
2日目の散歩の後は、時間がない、村の中心から少し離れている
という理由で今まで行きたくても行けなかった、野外博物館へやっと行くことができました。


ここでは、ザイフェンが有名になったライフェンドレーンを今でも見ることができます。

ライフェンドレーンというのは、
鉱石を砕くのに使っていた水車を利用して「ろくろ」を動かして、
木を削り出す製法です。(冬場は電気を使っているという事です)


丸太をバ-ムク-ヘン状に削り込んで、
それを輪切りにすると金太郎あめの様に、
その断面が動物や人形の姿になっているのです。

同じ形状のものを一度にたくさん作り出すことができます。
この技法ができる職人さんの数は、今は約数十人とか。
モチーフを作るのに10分くらいかかるよって職人さんが教えてくれました。
まだ輪切りにされていない、ハリネズミを持って帰ることにしました。
ザイフェンの民家、エルツ地方の家がそのまま展示されています。
水車の建物だけが、もともとここに建っていたそうです。



家の中も、ガラス越しに見る事が出来ます。

おうちで家族で内職仕事していた様子などが展示されています。
冬の厳しい村での生活、炭鉱夫の仕事だけでは生計を立てるのが苦しいので、
家族みんなで木のおもちゃを作るようになったので、暖炉のある部屋には
小さなおもちゃ、絵の具などがありました。




お昼は、身体を温めたくて久しぶりにSolyankaを頼みました。

東ベルリンに住んでいた頃は、いろんなレストランにあったメニュー。
Solyankaはトマトベースのスープです。
ソーセージ、ビーツ、などの根野菜などが煮込まれていて
上にクリームがのっています。寒いときにのお昼ごはんにピッタリです。
その後、いつか買い足したい
Schwibbogen・煙だし人形・くるみ割り人形を見てまわりました。




ゴシックの教会大好きです!!

村の教会の近くあった、木彫りの作品。
午後のKayaとの散歩は、車で少し行ったところにある
チェコとの国境の村まで行ってきました。


炭鉱を見学したくて行ったのですが時間外で閉まっていました。
初夏に来た時のお楽しみという事になりました。


少し歩いて小川を渡るともう違う国!(笑)

一応国境に表示がされていますが、誰もいない村・・・ちょっとさみしい感じです。
2泊3日の旅行、あっという間に過ぎてしまいました。
行ってみたい小さな村がまだまだあるので、
初夏は少し長めに滞在する予定です。
そう、今年はKayaも一緒に行ける休暇を楽しむつもりです。
