”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話(ウォーキング編17-06)

2017年10月12日 12時25分10秒 | 趣味

10月12日(木) 曇

昨日は「隠れた庭園探訪(東海編)」と言う毎日文化センターの講座の第一回と言うことで伊賀の城之越遺跡公園に行ってきました。今回はその報告です。
なお10月8.9日のヨット部OB会の模様には新たに往年のオールドセイラー達の写真をレイア号と共に公開しました。

10月11日(水) 晴

朝9時10分発の近鉄特急に乗り、伊勢中川で乗換て伊賀神戸で下車。伊賀神戸から第三セクターの伊賀鉄道で比土に行きます。周囲は田んぼと畑だけの無人駅です。中部庭園同好会の講師と14人の受講生で田んぼの中を歩くこと10分。城之越遺跡公園に着きます。
このあたりはこの公園管理事務所があるだけです。



ここは古墳時代の遺跡が最近発掘され、五穀豊穣を祈る祭祀跡が見つかったことから全国に知られるようになったようです。この祭祀跡が日本庭園のルーツと言われているのです。泉の水と貼石・立石からなり五穀豊穣の神を崇める祭祀の場として使われていました。その泉から流れる水と石の配置がその後の日本庭園の基礎になっていると言われています。



まぁこれだけを見ては何とも言えないでしょうが泉の水を調節する板や水汲み場には石が階段状に重ねられていたようです。そして写真の下は暗渠と言われ水田に水を引く構造になっていたとのことです。
結構広い遺跡公園ですが訪れているのは我々だけでした。事務所の管理人もチェーンソーで何か作業をしていたようで入場するのに管理人が戻って来るのを待つようなのんびりした所でした。
伊賀地方の水は奈良方面に流れていることやひと山越えれば伊勢神宮があることから古墳時代には豊かな集落があったことが容易に想像できます。現在では陸の孤島とも言える所になっていますが太古の時代はきっと平城京の奥座敷のような所だったのかもしれません。
遺跡公園内を散策して講座終了です。それぞれが弁当を広げて昼食ですが、私は伊賀上野に行く予定でみなさんとは別行動です。もっとも私を含めて4人の方が同一方向に行くと言うことで無人駅に戻ります。一人の方は伊賀上野城に行くと言うことでしたが、残りの二人のご婦人は私と共に芭蕉ゆかりの蓑虫庵に行きたいと言うことで三人で茅町で下車しました。途中のお菓子屋さんのみたらし団子ののぼりを見てちょっと一休み。二人のご婦人も気持ち良く付き合っていただき良かったです。柔らかくて美味しかったですよ。
蓑虫庵は松尾芭蕉の弟子である服部土芳が開いた庵で、数日後に訪れた芭蕉が「みのむしのねを聞にこよくさの庵」と言う句を讃して与えたことが蓑虫庵の由来となったようです。中々風情があります。



入り口もちょっと素敵です。



まぁゆっくり散策して、更に芭蕉の生家に向かうつもりでしたが、みたらし団子を食べた時に財布を忘れたことに気づき、戻ることにしたのですが彼女達もいっしょに行ってくれると言うことでまた三人で元来た道を戻ることに。
それから高速バスの発着する上野市までぶらぶら歩いて行きました。バスの時間を確認して、観光案内所の方に聞いた店で昼食。
財布を忘れて戻ったことで余計な時間を潰してしまったため、他の予定は切り上げて伊賀上野城をお二人に見ていただくことにしました。


西側に築かれた高石垣はこの城の最大の特徴です。まぁぴったりバスの発車時刻に間に合い、少々疲れました。バスではいつのまにか寝てしまいました。まぁ充実した一日でした。

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しんさんのよもやま話(ヨット編17-22)

2017年10月10日 09時47分22秒 | 趣味

10月8日(日)、9日(祝・月)  晴

学生時代のヨット部の同期の仲間が蒲郡に集まりました。今回は11人中8人が来てくれました。まぁこの年になると中々全員が集まれる訳にはいかないようです。和歌山の一人は入院中、宮崎と相模原の二人は奥さんの看病と言うことで欠席。もっとも今まで11人全員が元気でやっていたのだからまぁ体育会系男子はそれなりに丈夫なのでしょう。ちょっと心配なのは今回の言い出しっぺだったのが入院中なのが気がかりです。
8日の昼に宇都宮、福井、松江、大阪、名古屋から8人が集まって、とりあえずラグーナ蒲郡で昼食。その後西浦温泉の宿にチェックイン。まぁ久しぶりに集まって昔話に花が咲いた。舘山寺の合宿所で夜バイクに乗ってスイカを失敬した時のことやら、宇都宮の彼が清水の造船所に弟子入りして和船造りに通った時の話やら、先輩や後輩たちの話やら、クルーザーで和歌山から徳島に行き阿波踊りヨットレースに参加した時の話やらそれぞれの思い出話に花が咲いた。自分の知らなかった話もずいぶんあり、それぞれが卒業後もヨットにいろいろ関わって来た話を聞くことができた。
実は我々同期は卒業後に和歌山にヨットを所有し、それぞれが休みが取れた時に遊びに行っていたことが結構同期の絆を深くしていたような気がする。卒業後大坂近郊には仲間の6人が住んでいたので出来たことかもしれない。まぁ自分は当時は東京だったのでたまにしか行けなかったことで羨ましく思っていたことも思い出した。
まぁ話は尽きることなく秋の夜長も更けていく。

翌日はマリーナに行き、みんなでヨットに乗る。折角オールドセーラーが8人も集まったのにこの日はベタ凪。メインセール、ジブセールを揚げて帆走体制に入ったものの船はノロノロとしか走らない。それでもベタ凪のレースを全員が経験済みなのでまぁ気にすることも無く、また昔話が出て来る。さすがに昔のように歌を歌うことはなかったが昔のレースの話やら・・・である。この日は波もまったく無くて、船のまわりを取り囲むようにスナメリがずっと顔を出してくれる。2時間ほどセーリングしてマリーナに戻る。マリーナのレストランで昼食を取る。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものです。まぁ自分もいつまでもヨットを所有することができないかもしれないが又の再開を約して解散する。いつかはメンバー11人が全員集まれる時がくればいいのですが・・・。もっとも宮崎から宇都宮まで散らばっているし、今度来ると言っている先輩は岩手だしちょっと範囲が広すぎるかな?
一応オールドセイラー達の写真をレイアと共に!


さて明日11日は伊賀の城之越公園に行ってきます。朝9時現地集合が近鉄名古屋駅集合となったので一安心です。まぁ現地解散が1時間延びたけど大勢に影響はなさそうです。

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しんさんのよもやま話

2017年10月07日 13時46分48秒 | Weblog

10月7日(土) 曇のち晴

一昨日に元の会社のOB総会に参加し、久しぶりに昔の仲間と会って来ました。まぁゴルフや俳句で会っている人もいるけど一年ぶりに会った人と近況を語り合うのもまた楽しからずやと言ったところです。もっともこの一年の間に亡くなった訃報にも接して寂しい思いもしました。まぁいつかはみんなそうなって行くこととは言いながら・・・。

そして昨日、今日と御殿場の田舎に行こうと思っていたのですが、残念ながら天気が悪いので中止しました。と言うことで昨日から「第三のチンパンジー」と言う本を読んでいます。第三のチンパンジーとは人間のことです。人間はチンパンジーと遺伝子がわずか1.6%しか違わない生物なのにかくも異なる生物に進化してきたのかと言った内容です。

人間がチンパンジーと種を離れて類人猿となったのが約700年前、それから長い長い時間をかけて道具(石器)を使うようになったのだけれど、それ以上にはあまり進化しなかったようです。それが約6万年前にアフリカにクロマニョン人が出て来て、それまで世界中にいたネアンデルタール人を席巻し、地球上に拡散していった言われています。そしてわずかの間にネアンデルタール人は絶滅してしまいます。そしてクロマニョン人とネアンデルタール人の混血はほとんどなかったと言うことが現代の遺伝子工学から推測されています。なぜ混血はなかったのか?まぁこれにはいろいろな説があるようですが、著者によれば性淘汰がその要因の一つだと言っています。他にも多分ジェノサイド(大量殺戮)もあるような気がします。人類は現代においてもジェノサイドを行なっている訳だし、これはチンパンジーやゴリラなど社会的活動様式の動物にも見られる本能のようなものですから、多分人類の潜在意識の中に眠っているものなのかもしれません。ただ我々は世界共通の倫理観を持っていることがわずかの救いなのかもしれません。

人類の進化は700万年と言う歴史の中でわずか数万年前に言葉を持ち、道具を工夫することを覚え、農業・牧畜と言った定住するようになった訳です。そして現在我々の生活様式と言えるものは高々数千年のことなのです。まぁこれから1万年後にはどうなっているのかまったくわかりませんが多くの生物が隆盛と衰退を繰り返してきた歴史をみればクロマニョン人を祖先とする人類は絶滅しているかもしれません。まぁその頃には生体移植によって出来上がったサイボーグ的人類が支配する社会になっているのかもしれません。

まぁ地球の未来を考えたり、宇宙の未確認生物を考えたりするのも秋の夜長には良いかもしれません。
最後に一つ問題です。どうしてユーラシア大陸とアメリカ大陸においては文明の差が生じ、アメリカ大陸のアステカ帝国やインカ帝国は滅ぶことになったのでしょうか?同じ遺伝子を持ち、同じように進化してきたはずなのに大きな違いが生じた根本的な要因は何なのでしょうか?

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しんさんのよもやま話

2017年10月04日 10時40分36秒 | Weblog

10月4日(水) 晴

今日は十五夜です。昨夜は雲の切れ間から良く見えましたが今夜はどうでしょうか?晴れていれば名月が見えることでしょう。

ところで今週、来週は予定が飛び飛びにあって御殿場の田舎に行くことができません。と言うことでいろいろ調べ物をしています。百名城巡りのため来月沖縄に行くことにしたので、3つのグスク(今帰仁城、中城城、首里城)を更に調べ直しています。まぁ他にもいろいろ。

それもあるけど今月から東海地方の隠れた庭園を探訪する講座にも参加することになり、その第一回が伊賀の城之越遺跡庭園で行われることになっています。城之越遺跡庭園は古代の祭祀の場所で「斎庭(さにわ)」と呼ばれているようです。日本庭園のルーツとも言われ、前期古墳時代に造られた神を崇めるための遺構のようです。平成になってから発掘された遺跡なのであまり知られていないと思いますが作庭家の間では良く知られているようです。実は私も昨年の作庭家の庭園講座で写真と説明を聞きました。そして今回、現地で作庭家による解説を聞きながら実物を見る講座があったので参加することにしたのです。
地図を調べてだいたいの場所はわかったのですが、さて来週水曜の朝9時現地集合と言うことでどう行くか思案中です。最悪は車で行くことになるけど、できれば電車で行きたいのです。最近車の長距離運転は結構疲れるので・・・。

伊賀を訪れるのは伊賀上野城訪問以来になります。午前中で講座が終わり現地解散と言う事なので午後は少し近隣を散策したいと思います。松尾芭蕉ゆかりの場所など行ってみようかな?伊賀には会いたい人達もたくさんいるけど・・・まぁ昔をいつまでも引きずっても男子たるものですね。

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しんさんのよもやま話

2017年10月02日 14時58分59秒 | Weblog

10月2日(月) 曇のち雨

昨日は知り合いのバーのマスターの紹介で京料理居酒屋「小原」でハモと松茸のしゃぶしゃぶを食する会に参加させていただきました。
ずいぶん前にハモの湯引きを食したことがありましたが少々骨が混ざったようなジャリジャリ感があったのが自分にはちょっと・・・と思ってました。ところが今回はすべて骨が抜いてあったようでほんとうに美味しくいただけました。湯引きもしゃぶしゃぶもたくさん食べれた上に松茸も良い香りです。土瓶蒸しの汁でハモのしゃぶしゃぶの美味しいこと、最高でした。松茸もいっしょに食べてまぁ何とも言えぬ気分にさせていただきました。おかげでお酒もちょっとのつもりが少々飲み過ぎたようです。気分が良くなり過ぎて少し騒ぎ過ぎたと今朝は反省。

まぁたまにはこんな贅沢もいいですよね。最近は美味しい料理屋に連れだって行くこともなくなったので久しぶりでした。年をとってくるとだんだん付き合いも狭くなるし、年寄りばかりでもこんな機会がないと楽しく飲むことも無くなりそうなので良かったと思います。
さて今日は俳句の会があります。昨日から考えて考えてなんとか5句作りました。自分でも駄作ばかりだなぁと思いつつ、まぁしかたなく出かけることにします。

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しんさんのよもやま話(ヨット編17-21)

2017年10月01日 09時55分12秒 | 趣味

10月1日(日) 晴

9月30日(土)
この日はH木氏の同級生4人を迎えてのクルージング。朝は波は無いものの北風が強い日で少々肌寒い。折角大垣から来ていただいたゲストのみなさんを乗せて佐久島に向けて出航。風が強いのでジブセール1枚でも結構スピードが出ます。出入港以外はエンジンを使わず帆走のみでも2時間で佐久島に着きました。風が強くて波がほとんどないので船のスピードが落ちないことと佐久島に向かってアビーム(横風)の風だったため帆走しやすかったことが帆走だけで2時間弱で到着できた要因です。
佐久島では昼食を獲ったあと海釣りセンターに行き魚釣り開始です。あまり釣れないだろうと思っていたのですが、この日は小アジばかりが良く釣れます。他にもセイゴ、カサゴ、メバルなど結構釣れました。先週はイワシが多かったのですが今回はイワシは数匹どまりで小アジばかりが良く釣れます。全体で50~60匹ぐらい釣れました。私は大きなアイゴが釣れたのですが大き過ぎて水面から上に上げることができません。水面を泳がせながら疲れさせて上げようとしたのですがバシャバシャと泳がせている間にハリごと持って行かれてしまいました。アジサバ釣り用の針なので大きな魚には持って行かれてしまいます。まぁでも海釣りセンターにいる人達には魚の姿をお見せすることができたし、釣り上げた所でアイゴは背びれに毒を持っているので下手に触れない恐さがあるので良かったかなと思います。M島氏の弁によれば白身の美味しい魚だと言う事ですが・・・?
ともかく大漁に満足しながら午後3時には佐久島を離岸しました。午後は強い西風に変わり波も出てきたので帆走だけでマリーナに向かいました。風下に向かって走る船は波に揺られてローリングするためM島氏は船上で釣れた魚の下処理をあきらめたようです。結局マリーナに着いてから下処理をしたため1時間半ぐらいでマリーナに帰港出来たけど、船の後片付けと魚の処理で時間がかかってしまいました。まぁそれでも午後6時前には帰ることができたからいつも通りです。
これからは日が落ちるのがどんどん速くなるので帰港の時間を早くしなければなりません。

以上、昨日のヨットクルーズの報告でした。そしてもう今日からは10月です。そろそろ私のヨットシーズンも終わりに近づいてきました。そろそろ冬に備えてやることを考えておかないと自閉症に陥りそうです。毎年のことですが自分のバイオリズムは寒い時期に落ち込む傾向があるので、動き続ける何かがないと・・・。と言いながら本ばかり読む毎日になるかもしれません。

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