待ち合わせより30分ほど前に深大寺に到着。お店も開いていないので、さすがに人はまばらでした。
前回は参拝が出来なかったので、まずは自分のペースでゆっくり新緑を楽しんで友人を待っていようと思ったのです。それがその通りになるとは😳待ち合わせ時間が近くなると15分遅れる、また近くなると今度は20分遅れると。まさかの35分遅刻に💦
まるで、待っている間に緑や水を満喫しなさいと導かれているように感じました😆
◉本堂 阿弥陀如来像
気になる〝木〟
本堂を参拝して写真を撮っていて気になったもの、それが写真に写っている〝木〟。
よく見ると、真ん中に「植」の文字があります。
ネットの記事を見つけました。
檀家さんに植木職人さんが多く、その方々が奉納してくれた燭台だそうですよ。ユニーク!
天水華座は、寺紋の桜をイメージして作られた雨水受け。雨水が落ちた時の音色も聞いてみたいと思いました。
◉元三大師堂
慈恵大師(元三大師919〜985)像を安置しています。元三大師は、「がんざんだいし」と読みます。
元三大師は、比叡山の高僧であり、荒廃していた比叡山諸堂の復興など数多くの功績を上げられて比叡山中興の祖として崇められています。
良源(りょうげん)が本名ですが、元月三日(一月三日)に入滅されたことから、元三大師と呼ばれています。言い伝えには、人並外れた霊力と様々な姿に変じて人々を救ったとも。
慈恵大師像は、2メートル近い巨像で、僧侶の姿をした古像としては日本最大だそうです。
元三大師はおみくじの創始者
私たちが全国のお寺や神社へ行くと一度は引いたことがある『おみくじ』は、元三大師が創始者なんですって!
凶の数が多めとの記述もありました。凶が出ると嫌だからいつもはおみくじを引かないといっている友人も、今回は引いてみるといいます。
結果はーー。
私が〝吉〟、友人は〝小吉〟でした。
今回のように〝吉〟と書いてあるからいい運勢(自分がうれしい内容)と思うか、とは違うのですよね。おみくじに左右されるのは他人軸、結果を見ていいもの、悪いものを自分なりに取り入れて生かすのが自分軸になるのでしょうか。一喜一憂しないようにしようと思います😊
元三大師降魔札って何?
立看板の貼り紙にあった「元三大師降魔札」に目が止まりました。
降魔札(ごうまふだ)と読むそうです。
「平安の昔、元三大師が鬼の姿となり、疫病を退散したときの姿を写し取ったもので、『角大師(つのだいし)』などと呼ばれますーー」と説明書きにあります。私の中では、茅の輪、桃守り、アマビエ、ヨゲンノトリに続く、疫病退散のお守り。
江戸時代以降、日本中の家々の入り口に貼られてきたといいますから、認知度高いお守りだったのですね。
◉御朱印
長くなるので、今回はここまでに。
次回に続きます。