
船の旅も3日目になると、
地面が揺れていることにも気がつかなくなるとか。
私の場合、陸に上がっても地面が揺れていたのですが(笑)

イタリアからギリシャのカタコロンにやってきました。
朝の8時には入港して午後には乗船するというプラン。

カタコロンは海沿いの小さな村です。
イオニア海を望むことができる湾があります。
また、古代ギリシャ人が1000年以上前に渡り、
主神ゼウスの祭典として4年に一度集まったオリンピアの入り口です。
オリンピアまでのツアーもあったのですが、村に残ることに。
小高い山の上から見える海はとてもきれいです。

お店もオリーブの木を使ったものが多くあります。

中でも、ご夫婦でやっていたちいさなお店の素敵なこと。


この地方の織物や、レース編み、貝細工がきれいに並べてありました。
レース編みが好きな私は思い出に、カタコロンに伝わる模様で編まれた
テーブルセンターを購入。

庭で取れた花とローリエの葉っぱのラッピング。
次の日は予定ではトルコのIzmirに入港するはずだったのですが
高波のため変更。
そう、Izmirで友達に会うのをとても楽しみにしていた私は
かなりがっかりさせられました。

予定を変更して、入港したのはギリシャのナフプリオン。
私は聞いたことないところですが、
19世紀前半にはギリシャの首都として繁栄したところだったようです。

ただ、港が小さいため船は港から少し離れた海上に止まり
テンダーボートに乗っての移動になりました。
港から見えた城砦を目指して歩いたのが悪かった・・・
そう、かなり急な石の階段を登る羽目になったのです。
おまけに海風のきついこと。
古代ギリシャ人はなぜエスカレーターを造らなかったのだろうと文句を言いながら登りました。
(途中で2度ほど引き返そうと思いましたが、半分意地で登りました。)
でも、城砦から見える景色は最高!でした。
頂上で知ったことですが、
どうやら、裏側からは車で乗り付けられたようです。
はじめから知っていれば・・・(笑)

街の中はのんびりとしたのどかな町です。
でも、看板の素敵なこと。

数珠やさん

薬局


手作りジャムがたくさん並べられている店先。