前の家に住んでいたころにパンクして以来、長い間放置されていた私の自転車。
半年ほど前に相方君がやっとタイヤ交換をしてくれました。
相方君には、錆びていてもう古いんだから、
粗大ゴミに出せと長いこと言われていたのですが・・・
捨てる勇気が出なかった、アンティーク自転車(笑)
婦人用なので、トップチューブが付いていないし。
どんぐりのエンブレム、まぁるいライト、足ブレーキってのが
気に入ってずっと地下室に保管していました。
多分、かなり古いものだと思います。
50年代くらいに作られたものじゃないかと思ったり。
相方くんには、ただのゴミに見える自転車ですが、私はこのレトロ感が好きなのです。
もし、これが壊れて乗れなくなっていたら、
新しい自転車もHollandradと呼ばれる、
これに似たデザインのものにしようって決めていたくらいだし。(笑)
相方君みたいな、マウンテンバイクには絶対しないわ・・・
相方君には、走りにくくないかと言われた足ブレーキ。
高校生の頃に乗っていた自転車が足ブレーキだったので、
慣れていたので、久しぶりに乗っても平気でした。
それより、自転車は車道を走らないといけないという、
ドイツの交通ルールがかなり怖い。
これが、今の町に引っ越してきてから自転車を使わなくなった大きな理由のひとつ。
ドイツに来た頃は、大学まで公園を自転車で走っていたし、
友だちの家に行くのも自転車っていうのが多かったのにな。
今日は、隣のアパートのドイツ人夫婦に、
近くの自分たちのクラインガルテンでお茶をしようって誘われたのです。
歩くと30分以上はかかる距離。
でも、自転車だと15分くらいで行けるし、そこまでの道は車道も広いので、
相方君の後ろをついていくことにってことで地下室から出してきたというわけです。
もう何年も乗っていなかった自転車ですが、やっぱり楽しかった。
大きな公園の中を走りながら気持ちがいいサイクリングでした。
日曜日ということで、車が少なかったのも走りやすかった理由の一つ。
処分せず地下室に残しておいてよかった・・・
仕事をしていないので、昔みたいに友だちにあったり約束もせずに、
ひょこっと遊びに行ったりしたいなって思える心の余裕が出来ています。
シフトの仕事を18年続けてきたことで、
色々となくしたものってあったんだよなって改めて思います。
また、仕事を始めても前みたいな仕事に対する向き合い方とは違うだろうな。
コロナの後の生活の仕方って本当に違ってくると思う今日この頃です。