Kayaとののんびり生活 どいちゅらんど 

人生の半分ちかくになったドイツ生活のブログです。

住んでいる町のミニチュア模型。

2016-10-17 | ドイツ生活
数ヶ月前から町の陶器博物館で特別展示されている
この町のミニチュア模型を見に行ってきました。



このミニチュア模型を作ったのは、この町の水道工事店の経営者。
本当は建築家になりたかったのだけれど、代々続いている家業を継がなければならず、
建築家への道は諦め、趣味で小さな模型を作ったきたそうです。

70年代から作り始めて、1997年まで写真とスケッチで家をひとつずつ描いて、
この町の建物を1:100もしくは1:87の大きさで再現し、模型を作ったそうです。
もちろん昔の城壁も忠実に作られています。
こうやって全体を観ると、旧市街がどこまであったのかがよく分かります。


本当に綺麗に作られている町並みです。


前に住んでいた家、今住んでいる家もちゃんとある!


友だちのお家も忠実につくられている。


町を東側からみるとこうなっているよな。


とっても細かく作られている模型の街並み。いろいろな角度から町がみられて楽しかったり。


川側からお城の周りを観るとこんな感じ。


個人の方が作られたとっても大きな作品。今回は特別展示で見せてもらう事ができたけれど、
来年の3月の展示が終わったらどうなるんだろう。
今改装中のボロンガロ宮殿に、郷土博物館をまた作ろうという動き
(私が引っ越してきたころは、お城の中に郷土博物館があったのです。)
があるそうですが、どうなるんだろう・・・・

今回の展示をみて、町の歴史を展示する場所がもう一度できればいいなっと思いました。