"Steve was among the greatest of American innovators - brave enough to think differently, bold enough to believe he could change the world, and talented enough to do it."(The White House Blog)
アップル共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏死去(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
もう十分、ニュースは知れ渡っていますね。Apple社の前CEO、スティーヴ・ジョブス氏が亡くなりました。彼はただの会社経営者ではありません。人々は彼の言葉に耳をそばだてて、作り出すものに目を見張り、彼の提案するITを介した新しいライフスタイルを待望していました。失敗作もありましたが・・・Appleという会社そのものが彼と我々ユーザーの重要なデバイスでした。
僕の初めてのマッキントッシュはLC630、それから、iMac 266 MHz (Rev.C) tangerine、Power Mac G4 Mirrored Drive Door、iBook G3 Dual USB(上の写真)、iMac G5、Macmini Intel Core 2 Duo・・・。金沢に転勤で来てから買ったダルマ型iMac tangerineに簡易HTML作成ソフトPageMillが付いていなかったら『いでんや』はスタートしてなかったでしょう。1999年のことでした。
もうひとつ・・・Apple社の株を持ってました。昔、東証に外国部があった時でして気軽に買えたのですよ。スティーヴがAppleに復帰したばかりで、まだこの会社の将来は全く見えていない時でした。彼が帰ってきてやったことはあのキャンディーカラーでフロッピーディスクドライブを切り捨てた丸っこいコンピューターiMacを出したことだけではありません。それより前に他社にライセンスして搭載させていたMacOSを再びApple社のコンピューターだけのものに戻し、宿敵とも言えるMicroSoft社から資本を出してもらったりと失敗すれば会社の息の根が完全に止まるような改革を行いました。僕が買ったApple株は、半分くらいの値になりましたよ。(笑) その後、ようやく回復してきたのにスティーヴがiPodなるものをやるって言い出した時には、「こりゃ、失敗する」と思いました。iTunes music storeにしても音楽会社が協力するはずがないと・・・・大外れでした。ちょうど、東証から外国部が無くなるってんで、ほんの少しだけのもうけで売却しました。その後、株価は何倍にも上がってっちゃった。w もうけ損なったけど、嬉しかったなぁ。
彼の追悼記事で気に入った彼の言葉をいくつか拾っておきます。
「方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず本当は重要ではない1,000のことに『ノー』と言う必要がある」
「他人の価値観に振り回されないよう、無駄をそぎ落とせ」
「何かを失うことに対する恐れから逃れる最善の方法は、自分がいつかは死ぬことを忘れないことだ」
「君たちの時間には限りがある。だから他人の人生を生きて時間を無駄にすな」
「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」
最後の2つの言葉は2005年6月12日に行われたスタンフォード大卒業式での有名なスピーチでの言葉です。
Stay hungry, stay foolish.
彼の残したものはけっして単なる工業製品ではありませんでした。『生き方』を私たちの前に具現化させてくれた。そんな気がします。こうして毎夜、僕は言葉をネット空間に投げ出します。彼の作ったMacを通じて・・・。
スティーヴはいつも製品紹介のスピーチの最後に"One More thing!"と言って、とっておきの新製品を披露してくれました。もう彼の「もうひとつ」はありません。でも、心から感謝を彼に捧げたいと思います。
Steve, thanks a lot! We'll stay hungry and foolish.
本日のお酒:瀧嵐 特別純米 + 明眸 純米
アップル共同創業者、スティーブ・ジョブズ氏死去(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース
もう十分、ニュースは知れ渡っていますね。Apple社の前CEO、スティーヴ・ジョブス氏が亡くなりました。彼はただの会社経営者ではありません。人々は彼の言葉に耳をそばだてて、作り出すものに目を見張り、彼の提案するITを介した新しいライフスタイルを待望していました。失敗作もありましたが・・・Appleという会社そのものが彼と我々ユーザーの重要なデバイスでした。
僕の初めてのマッキントッシュはLC630、それから、iMac 266 MHz (Rev.C) tangerine、Power Mac G4 Mirrored Drive Door、iBook G3 Dual USB(上の写真)、iMac G5、Macmini Intel Core 2 Duo・・・。金沢に転勤で来てから買ったダルマ型iMac tangerineに簡易HTML作成ソフトPageMillが付いていなかったら『いでんや』はスタートしてなかったでしょう。1999年のことでした。
もうひとつ・・・Apple社の株を持ってました。昔、東証に外国部があった時でして気軽に買えたのですよ。スティーヴがAppleに復帰したばかりで、まだこの会社の将来は全く見えていない時でした。彼が帰ってきてやったことはあのキャンディーカラーでフロッピーディスクドライブを切り捨てた丸っこいコンピューターiMacを出したことだけではありません。それより前に他社にライセンスして搭載させていたMacOSを再びApple社のコンピューターだけのものに戻し、宿敵とも言えるMicroSoft社から資本を出してもらったりと失敗すれば会社の息の根が完全に止まるような改革を行いました。僕が買ったApple株は、半分くらいの値になりましたよ。(笑) その後、ようやく回復してきたのにスティーヴがiPodなるものをやるって言い出した時には、「こりゃ、失敗する」と思いました。iTunes music storeにしても音楽会社が協力するはずがないと・・・・大外れでした。ちょうど、東証から外国部が無くなるってんで、ほんの少しだけのもうけで売却しました。その後、株価は何倍にも上がってっちゃった。w もうけ損なったけど、嬉しかったなぁ。
彼の追悼記事で気に入った彼の言葉をいくつか拾っておきます。
「方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず本当は重要ではない1,000のことに『ノー』と言う必要がある」
「他人の価値観に振り回されないよう、無駄をそぎ落とせ」
「何かを失うことに対する恐れから逃れる最善の方法は、自分がいつかは死ぬことを忘れないことだ」
「君たちの時間には限りがある。だから他人の人生を生きて時間を無駄にすな」
「ハングリーであり続けろ。愚かであり続けろ」
最後の2つの言葉は2005年6月12日に行われたスタンフォード大卒業式での有名なスピーチでの言葉です。
Stay hungry, stay foolish.
彼の残したものはけっして単なる工業製品ではありませんでした。『生き方』を私たちの前に具現化させてくれた。そんな気がします。こうして毎夜、僕は言葉をネット空間に投げ出します。彼の作ったMacを通じて・・・。
スティーヴはいつも製品紹介のスピーチの最後に"One More thing!"と言って、とっておきの新製品を披露してくれました。もう彼の「もうひとつ」はありません。でも、心から感謝を彼に捧げたいと思います。
Steve, thanks a lot! We'll stay hungry and foolish.
本日のお酒:瀧嵐 特別純米 + 明眸 純米