法華道を赤坂から登り返すルートを考えた。

(この半対峠、高遠 荊口からこの峠を越え富士見とを結ぶ古道、石堂越 の要所だったようです.
   麓にはすでに廃村になった半対と言う集落もあったようです)

さて、明日15日から狩猟解禁と言うことで 誤って打たれたら困るので 急遽今日行ってきました。

まず早朝、大阿原湿原を出発。湿原は霜が一面に降りて雲海のようでもありました。

 

 

木道をテイ沢のほうへ

 

テイ沢を下り

小黒川林道に出て

すぐに反対側の斜面を高座岩に向かって登ります。

 

高座岩と中央アルプスの山々(高座岩は前述の法華道周回に説明あります)

 

半対峠に向かって鹿嶺高原に続くトレッキングコースを行きます。よく整備されています。

 

この辺りが半対峠ですが標識もなくあまりはっきりしません。もっと有名だと思っていたが??

 

ここからの下り道も不明です。どこを下ったらいいのか?  やむなく結構急な斜面を下っていきます。

 

はじめは踏み跡も不明でしたがそのうち作業道らしくなってきました。

 

そして作業林道

 

ところが林道がワチバ沢を横切るところで完全に崩壊していました。なんとか通過。

 

五色滝は水も枯れているそうです、とにかく赤坂集落に下り、入笠山への登山口に向かいます。種平小屋の横

 

田中陽希さんが300名山 入笠山 で登った道だそうですが・・

 

御所ケ池を探しますがなかなかわかりません、やっと見つけました。前回も迷いました。

 

法華道に復帰するのに大変、御所平峠になんとかたどり着きました。

 

後は高見岩を経て

 

高座岩へ戻りました。

 

その後はテイ沢を登り返し大阿原湿原は反対側の木道のほうを回って車止めに着きました。

 

21kmとかなり長めのコースでしたが、無事帰着しました。

この辺りは古道や歴史に名のあるところらしいのですが、半対峠も もう少し解説のようなものがあれば・・

 

さて図はこちら、明日から3月15日までは 藪山、単独はかなり危険です。どうしましょうか?紅い蛍光色の帽子もヤッケも持っているのですが??

ルート図はこちら


虫倉山

2020-11-12 20:06:00 | 登山

長野県には虫倉山が二つ?あります

長野の中条にあるのは信州百山ですが1378mです

もう一つ白樺高原 大門峠の先 長和町のは ちゃんとした登山道はないが1659,2mと少し高い。

大門街道の途中、仏岩橋を渡って道路の空き地に車を停める。

ゲートのある林道を少し歩き水道施設で行き止まり。ここから登ります。

 

いわゆる登山道はありませんがわずかな踏み跡や赤テープもあり迷うこともありません。後は尾根通し。

 

途中霜が降りています

 

虫倉山東峰1481m石の祠と八海山大頚羅神王とある大きな石柱があります

 

一旦下ってまた登っていくと鉄塔があり、この近くから蓼科山が良く見えます

 

ちょっと急で岩の多い尾根を登っていくと

 


富士山も見えます。八ヶ岳や南アルプスはずーっと見えています。


獅子岩1584mで中峰です

 

ここから緩やかに登るとカラマツの中に笹の多い虫倉山山頂です。

 

三角点はかなり別な所にありました。笹に埋もれそうだったので少しきれいにしておきました。

 

さらに下り気味に進みます。天気は良くカヤトの原越しに北アルプスも見えます

 

どんどん下っていきます

 

星糞峠の黒曜石の施設です

 

この後は林道に出てあらかじめ自転車をデポしておいたところに出ました。


朝のうちは寒かったのですが、日も射し暖かい一日で、紅葉はもう終わりですが気持ちの良い山歩きでした。

ルート図


蛾ケ岳(ひるがたけ) 公開山行

2020-11-08 20:52:53 | 登山

今日は山の会の公開山行で蛾ケ岳へ。会員以外に一般の人も参加し交流をします。

まず会長の挨拶。霧に覆われていますが、天気はこれから回復するはず・

 

総勢40名と多いので4班に分かれて市川大門の碑林公園から出発です

 

まだガスの中 山道を登ります。

 

陽が射しこんできました。

 

ようやく青空が見えてきて、黄葉がきれいに映えます。


展望所から。甲府盆地にかかる雲海の上には、中央 八ヶ岳・・

 

山道を登り四尾連湖の  北側(100mほど高い上)の道を進みます。黄葉のトンネルです。

 

あの山は?まだ目的の蛾ケ岳ではないようです。

 

この辺り 紅と黄色 鮮やかできれいですね。

 

ようやく最後の登り口 西肩峠です。六地蔵があります。

 

二段の急登をこなし、ようやくあの先が蛾ケ岳山頂。ご苦労様でした。

こちらは富士山が見えるはずですが、ほんのわずかです。

 

反対側、小さく四尾連湖の先には白根三山、鳳凰など南アルプス方面は良く見えます

 

帰路、青空と白い雲、紅葉

 

四尾連湖畔に戻ってきました。紅葉もいまが盛り。

 

いろいろとありましたが・・・皆さん無事帰着し 疲れさまでした。


倉掛山

2020-11-05 18:55:32 | 登山

山梨市と甲州市との境にある標高1,776.5メートルの山で柳沢峠から入ると三窪高原の先にある山。その先は白沢峠

奥秩父の山域の一つですが、今回は三富の雷集落から雷川に沿って、二俣からは左俣を登っていきます。

流れを渡るところもあるので長靴で行きましたが、穴が開いていたのか?水がしみてきます。できるだけ流れは飛び石で。

ここはもう左の沢です。

 

階段状の小滝が連なります。

 

長いナメ滝も出てきます。

 

流れは細いので飛び石で左右に。

 

大岩から顔を上げると親子熊があるいています。どうも気づいていないようです。

 

細い滝が続きます。

 

両岸の岩はきれいに磨かれて滑りやすい

 

こんな所も水流の横を登って行けます。

 

最後のほうは左手の斜面に取り付き丈の低い笹薮を尾根筋目指します。

 

明るい防火帯の登山道に出ました。

 

途中振り返ると富士山です

 

防火帯を登り切って(ここは展望が良いが)、少し左へ行くと倉掛山です、三角点がありますが展望はよくない。

 

南西尾根へ向かいます。

 

わずかに踏み跡?ピンクマークもあります。

 

尾根をどんどん進みます

 

1599,3m四等三角点のある所北方には広瀬湖や甲武信、破風山など

 

四等三角点

 

紅葉の林

 

廃林道手前の1142mピーク

 

 

廃林道に出ました。

 

ここから車止めまで廃林道歩き。大きく崩れているところもありました。

今日は天気も良く、5時間足らずの こんなバリエーションも楽しいです。

 

なかなか藪は卒業できませんかな?ま、小学校ぐらいですが。

人には誰も出会いませんでしたが、親子熊、(子熊が2匹)と出会いました。

 

動画でどうぞ

ルート図

 

 

 


中津森

2020-10-31 20:26:27 | 登山

甲斐百山で甲府北の荒川ダムから北東2kmにある藪山です。

今日は山の会の例会山行、総勢11人と大所帯ですが、甲府の町中からも比較的近い。天気もすこぶる良い。

奥黒平からクリスタルラインを乙女高原方面へ少し行って右に入る県営林道奥仙丈線を一番高い所まで行きここに車を駐車。

ここから右手の藪尾根に入ります。

 

はじめは少し急ですが、なだらかになったあたりで紅葉の木々の間から富士山が見えます。手前は水ケ森か?

 

斜面を登って行きます。

 

1521,6mの御巣鷹山です。三角点があります。

 

少し下ってまた登ると尾根上に大きな岩があります。

 

ここも過ぎ、また下り、また登り1400m峰を過ぎまた下り。

 

紅葉が鮮やか。

 

奥仙丈線2号支線に出て(ここは地図にはなく工事用林道です)休憩の合間にキノコ探し。立派なクリタケ。

 

黄葉です。

 

ちょっと急な斜面を回り込むようにして、中津森です。

 

帰路は1344mピークから少し右手、東寄りの斜面を下ります。

 

県営林道奥仙丈線に出ます。ここから林道歩き、車止めに向かって。

 

時にショートカット

 

今日は天気も良くモミジも鮮やかです。

 

久しぶりに多くの会員の方たちとの楽しい山歩きでした。

 

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