昨夜Eテレの「人生レシピ」という番組をたまたま見ました。
司会をNHKアナと賀来千香子さんが務められ、秋野暢子さんがゲストで、終活カウンセラー協会代表理事の武藤さんがアドバイザー役で出ていらっしゃいました。
終活という言葉、最近ではよく目にするようになりましたが、あまり縁起のいい言葉ではありません。
人生の終点である死を意識して人生の最後を活動するイメージだからです。ですので、エンディングノートも同様にあまり書きたいものではありません。書くと、安心してしまいそうだからです。
でも、この番組では、武藤さんが「終活」や「エンディングノート」の意義を明確に説明してくれていました。(以下、ブログ作者が覚えている感じで書きますので、実際の放送と異なる部分があると思います)
1 今までの人生を振り返ること
2 自分の健康状態を確認
3 自分の財産などを確認
4 自分の葬儀や墓の希望を示す
5 これからの人生でやりたいことを書く
ですから、1つには自分がもし亡くなった場合の残された遺族への遺言的な意義と
もう1つには自分自身に対するこれからの人生をどうする生きるかを明確にする意義があるというわけです。これは「未来ノート」と呼んだほうが良いと賀来さんが言ってました。
秋野暢子さんは既にエンディングノートを書かれたとのこと。それは、亡くなったお母さんの葬儀などがあれで良かったのか?との思いからみたいです。
延命医療(尊厳死)をどうするかも含めて、本人の意思を明確にすることで、子供たちが悩まなくなるということがメリットのようです。
また、書くことによって、やりたいことを1つでも多く達成しようと気持ちが前向きになる作用もあるようです。
私はまだエンディングノートを書いていませんが、これから少しずつ人生の総点検をしたいと思っています。
その点、これは使えるなと思いました。