数年前から、ちょくちょく通っている工房へ
最終日にもう一度行ってきました。
数日前に、友だちからの頼まれものと買い付けで一度行っていたんです。
その時にいいなと思いながら、最終日まで悩みました。(笑)
前から金曜日は、自分のための買い物日にしようと決めていたんです。
いつか欲しいとずっと思い続けているピラミッド。
Hübschさんが作られるお人形が本当に丁寧で綺麗なんです。
小さなお人形でも、本当に色使いも綺麗で。
欲しいなと思い続けている小さなピラミッドでも、
600€は超えるので決心が出来ません(笑)
今回の滞在中3回も通ったので、
今日は1hくらい長居をして色々話すことが出来ました。
統一前から、お父さんがやっておられる工房で木のおもちゃを作って
卸していて、当時はシンプルなおうちの煙り出しの家を製作していたそうです。
これがその作品。シンプルででも窓などが木が貼ってあるのが素敵です。
工房のスタンプがあるわけでもなく、
大きなドレゲノに卸す小さな工房って感じだったそうですが、
その後、ピラミッドを作るようになったそうです。
カール・ミュラーに影響を受けているって言われてとっても納得してしまった。
去年本を読んで、彼の作品が素敵だなって思っていたので。
ピラミッドの色々な装飾に、ドレスデンペーパーが使われていました。
一番大きなこのピラミッドのマルクトとか見ているのが楽しくなる。
本当に細かくて、博物館にいるみたいです。(笑)
そう、博物館でもカールミュラーの作品を今回じっくり見てしまったんですよね。
私の大好きな作家さんのひとりです。
好きには理由があったんだわ!って今日話して納得してしまいました。(笑)
今回、他のお店の人から教えてもらったことのひとつ・・・・
絵付けの中でも顔の絵付け(特に眉毛と口)が本当に難しいらしい。
だから、東の人形のお顔は目が点だったりするのは、
作業が簡単だからって言うのが理由だそうです。
今では、それももっと単純化されてプリントになっているそうですが・・・
Hübschさんのお人形は、お鼻が木で出来ているんです。
それも多分好きな理由の一つだな。(笑)
小さなミニチュアは、
他の工房のを持っているので、
私は大きな人形を一つ連れていくことにしました。
この色合いが綺麗で初めて見た時から、良いなって思っていたんです。
おもちゃ職人さんが作られる作品だけれど、
おもちゃでなく工芸品だなって改めて思いました。