現在D&D3rdのキャンペーンに参加してます。
ぶっちゃけ私は「旧D&D」に対してはアンチです。
ちぐはぐで大雑把なルールで古臭いだけのゴミシステムだと思います。
今でも思ってます。
でも、3rdになってずいぶんと洗練されました。
技能や特技でキャラごとの行動スタイルに、とんでもなく幅広いバリエーションを持たせられるようになりました。
でも、まぁ、やっぱりD&Dだなという欠点は感じます。
後で散々褒めるつもりなので今は文句を書きますよ。
まずは、なにもかもが大掛かり過ぎますね。
ルールブックはデカイわ、重いわ、値が張るわ。しかも山ほど分冊が出る。
戦闘時にはマス目ボード出して、メタルフィギュア置いて、変動しまくる修正値をメモしながら計算機片手にダイス振り。
軽く1シナリオ…というには面倒過ぎ。
新規で入るには物量の問題としての壁がまず立ちはだかります。
でも、これはユーザーを古くからのD&Dプレイヤーを当て込んでるフシもあるので、いい年齢こいた奴らなら懐もそれなりにあるとの計算もあるのでしょう。
でも、個人的に最も問題なのは「時間」がかかり過ぎるトコだと考えています。
このシステムでは、自分のキャラクターを成長させ、カスタマイズするのが楽しさの根幹だと思うのですが、そのためには成長させていくプレイ時間が必要になるんですな。
私はキャンペーン途中参加組で、スタート時点からそれなりのポイントをもらえたので、派手なカスタマイズを最初から楽しむことが出来ました。
これは単純に短気な私には1レベルの「何も出来ない」状態から始めるのがかったるいと感じるだけで、最初からじっくり育てていく楽しさがあるのも否定しません。
ただ、このシステムは完全にキャンペーン前提になってます。
キャラクターは技能によるユニット特化が激しいから、ストーリー・キャラ個性へのルールフォローはお粗末なものです。
「成長させる」要素がなけりゃ、ただの味気ない役割分業システムでしかありません。
そんなわけで、途方も無い時間と手間隙を投入する覚悟が無けりゃ、到底楽しめない作りになってます。
昔ね、1レベルスタートで半年キャンペーンがありました。
「成長すれば強くなる」それは何レベルくらい?
「6レベルになれば〇〇が出来る」半年でそこまで行けるの?
結論から言うとペース的に無理でした。
絶対に届かないゴールを励みに出来るほど、私はマゾでも信者でも無かったのでリタイヤしました。
私の態度の問題点はさておくとして、とにもかくにもD&Dのポイントは「成長」に尽きます。
逆に言えば、たいして成長できないのならやる価値はありません。時間の無駄です。
コンベンションで1回こっきりなんて無駄もいいとこ。
それで「D&Dの楽しさを伝えたい」なんてお花畑の戯言です。おまえ20面ダイス振りたいだけだろと。ダイス素振りの楽しさを伝えたいと素直に言えと。
なら、じゃんじゃん成長させりゃいいじゃんかー、ミッション経験点山盛りだー、としたくもなるのですが、経験点もルール上しっかり決まってるようです。
自分のレベルと比較して、弱い敵を倒したならしょぼく、強い敵を倒せばいっぱい入ります。
つまるところ毎回スリリングな戦闘が楽しめると言えば聞こえはいいですがね、苦労したワリに見入りはさっぱりというしみったれた作業を延々くり返すという、ヒマを持て余したマゾ仕様になる可能性が山ほどあるとも言えるわけで。
このへんはかったる過ぎて電源系ゲームにまったく及びません。
こちらが強くなれば、当然敵も強くしないと成長しない。
敵が強けりゃそのぶん数値もデカくなります。
攻撃力も回数もHPもデカイ数値が乱舞します。
おまけにヘンテコな特殊能力、戦闘スタイル、状況に応じて変化しまくる各修正。
GMは電卓とルールブック抱えて頭をフル回転させないと追いつきません。
当然プレイヤー側だって出来ることが増えたぶん、手間ヒマも激増します。
毎回、会議か討論会のように頭を使って「あと何回コレを繰り返せば上に上がれるんだ…」と地道な作業を続けていくのです。
敵を逃がしちゃうと経験点入らないし。敵がどんなに強くても殲滅しないとモトがとれません。
うわー大変だ。
つまるとこ、プレイヤーがキャラクターと一体になって工夫と忍耐を重ねながら、修行していくようなルールシステムなんですな。
それだけに、キャラクターが成長して自分の思い描いていたままの活躍が出来るようになると、その楽しさも別格でしょう。
つーかそのくらい報われないとやってられんだろ。
そろそろ、今日のいちゃもんをまとめます。
こんなに苦労して育ててきてるプレイヤーキャラクター達なんだから、彼ら・彼女らの長所を封じるような戦闘をふっかけるのは止めましょう。
具体的には…「ナイト・オブ・ザ・カリス相手にはデーモンは出さない」とか、そんな姑息なイジワル。
でもウチのGMにはそんな心配はしてません。
ここぞとばかりに喜んで出しますから、あのGM。
全力を出させきって、その上で派手にやり合うの好きみたいだし。
デカいデーモンどっかんどっかん出して、どっかんどっかん殴ってきて、どっかんどっかん粉砕されてますから。
それはもう、どっかオカシイんじゃないかというくらいの景気の良さで。
「ダイス素振りの楽しさ」を思い知らされましたよ。
すげー楽しいですよ。はい。
ぶっちゃけ私は「旧D&D」に対してはアンチです。
ちぐはぐで大雑把なルールで古臭いだけのゴミシステムだと思います。
今でも思ってます。
でも、3rdになってずいぶんと洗練されました。
技能や特技でキャラごとの行動スタイルに、とんでもなく幅広いバリエーションを持たせられるようになりました。
でも、まぁ、やっぱりD&Dだなという欠点は感じます。
後で散々褒めるつもりなので今は文句を書きますよ。
まずは、なにもかもが大掛かり過ぎますね。
ルールブックはデカイわ、重いわ、値が張るわ。しかも山ほど分冊が出る。
戦闘時にはマス目ボード出して、メタルフィギュア置いて、変動しまくる修正値をメモしながら計算機片手にダイス振り。
軽く1シナリオ…というには面倒過ぎ。
新規で入るには物量の問題としての壁がまず立ちはだかります。
でも、これはユーザーを古くからのD&Dプレイヤーを当て込んでるフシもあるので、いい年齢こいた奴らなら懐もそれなりにあるとの計算もあるのでしょう。
でも、個人的に最も問題なのは「時間」がかかり過ぎるトコだと考えています。
このシステムでは、自分のキャラクターを成長させ、カスタマイズするのが楽しさの根幹だと思うのですが、そのためには成長させていくプレイ時間が必要になるんですな。
私はキャンペーン途中参加組で、スタート時点からそれなりのポイントをもらえたので、派手なカスタマイズを最初から楽しむことが出来ました。
これは単純に短気な私には1レベルの「何も出来ない」状態から始めるのがかったるいと感じるだけで、最初からじっくり育てていく楽しさがあるのも否定しません。
ただ、このシステムは完全にキャンペーン前提になってます。
キャラクターは技能によるユニット特化が激しいから、ストーリー・キャラ個性へのルールフォローはお粗末なものです。
「成長させる」要素がなけりゃ、ただの味気ない役割分業システムでしかありません。
そんなわけで、途方も無い時間と手間隙を投入する覚悟が無けりゃ、到底楽しめない作りになってます。
昔ね、1レベルスタートで半年キャンペーンがありました。
「成長すれば強くなる」それは何レベルくらい?
「6レベルになれば〇〇が出来る」半年でそこまで行けるの?
結論から言うとペース的に無理でした。
絶対に届かないゴールを励みに出来るほど、私はマゾでも信者でも無かったのでリタイヤしました。
私の態度の問題点はさておくとして、とにもかくにもD&Dのポイントは「成長」に尽きます。
逆に言えば、たいして成長できないのならやる価値はありません。時間の無駄です。
コンベンションで1回こっきりなんて無駄もいいとこ。
それで「D&Dの楽しさを伝えたい」なんてお花畑の戯言です。おまえ20面ダイス振りたいだけだろと。ダイス素振りの楽しさを伝えたいと素直に言えと。
なら、じゃんじゃん成長させりゃいいじゃんかー、ミッション経験点山盛りだー、としたくもなるのですが、経験点もルール上しっかり決まってるようです。
自分のレベルと比較して、弱い敵を倒したならしょぼく、強い敵を倒せばいっぱい入ります。
つまるところ毎回スリリングな戦闘が楽しめると言えば聞こえはいいですがね、苦労したワリに見入りはさっぱりというしみったれた作業を延々くり返すという、ヒマを持て余したマゾ仕様になる可能性が山ほどあるとも言えるわけで。
このへんはかったる過ぎて電源系ゲームにまったく及びません。
こちらが強くなれば、当然敵も強くしないと成長しない。
敵が強けりゃそのぶん数値もデカくなります。
攻撃力も回数もHPもデカイ数値が乱舞します。
おまけにヘンテコな特殊能力、戦闘スタイル、状況に応じて変化しまくる各修正。
GMは電卓とルールブック抱えて頭をフル回転させないと追いつきません。
当然プレイヤー側だって出来ることが増えたぶん、手間ヒマも激増します。
毎回、会議か討論会のように頭を使って「あと何回コレを繰り返せば上に上がれるんだ…」と地道な作業を続けていくのです。
敵を逃がしちゃうと経験点入らないし。敵がどんなに強くても殲滅しないとモトがとれません。
うわー大変だ。
つまるとこ、プレイヤーがキャラクターと一体になって工夫と忍耐を重ねながら、修行していくようなルールシステムなんですな。
それだけに、キャラクターが成長して自分の思い描いていたままの活躍が出来るようになると、その楽しさも別格でしょう。
つーかそのくらい報われないとやってられんだろ。
そろそろ、今日のいちゃもんをまとめます。
こんなに苦労して育ててきてるプレイヤーキャラクター達なんだから、彼ら・彼女らの長所を封じるような戦闘をふっかけるのは止めましょう。
具体的には…「ナイト・オブ・ザ・カリス相手にはデーモンは出さない」とか、そんな姑息なイジワル。
でもウチのGMにはそんな心配はしてません。
ここぞとばかりに喜んで出しますから、あのGM。
全力を出させきって、その上で派手にやり合うの好きみたいだし。
デカいデーモンどっかんどっかん出して、どっかんどっかん殴ってきて、どっかんどっかん粉砕されてますから。
それはもう、どっかオカシイんじゃないかというくらいの景気の良さで。
「ダイス素振りの楽しさ」を思い知らされましたよ。
すげー楽しいですよ。はい。