Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

ドイツの電気料金のシステム。

2013-03-18 | おうちのこと
毎年この時期になると悲しいことにほぼ毎年
臨時出費があるKaya家です。

というのも、2月に電力会社の年に一度の検針があり、
検針の結果、2012年の年間使用量が2011年より多ければ
2013年の月支払額は値上げとなり、逆に少なければ値下げとなるのです。

こういったわけで、年に1度郵送されてくる
電力会社からの明細書を開ける時にはちょっと緊張するのです。

Kaya家の2012年度の電気料金は月々約120ユーロ。
(これも、かなり高めの料金。ほかの電力会社に代えられない事情があるので悔しい・・・)

この120ユーロという額は2011年の年間料金を
単純に12ヶ月で割って勝手決められたものなので
うちのように電気を暖房に使っていると、
冬の使用量は格段に多いはずですが、
毎月の支払額はそういった事を全く無視しているため同額になっています。

今年は、900kW/hも年間で節電したので、
初めて50ユーロ弱返ってきたKaya家。
まあ、3つあるうちの2つの暖房を今年はは全く使わなかったので、
これくらいは当然でしょう。

ただ、明細をよく読んでみてびっくりしたのが、
払っている税金の名前とその高さ。

再生可能エネルギー法、電力税そして、付加価値税19パーセント
電気料金の4分の1がほぼ税金です。

私がこの家に住みだした12年前は今より節電していなかったのに
電気代はここまで高くありませんでした。
ここ10年でほぼ1,5倍になっているんです。
このまま上がり続けたら・・・・とかなり恐ろしくなりました。

エコな電気を使うことはいいことだと思うけれど、市民の生活の負担も少し考えてほしいなあ。

日本みたいに、毎月検針して支払いたいものですが、
ドイツでは人件費のこともあり年一度にしているようです。

ちなみにうちの電力会社、検針にも人は来なくなり、
勝手にこれくらいでしょう?
というものを送ってきているようなのが今回の手紙で判明。

おまけに来月からの支払いは、
去年より12ユーロ増えました。
節電して、お金が返ってきたのにです!!!

ちょっと納得できないので、明日電力会社に電話して説明してもらわないと。


ふう~ドイツの生活楽ではありません。