山歩き、渓歩き

以前の山のぼり、渓流釣りなどのふりかえりと最近の風景を織り交ぜて。

転付越え、大井川東俣釣行   11 1996,8,12-16

2007-12-22 20:51:59 | Weblog
転付越え、大井川東俣釣行   11 1996,8,12-16


夕飯の準備をしていると小屋の入口に新たな3人組が現れた。

1人はイワナを1匹だけ下げている。奈良田越えで来たと言う。明日は三国沢を詰め間ノ岳へ向かうと。

 ? 1人どこかで見覚えの有る顔だ。

尋ねてみるとやはり数年前、丹沢・小川谷で山岳渓流釣り集団“むげん”のゲスト

として一緒に沢登りをしたA氏だった。

 紅い地のアロハシャツを着て時代劇に出てくる用心棒風の面構えが記憶に有る。

むこうも“子だくさんの釣り師”と言うことを覚えてくれていたようで、ここから

は急に話が弾みアルコールも進む。

お互いに肴を出し合って品数も増える。

 皆でワイワイ、ガヤガヤ歌ったり写真を撮りあったり夜更けまで焚き火の元で話

し込む。

転付越え、大井川東俣釣行   10   1996,8,12-16

2007-12-22 20:45:07 | Weblog
   転付越え、大井川東俣釣行   10   1996,8,12-16



1時過ぎには竿をもって雨の中をひとり出かける。こんな天気には魚の出も良いと思ったが、風が強く釣りずらい。

昨日よく釣れたところも今日はダメ。アタリも少なくたまにあってもバラシ。どうにか2匹取り込む。

 何とか彼らの手前4人分は釣ろうとどんどん上流へ釣上がる。やっと来た3匹目は竿をもしなる大物、40cmは有る。

その後4匹目を手にしたのは3時半。ここで切り上げ小屋へ戻る。
 
このころには流れる雲間から青空も見えだしてきた。最後の晩餐だ。

彼らはイワナは塩焼きしか食べたことが無いというので刺し身にすることとした。

大物2匹を刺し身に、残りは蒲焼き用に3枚に下ろす

。粗は具だくさんのイワナ汁。