Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

懐かしい味。

2014-08-13 | 東のコト・モノ
この間、相方君が仕事へ持っていくために
黒パンのサンドイッチを朝に作ってくれました。

黒パン、バター、チーズ、サラミといたってシンプルなドイツの朝ごはんです。(笑)

このパンを口にした瞬間、懐かしい味がしたんです。
そう、発酵バターの香りとサラミ、チーズ、そして少し酸っぱい黒パンの味は
小学校2年生から3年生を過ごした、東ベルリンの味でした。

今、私が17年もドイツで暮らしているのも、あの頃の1年があったからだと思います。
私にとってのドイツは、今でも東ドイツだったりするのです。(笑)
もうなくなってしまったんですよね・・・。


  

仲良くしていた家族のお兄さんが趣味で写真をやっていたので、たくさんの白黒写真があります。
カラー写真は結構珍しく、学校の友だちと一緒に撮ったらいつも現像して~と言われました。(笑)

これからたまに、あの1年のこと。
小学生の私が経験した事をブログにもたまに書いていこうかな??
と最近思い始めました。

春に帰った時に、当時の先生が私に書いてくださった、
ポストカードがすべて理解できたときはちょっとうれしかったんです(笑)

ドイツ語も、名前と住所しか言えず、ローマ字もあまり書けない小学生が、
鉛筆ではなく万年筆しか使ってはいけない国で
学校に行かなければいけなかったのは、正直かなりのストレスでした。

おまけに、8日目から3ヶ月はベルリンのSバーン、Uバーンを乗り継いで学校に通わなければいけませんでした。

あの頃の、ストレスよりはマシ!と思うと、
結構何でもやってこられた17年です。