7月28日(木) 曇
昨日何回も目を水で洗い、痛みはなくなったがかゆくてしかたない。朝から眼科に行って診察してもらう。一応ウイルス検査は陰性と言うことで細菌によるかぶれのようだと言うこと。一日6回の点眼と一回の軟膏で改善しなければ明日でも、明後日でも来て下さいと言われた。まぁ右目がただれたお岩状態からは脱却してきた。誰かさんから年をとると抵抗力が弱るから・・・と言われてしまったが、こんなことがある度に自分の年齢と向き合うことになる。気持ちは昔とまったく変わらないけど現実的にならざるを得ないのかな?
昨日、部屋の整理をしていると、いつ書いたのかあまり記憶の無い原稿がたくさん出て来た。その昔、社内誌やラジオや挨拶や講演などいろいろやっていた頃の原稿だと思うが、よくこんな事を書いたものだと驚く。
その中からいつ誰のために書いたのかまったく覚えていない原稿を紹介します。
わかれゆく人への応援歌
毎年、出会いがあって別れがある。
人の人生のほとんどすべてが出会いと別れだ。
またどこかで出会うこともあるが、別れた者は日々疎しだ
人は皆誰でも同じ道を辿っている。
だから言葉は何も必要ないのだ。
だけど人はみな一言言いたいものだ。
新しい人生へ船出する者はこだわりを一つ持って行くが良い。
こだわりはなくてはダメだ。だけど多くてもダメだ。
こだわりは一つだけがいい。
それが何かはそれぞれ自分が決めること。
老いて自然に帰る者よ
春夏秋冬季節の営みに同化するが良い。
自分をあるがままに楽しんで行くことだ。
やがて遠い時空のかなたに戻るまで。
いつの間にか遠ざかって行く者よ
人は出会えば必ず離れていくものだ。
気にすることなんて何もない。
去る者は追わず新しい出会いを楽しめばいい。
涙をいっぱい流せばいい。だけど後は忘れることだ。
忘れることは新しい出航のドラの音
しょうもないことをいろいろ書いていた時もあったんだと思いながら、多分自己満足に浸っていたのかもしれない。