徒然幸せ日記

作者が日常の生活で見たこと、感じたこと、感動したこと!を書いています。
特に、「幸せ」とは何かについて考えています。

CSW 勝部麗子さんの魅力(from プロフェッショナル)

2014-07-14 22:32:34 | テレビ番組

 1週間前のNHKプロフェッショナルに登場した勝部麗子さん。表情はとても愛らしい。

 少し前に終わったNHKドラマ「サイレント・プア」のモデル(ドラマでは深田恭子さん役)と思われるが、大阪府豊中市の福祉活動をする人8000人の活動の先頭にたって、ごみ屋敷、ひきこもり支援などに精力的に取り組んでくれている日本のソーシャルワーカーのパイオニアだ。

 しかし、それは、簡単なものではなかった。

 支える人と支えらられる人の2人3脚は険しい道のり。

 勝部さんが所属するのは社会福祉協議会。

 現在14名のCSW(コミュニティー ソーシャル ワーカー)が年間1300件の相談に対応している。

 生活保護の相談などで救えない、CSWは、制度の狭間にいる人を支える。

 例えば、孤独死。ごみ屋敷。

 「あなたを気にしている人がここにいます」と名刺に手書きのメッセージを書いて置いていく。

 心の扉を開けるまで待つ。

 2年間会えなかった人にやっと出会えて、「片付けなさい」とは言わずに、「一緒にかたづけましょか?」と言う。

 「福祉なんでも相談窓口」を豊中市(40万人)に34カ所(小学校区ごと)

 それを担っているのは、その地区の住民

 みんなで、片付けを実施。3時間あまりで無事終了。

 笑顔で話せると言うことは最高のもんや

 ありがとな

 一番厳しい人を見捨てる社会は、自分にそのつけが回ってくる社会

 見守ってくれるとありがたい。

 自分だけでしない。一緒にすることが大事。

 勝部さんは豊中生まれ。

 小学生の頃、給食費を払えず、突然友達が姿を消した。

 社会って平等でない。

 教師の道をやめ、福祉の道に。

 大阪西成の人々を知った。

 「福祉は行政の仕事」と言われ、問題を解決できない日々が続いた。

 1995年の阪神淡路大震災。

 一番大事なことは、住民がつながっていること

 震災を経験して、住民の考えが変わった。

 でも、ごみ屋敷や孤独死は救えない。

 道がないなら、道をつくればいい。

 2005年 福祉ごみ処理プロジェクト

 ごみ屋敷、認知症の徘徊にも対応。

 住民同士が知恵を出し合い、解決する。それがすばらしい

 鶴田さん。精神的に落ち着き、前向きに考えるように。

 目標を持った

 ここまで、立ち直れたのは、「常に気にかけてくれた人の存在」が大きかった。

 支援されるとこっちも相手に奉仕したい気持ちになる

 今できることをとりあえず精いっぱいする。次にその上の目標をめざす

 やっても、やっても、届かないということはある。どうしたらいいんだろうね。

 鶴田さん。5ヶ月やめていた酒を飲んだ。色々なことに苛まれていた。

 「悲しい顔せんとって」(鶴田さん)

 「悲しい顔にさせんとって」(勝部さん)

 「ごめん」(鶴田さん)

 あきらめかけている人を放って置いたら、戻せない。私たちはあきらめない

 応援しているるんです。みんなで応援してるんです。

 1人でも声をあげられない人を少なくする

 「住民力」を活かす。

 ああ、すばらしい取り組みだ。それは、人間と人間の絆そのものだ。

 縁あって出会った人々が、お互いに上から目線でなく、話し合う。喜び合う。

 これこそが、本当の福祉なのだろう!

 

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