ユニークフェイス

この間、Ｅテレでこのことを取り上げていた。

ユニークフェイスというのは、生まれつき、顔に赤アザなどがある人たちが１９９９年に集まった団体のことらしい。

その当時の代表を務めていた、当時ジャーナリストだった石井政之さん。
当時は、こわい目つきで世間をにらみつけていた。
この顔は生まれつき。この顔のどこが悪いという目つきで。
当時、マスコミでも取り上げられ会員も増加したが、その後解散？することになったようだ。

理由は、はっきり言ってなかったが、そのように世間と対立しているだけでは解決しなかったということと
すてきな奥さんと子供さんを手に入れたことにより、対立する理由がなくなったかららしい。

でも、世間ではどうしても、「普通の顔」でない人がいると目をそらすかじっと見てしまうかだ。
「普通の顔」という基準の「普通」とは一体何か？
ホクロがたくさんあったり、大きいだけでも「普通」の顔と呼べないのか？

そして、一番傷つくのは、自分の顔にそのようなあざができることはないことを承知で、
「そんな顔のことくらいで気にするな」とか「世間ではもっと重度の障害の人がたくさんいる」という言い方らしい。

いろんな人の気にしている所を個性として認めていくことの困難さと大切さを教えてもらった。

なお、石井さんは現在「顔にアザがあっても、すてきな結婚と幸せな家庭ができることを伝えていきたい」との意向らしい。
昔は、そうしたモデルさえなかったということだ。