いぬのChoco.との暮らし方

罰や叱りを使わず、 動物福祉に則った犬との暮らし方を綴ります♪

口の周りを触れるように

2022-07-26 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
犬といっしょのゲームは楽しいけれど、
ゲームを普段の生活にも役立てればなおよいってことで…。

Choco.さん、我が家に来た時は
イヤダのサインは手の届かないところまで離れる。
だったので、お手はできなかったし、歯みがきなんかはもってのほか!
爪切りを一生トリマーさんにお任せだったのは、
爪が黒かったせいもあったけど、お手すらできなかったなごりです。
逃げたら最後そのまま捕まえられないんじゃないかと
怖くなって散歩を断念したオットの気持ちもよくわかります。

それで、クリッカートレーニングをするようにしたんです。
Choco.は楽しいことは嫌いじゃなかったし、
おやつをもらえるならと頑張ることもできたし、
なにより、おやつは投げることもあったけれど、
おやつを手から食べるってことも
Choco.にとっては大事なことだったから。

Chin Rest

手に顎を乗せる。ただそれだけ。
なぜかフセの状態。神妙な顔(笑)
できるとかわいいってほどでもないけど、
この状態で、口のあたりが触れるようになれば儲けもの。
ただ、Choco.の場合はそう簡単にはいかなかったけど、
この状態で手を動かさず時間を伸ばすだけ、から。
何事も、Choco.のペースで…ね。

そのうちには、口の周りを触っても大丈夫になりました。
歯みがきまではもっとかかったけど、
生食で骨を食べてたおかげで、歯ブラシ使わなくても
そこそこ歯はきれいに保てたもんで助かったんでした( ̄∇ ̄)

Choco.はできないことは多かったけど、
だから困ったことだらけ、ってわけでもなかったんです。
ふしぎと代替できることもあったりしたから
それってものは考えようってことなんじゃないかな?

虐待されてたから、社会化不足だったから、しつけは必要だった。
ただ、それ以上にしつけで怖い思いをさせたくなかった。
ってことから始めたクリッカートレーニング。
その後、犬の森で動物福祉と古典的条件づけの理念を学び、
青木先生からABAの基礎を学び、これらが私たちの暮らしやすさを増し増し。
今思い返すとChoco.との暮らしでは「叱る」は排除されていってました。
飼い主としてもこんな犬育てができたことを幸せだったなぁと思っています。

ヒマラヤスギ
秋にはシダーローズになるスギだけど、松ぼっくり?


今日は朝から豪雨と雷でした。
みけちゃんが雷にビックリして箪笥の上に逃げていきました。
あしたも発雷の恐れありだって。

音が怖い子多いので、逸走には気をつけてあげてくださいね。




行動ばかりに目が行きがちだけど

2022-07-25 | 叱りも罰もない犬との暮らし方
公園から富士山が見えました。



Choco.がうちに来ることになったのは
「一日中吠えている犬がいる」という苦情からでした。

どんなに大変なんだろうと思っていたのですが、
実際はうちに来たら家で吠えることはほとんどありませんでした。

ところが、散歩中は人に吠え、犬に吠え、バイクに吠え…と
普通でいう問題行動のオンパレードでした。

最初のうちは「NO!」ってよく言ってました。
今日はうまくいくかと、近づけておいて…うまくいくはずないのにね。

ぶっちゃけ話すと、問題行動という認識までこじれる犬の「行動」は
目に見えますが、分析すべきではない行動であり、
行動を変えようとするからさらにこじれたり、
犬からの信用をなくしたりするね、と考えています。
レスポンデント行動だから。
だから大切にしたいのは、
シグナルを見て何を感じているのかを
素早く判断出来るようにすること。
落ち着けたり、距離をとったり。
そうして行動が出ないように、消えるように働きかけます。
だからそのために、飼い主は犬の好子であるように。
それを妨げるような方法は断固NG を突き付けたいです。
  (犬の森 夏目真利子先生の座学でのお話から…2015/7/25)

こういうことだったんですよね。

まず、「NO!」をやめました。
だって、「NO!」って何?ですもんね。
いつもはやさしいママが、こういう時だけ怖い顔するし、
じゃ、どうすればいいのかは教えてくれないし…。
それって、Choco.になんて不親切だったんでしょう💦

どうすればいいか、
一つ一つの行動に当てはめていくのはとても大変。

そんなときのオールマイティな取り組みが
「名前を呼んでおやつ」です。

名前を呼んでおやつを
他の犬が遠くにいるときに、
人がそばに近づいて来る前に、
バイクが止まっているそばで…。
よくやってました。

犬が落ち着いていられるときに
あちこちで何度もやるのがいいのですよ。

今日は大丈夫かも…なんて時はほぼないので、
そういうチャレンジは一切やめて
大丈夫な時に、たっぷりと安心を増やしておくことで
いつの間にか、大丈夫になっていくものです。

Choco.もそう。
対象物から遠く離れて、においで確認しつつ…。
ずいぶん長くかかりましたが、
そのかわり、しっかりと身につきましたよ。

オクラの花に似ているけど、
ローゼル
赤い実は、栄養成分がたっぷりで
女性にうれしい効能があるそうです。

名前を呼んでおやつってなに?って思ったら…
 

今日の朝んぽ

2022-07-24 | Choco.さんとのこと

4時過ぎに目が覚めたので、
今日はChoco.とよく行った場所に…

写真よりも薄暗くて
ひとりではちょっとねって思った。
ハグロトンボ
ハスの花はもう終わり~。
朝一番の雲
Choco.の横顔みたいな雲
背中に小さな羽があるみたい…。
私が見るとそう見えたんだから。

黙々と歩くのは性に合わないから
だらだら歩いています。
なので、あんまり人のいない場所。
明日は娘のお弁当作りがあるので、
近場かなぁ…。

懐かしい写真

2022-07-23 | Choco.さんとのこと
Choco.と横浜散トレに行き始めてから
1年くらいして、小田原散トレ、基礎トレにも
行くようになりました。

横浜では、青空ランチしたこともありましたが、
小田原では、散トレ後のお楽しみがあって、
それが、三政屋さんの自慢焼と
突撃チャーリーショップでした。
どちらもChoco.にとって最強の強化子でしたね。
海からの帰り道は必ず三政屋さんへの道に行くし、
集合場所に戻って自慢焼を食べる、だったから
我先にと集合場所に入っていく。
そして、私から自慢焼の皮の部分をもらう。

チャーリーショップもよく立ち寄りました。
良質のおやつがあるので、それを買って帰ることが多かったです。
そして、ちょっとこわごわだけど、おしょうさんから
おやつをもらう。
この時は抱かれちゃったので、眼が点になってたけど。

あの頃は「怖くて吠える」一辺倒だった私の理解度だったけど、
ひょっとしたら別の理由もあったかもなぁ…。
そうやって飼い主も育つんだからね。
よい学びに出会えたことに感謝です。

今日の散歩途中。
柿に実がなり始めてました。


ウォーキングはお散歩じゃないから

2022-07-21 | 日記
そう思って、
今朝はChoco.とよく行ってた遊水地田んぼ方面をぶらぶら歩いてきました。
ここでにおい嗅いでたなぁ、
ここでノーズワークしたなぁ、
川をのぞき込んでたなぁ、
水路に飛び込んだなぁ…。
2017年ころ
いろいろと思い出されました。

だらだら歩くのなら少しはましかな?って思った。
Choco.がいないのはさみしいけど、
歩いていて思い出して涙が…はなかったから
大丈夫かな?


遊水池田んぼ方面に行く途中の小さな神社に
猫の親子がいました~。
仔猫は素早く隠れちゃったけどね。
こういうの見ちゃうと気になるんだよねぇ…。



曇っても蒸し暑いね