文化勲章に丸谷才一さん、大滝秀治さんら功労者(読売新聞) - goo ニュース
柳田充弘先生が文化勲章を受賞されました。めでたいです。NHKの7時のニュースでちらっと先生の映像も流れましたが、カメラに目を向けずMacに向ってキーボードをたたいている姿・・・先生らしいや♪ ニュースでは京都大学名誉教授と紹介されましたが、沖縄科学技術研究基盤整備機構主任研究員として紹介すべきと思いました。彼はまだ『現役』です!
1報だけ柳田先生と著者として名を並べた論文(Noguchi et al. 1996. EMBO Journal 15:5595-5605)がありますが、この仕事よりもむしろQ大での最初のプロジェクトが柳田研出身の前任者から引き継いだものがご縁の最初でした。この仕事は結局、実を結ばなかったのですが、Q大で僕と一緒に仕事をしてた博士過程の院生君が出芽酵母のDIS3遺伝子を分離しまして、EMBO Journalという今の僕ではとても望めないような高級科学誌に論文が出せたのでした。柳田先生の研究室で分裂酵母のdis遺伝子を研究していたのは大倉くんという人(彼の仕事は主にdis2)でして、彼は僕の四条畷高校での同窓生でした。彼はScotlandに渡って、自分の研究室を持っていたはずです。まだあっちにいるのかなぁ。
そんなわけで、妙にご縁があるというかなんといいますか・・・・。僕がQ大から金沢へ移る時にご相談にも乗っていただきました。いろいろとご心配いただいたんですが、ご心配いただいたような展開になってるんですな。すんません。
APEC首脳会議、李大統領「ドーハラウンド妥結を」(聯合ニュース) - goo ニュース
TPPのお話の続き。TPPがある日突然湧いてきた話しのようにいうおめでたい政治家先生がいますが、それは単なる勉強不足か頭が本質的に悪いか記憶力が極めて低いかワザと恍けてるかでありまして、1994年にAPECで採択されたボゴール宣言が元になっています。2020年までにアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を達成させるといった宣言です。政治家でそういったことを真顔で知らんかったというのがいれば、即刻『無能』の烙印を押して不燃ゴミの日に所定の場所に出しておかないといけません。そもそもFTAAPの話しでさえ、日本のアホメディアでは引用ニュースがないので韓国の聯合ニュースを引く羽目になりました。なさけない。
別に今回TPPをスルーしてもいいですが、数年後FTAAPが具体的俎上に上がった時に、またまた尊農攘夷論を立てて鎖国継続しようって人たち中心に今と同じグダグダのポジショントークの応酬を繰り返すのは止めてほしいです。まあ、その頃にはもっとこの国は衰弱してると思うので、今度は入れてもらえるかどうかの方が心配ですが・・・。
いろいろと関連する話題について論述されたブログを読みましたが、やはり田原総一郎さんのエントリーがいちばん勉強になりました。TPPは単なる多国間貿易経済の仕組みではなくて、対中国を中心に据えた外交政策の重要イシューであるわけです。自分の損得ばっかり言いたてる下らない連中の視座がいかに低くて全体が見えていないか・・・。重ねますが今回交渉参加を見送るんでもいいんだけど、それならそれで鎖国した中でどうやってくんかそれもまじめに議論してほしい。上の引用記事を読んでも、韓国の方がずっと未来を見据えて牙を磨き爪を研いでいる感じがします。国情が違うと言えばそれまでなんですが。
本日のお酒:SUNTORY RESERVE
柳田充弘先生が文化勲章を受賞されました。めでたいです。NHKの7時のニュースでちらっと先生の映像も流れましたが、カメラに目を向けずMacに向ってキーボードをたたいている姿・・・先生らしいや♪ ニュースでは京都大学名誉教授と紹介されましたが、沖縄科学技術研究基盤整備機構主任研究員として紹介すべきと思いました。彼はまだ『現役』です!
1報だけ柳田先生と著者として名を並べた論文(Noguchi et al. 1996. EMBO Journal 15:5595-5605)がありますが、この仕事よりもむしろQ大での最初のプロジェクトが柳田研出身の前任者から引き継いだものがご縁の最初でした。この仕事は結局、実を結ばなかったのですが、Q大で僕と一緒に仕事をしてた博士過程の院生君が出芽酵母のDIS3遺伝子を分離しまして、EMBO Journalという今の僕ではとても望めないような高級科学誌に論文が出せたのでした。柳田先生の研究室で分裂酵母のdis遺伝子を研究していたのは大倉くんという人(彼の仕事は主にdis2)でして、彼は僕の四条畷高校での同窓生でした。彼はScotlandに渡って、自分の研究室を持っていたはずです。まだあっちにいるのかなぁ。
そんなわけで、妙にご縁があるというかなんといいますか・・・・。僕がQ大から金沢へ移る時にご相談にも乗っていただきました。いろいろとご心配いただいたんですが、ご心配いただいたような展開になってるんですな。すんません。
APEC首脳会議、李大統領「ドーハラウンド妥結を」(聯合ニュース) - goo ニュース
TPPのお話の続き。TPPがある日突然湧いてきた話しのようにいうおめでたい政治家先生がいますが、それは単なる勉強不足か頭が本質的に悪いか記憶力が極めて低いかワザと恍けてるかでありまして、1994年にAPECで採択されたボゴール宣言が元になっています。2020年までにアジア太平洋自由貿易圏(FTAAP)を達成させるといった宣言です。政治家でそういったことを真顔で知らんかったというのがいれば、即刻『無能』の烙印を押して不燃ゴミの日に所定の場所に出しておかないといけません。そもそもFTAAPの話しでさえ、日本のアホメディアでは引用ニュースがないので韓国の聯合ニュースを引く羽目になりました。なさけない。
別に今回TPPをスルーしてもいいですが、数年後FTAAPが具体的俎上に上がった時に、またまた尊農攘夷論を立てて鎖国継続しようって人たち中心に今と同じグダグダのポジショントークの応酬を繰り返すのは止めてほしいです。まあ、その頃にはもっとこの国は衰弱してると思うので、今度は入れてもらえるかどうかの方が心配ですが・・・。
いろいろと関連する話題について論述されたブログを読みましたが、やはり田原総一郎さんのエントリーがいちばん勉強になりました。TPPは単なる多国間貿易経済の仕組みではなくて、対中国を中心に据えた外交政策の重要イシューであるわけです。自分の損得ばっかり言いたてる下らない連中の視座がいかに低くて全体が見えていないか・・・。重ねますが今回交渉参加を見送るんでもいいんだけど、それならそれで鎖国した中でどうやってくんかそれもまじめに議論してほしい。上の引用記事を読んでも、韓国の方がずっと未来を見据えて牙を磨き爪を研いでいる感じがします。国情が違うと言えばそれまでなんですが。
本日のお酒:SUNTORY RESERVE