特殊相対論01
野沢秀文先生の座標を使った、視覚的でとても分かり易い説明講義を掲載してみました。特殊相対論は1905年に、26歳のSwissのBernにある特許局の職員、A・Einsteinに依って発表されました。ですから、もう120年近く前に提出され24ページの短い論文です。特殊相対論は物理現象を考える際には、物事の基本に係わる理論です。此れを構成するのは、光速度はどの系から見ても同一という(マイケルソンの実験)定義。つまり相対原理です。光と関連させtた運動物体の原則から、光速度に於ける時間の進み具合、高速物体の縮小、そして質量は光の二乗を掛けたenergyを持つ、という等価原理などの思わぬ現象が提示されます。この説明で使う数学は、難しいものでは無く高校数学レベル内のものです。然し、そこに含まれる、「どのような加速系で観測しても光の速度は変わらない」との実験事実は、私たちの常識のパラダイムを超える事を要求します、特にそれが難しいと思います。特殊相対論が物理に及ぼした、驚くべき意味と意義はそこに在ります。是非、とても好い講義を楽しんで頂きたいと思います。
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