遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

魚眼コンバーターと接写レンズ

2011-10-08 21:27:38 | たわごと
Sonyのミラーレス一眼NEX-3用のFisheye ConverterMacroレンズをこの夏にゲットしました。もうすでにこのブログの中でそれぞれのレンズで撮影した画像を紹介してます。今回は、それぞれ5枚ずつ『いでんや』でまとめたのでご覧くだされ。Fisheye Converterは16 mm広角レンズの前に接続するコンバーターレンズでして、グニャ~ンと湾曲した特徴のある画像が撮れます。これの難しさは、撮影範囲がやたら広いのでまんべんなく露出を合わせにくいことです。野外だと簡単に太陽が入り込むので、たいてい光が入いりすぎて露出オーバーで白飛びする部分ができちまうのです。それともうひとつの難しさは、表現がワンパターンになるってとこ。誰が写しても似たような映像になります。上の写真のグライダーを広げた場面なんか、よく見かけますな。Macroレンズは35 mm標準サイズの画角に換算すると焦点距離45 mmのレンズ相当になるので、事実上標準レンズとして使えます。普通の標準レンズと違うのは、ぐいっと近づけてもピントが合うってことです。大きく写せて楽しい。これの難しさは、ピントの合うポイントをきちんと決めてしまわないといけないこと。これがちょっとでもずれると失敗作になるんです。撮る絵の中でくっきり写っているところは1点でいいのです。そのかわり、それがばしっと決まってないと接写する価値がない。NEX-3にはファインダーがないので背面のモニターでこの作業をせなあかんのですな。空中でやってみましたが、かなり無理がありましたよ。(笑) それと、ぼかすところもきちんと計算に入れること。きれいにぼかさんといい絵になりません。

レンズ交換が出来るカメラを使うと必ずハマるレンズが、この魚眼と接写レンズです。これらを使わないのなら、レンズ付きカメラで遊べばよろしい。接写機能の優れたものや魚眼風に撮れるコンデジも売ってることですしね。後もうひとつは、Oldレンズ。そもそも僕がSony NEX-3を買った理由は、死蔵していたZeissのGレンズを使いたかったからです。性能では今出ているレンズに勝てないのですが、撮れる絵に出てくるなんともいえん味わいがいいんですな。くっきりきれいにあざやかなのが常に優れているとは限らないのです。

まだ全然使いこなせてないのですが、ボチボチつきあってくだされ。
コメント
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