我々の存在する世界は三次元+時間の四次元で構成されているとされている。物の存在は、一応、縦・横・高さ・の三つのベクトル+時間で、空間内の変化の挙動表現が可能だ。ユークリッド幾何学の描く物のかたちは、X・Y・Z・軸で表現可能である。一応そういう事に成ってゐる。我々の眼のもたらす映像は、この三次元の中で生成されたものであるので、当然と言えば当然の事であるが、我々の眼も脳も多次元を感知する様には出来て居ない。ところが物理学の冒険的最先端では、現象の説明にもう一つの次元を要求する場合がある。それどころか世界は10次元とか11次元とか、果ては24次元でなければならないとまで主張する者まで居る。
我々の世界の物事の構成には基本的な4つの力が働いているとされているが、それはなぜ4つに力なのか?、そこに謎がある。その内の2つは我々の感知しない力である。もう2つは身近に感じる現象を司る力である。感知しない二つの力とは原子核を構成する陽子と中性子などを構成する、我々の存在次元とは異なる力である、我々を構成している次元では、重力と電磁気力しか解らない。私たちの心は電磁気力と重力で作られている。陽子は三つの構成子から成りその構成子間を結び付ける力で強い力と呼ばれている引力(此処で仮に力を引力と呼ぶ)である。強い力とは陽子を破壊してもその構成子に分離できないからで、相当、強烈な力で結び付けられている。次に原子崩壊を司る弱い力と呼ばれている引力がある。この力は重い重量の原子が電子と中性微子を放出して一段軽い原子に変異する時に関係する引力である。この二つの引力は我々の目に見えない段階での引力である。次の二つの力は電磁気力と万有引力である。
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