父親が昔使っていた、東ベルリンの地図。
敵対する西ベルリンは、見事に白い!!
旧西ドイツ出身の相方君はびっくりしていました。
そして、もちろん西側の地図も東側は白抜きでした。
ドイツ語・ロシア語そして英語が続きます。
この前の州議会選挙を見ていても、再統一から30年以上経っているのに
『旧東ドイツ』と『旧西ドイツ』の溝が一向になくならず、
むしろ以前より深くなっているのでは?と思います。
再統一を自分の支持率回復と選挙のために、
強行した当時の政府。
そのあとに旧東ドイツ市民へのケアを怠っていたことが、本当に今になって
問題として出てきている感じがします。
私がドイツに来た年は、再統一から7年しか経っていなくて、
再統一によって、両親が失業したという友人が何人かいました。
当時の友人たちが抱えていた、新しいドイツに対しての不満というのが
解消されないまま、若者だった私たちもいい年になり・・・
41年分断されていたドイツ、あと7年で再統一から41年。
この溝が埋まるのだろうか・・・と考えてしまう、今年の統一記念日です。