今日はパラグライダースクールのクロカンチャレンジです。朝9時に集合してミーティングをこなして10時過ぎに入山。逆転層が低くて午前中は渋い。天井が低いんだね。パイロット達は出渋ってたんだけど、校長さんが入山して離陸した後に僕も離陸することに・・・もっと先に出た人もいたんだけど、あんましいい目に遭ってない・・・でもまあ、少しマシなコンディションになったんではないかと思った。曲久郎をリバースポジションからライズアップすると左翼がしゅっとフラットに入ってきた。体をそれに合わせて、翼をコントロールして空へ。どうにもスカっと上がりはしないが、なんとかしないといけん。南にシフトしながら上昇風を探ってると、ある程度高度を上げるには山際ギリギリはよくなくて、少し離れた方がいい上昇風が得られる。そんな感じでさらに南。校長は少し北側に行ったつけが大きくてかなり高度を損した様子だったんだけど、南高圧線1本目手前あたりで僕の使ってた上昇風に下から入り込んで一機にぶち抜いて稜線上に出て行った。僕にはそれにどうにもついて行けず。一度稜線上に出れそうな高さにまで上げたが、取りつこうとして高度をロス。さらに上げ直し試みたところで、左翼をバショッとつぶされて離脱。不安定だ。そのまま街側からダム越えを試みたけども、天井は海抜750M程度。ダム手前の馬ノ背稜線上に行っても上昇風がなくギブアップ。もう一度街側の上昇風を探りに行ったが、無くなっていて不時着態勢に。この時期はどこも収穫が終わってるので降りるところは困らないんだけど、それなりに安全なところがいいので、旧河内村の斎場近くの農道を狙った。意外とグラウンドサーマルがあって、しばらく低空のまま粘ることもできたんだが、こういうのを『悪あがき』と申しまして、下のギャラリーを増やしただけでありました。経験のある人は分かると思うけど農道の両側は田んぼになってるので、農道からは上昇風が湧いている。ファイナルグライドに入って何度か煽られるたびに近くの幼稚園(保育園?)から「キャーキャー」という歓声が聞こえて、えも言われぬ恥ずかしいランディングとなりました。翼は農道じゃなくて田んぼ側に落としたので、ちょっと汚れた。
不時着の連絡をPGスクールに入れたら、すぐには回収に来れないというのでグライダーをパッキングした後は道路に出て徒歩。バス停で時刻を見たら1時間以上次のが来ないってことなんでしょうがない。てくてくてくてくてくてくてくてくてくてく・・・・手取川を渡り国道に出て鶴来取水場近くのバス停でバスの来る時刻をチェックしてると、目の前に停まったエスティマに見覚えのある人が立っていた。ブーメラン乗りのYさん! なんと運のいいことに獅子吼まで乗せていただけるとのこと。ありがたやぁ~。手取川を渡る時に橋の上からカヌーが見えたので、それの写真でも撮ろうかと思ったんだが、立ち止まらずに国道へ出て良かった♪
獅子吼の駐車場で降ろしていただいて、すぐに僕は再入山。汚れた翼を乾かしたかったし、消化不良のフライトだったしね。テイクオフにうちのスクールの人は誰もいなかったので、一人で離陸準備。さっと曲久郎を引き上げるとまた左翼がシュッとまた迎え角を下げずにスピン気味に向きを変えた。こいつが突っ走る時は迎え角をぐっと下げてくるのに。今度は無理な離陸はせずに翼を前に降ろした。ぼっちでしょうもないリスクは取れぬよ。
ラインを束ねて翼を担いで、元の場所に広げ直し。ラインとライザーがなんだかありえない絡み方をしてる。変な束ね方をしたのか? 丁寧にほぐしていくと原因はすぐに分かった。左の翼端折りライザーのラピッドリングのねじが外れてて何本かのラインが入り込んでいた。
「なーんだ・・・・・・・・・って、おい!」
つながってるはずの一番端のAラインは・・・力なくタラーッと地べたで寝そべってたよ。
「おまえ、いつから外れてたんだ?」
ラインをライザーに繋いで手でねじを締めて2本目のフライト。もう左翼はスピンしなかったよ。コンディション的には終わっていて、上昇風はしょぼくほとんどリッヂとアーベントっぽい条件で稜線上に出ることかなわず。出ようとしたら、また左翼をたたかれてスタビを引いて直すはめになっただよ。北高圧線の遥か上空を望むと瀬女から帰ってきた岩くんが優雅に滑空しておりました。やはり、おいらには実力がないんだなぁ。
不時着の連絡をPGスクールに入れたら、すぐには回収に来れないというのでグライダーをパッキングした後は道路に出て徒歩。バス停で時刻を見たら1時間以上次のが来ないってことなんでしょうがない。てくてくてくてくてくてくてくてくてくてく・・・・手取川を渡り国道に出て鶴来取水場近くのバス停でバスの来る時刻をチェックしてると、目の前に停まったエスティマに見覚えのある人が立っていた。ブーメラン乗りのYさん! なんと運のいいことに獅子吼まで乗せていただけるとのこと。ありがたやぁ~。手取川を渡る時に橋の上からカヌーが見えたので、それの写真でも撮ろうかと思ったんだが、立ち止まらずに国道へ出て良かった♪
獅子吼の駐車場で降ろしていただいて、すぐに僕は再入山。汚れた翼を乾かしたかったし、消化不良のフライトだったしね。テイクオフにうちのスクールの人は誰もいなかったので、一人で離陸準備。さっと曲久郎を引き上げるとまた左翼がシュッとまた迎え角を下げずにスピン気味に向きを変えた。こいつが突っ走る時は迎え角をぐっと下げてくるのに。今度は無理な離陸はせずに翼を前に降ろした。ぼっちでしょうもないリスクは取れぬよ。
ラインを束ねて翼を担いで、元の場所に広げ直し。ラインとライザーがなんだかありえない絡み方をしてる。変な束ね方をしたのか? 丁寧にほぐしていくと原因はすぐに分かった。左の翼端折りライザーのラピッドリングのねじが外れてて何本かのラインが入り込んでいた。
「なーんだ・・・・・・・・・って、おい!」
つながってるはずの一番端のAラインは・・・力なくタラーッと地べたで寝そべってたよ。
「おまえ、いつから外れてたんだ?」
ラインをライザーに繋いで手でねじを締めて2本目のフライト。もう左翼はスピンしなかったよ。コンディション的には終わっていて、上昇風はしょぼくほとんどリッヂとアーベントっぽい条件で稜線上に出ることかなわず。出ようとしたら、また左翼をたたかれてスタビを引いて直すはめになっただよ。北高圧線の遥か上空を望むと瀬女から帰ってきた岩くんが優雅に滑空しておりました。やはり、おいらには実力がないんだなぁ。